先週オーストリアのウイーンでエルステバンクオープンテニス(ATP-500)が開催され日本からは錦織圭が参戦しました。
錦織は来月行われるATPファイナルへの出場を狙っていますが、現在この順位はイズナーに続いて10位となっています。上位8名に入らないといけないのですが、4位のデルポトロが怪我で欠場を表明していますので、9位に入れば出場できるわけです。
そこで錦織は厳しい日程ですが、先週のエルステオープンと今週の最終戦であるパリマスターズ(ATP-1000)で良い成績を残そうとしています。
エルステバンクオープンでは、錦織はアメリカの20歳ティアフォーとの1回戦で始まりました。やはりこれからが期待される若手はビシビシと厳しいショットを打ち錦織もやや悩まされ1セットはタイブレークでやっと取りました。
ところが2セットは5-7で取られファイナルセットとなりましたが、このあたりでやっと錦織らしさが出て6-2で取りやや苦労しましたが何とか突破しました。
2回戦はロシアの22歳カチャノフとなりましたが、過去2敗している嫌な相手でした。しかしここに来てやっと錦織の良さが出てきて、6-2、6-2とストレートで勝ち上がることができました。また当面の目標であるイズナーがこの2回戦で敗れ、ファイナル出場にやや近づいた結果となりました。
さて準々決勝はオーストリアの地元であり、今回第1シードとして出場しているティエム戦となりました。世界ランキングも7位と良い位置につけており、苦戦が予想されましたがティエムの調子が非常に悪いのです。
こういったトップ10の選手はミスが少なく、よく拾うのが普通ですが、ティエムはネットにかけたりアウトしたりと全く安定していませんでした。錦織の調子が非常に良いわけではないのに、いわばティエムが自滅する感じで6-3、6-1とあっさり勝ってしまいました。満員の観客もがっかりしたことでしょう。
この大会はシード選手が次々に敗れ、準決勝は71位のククシュキンとなりましたが、これまで錦織が7戦全勝の選手です。この試合は6-4、6-3と順当に勝ちいよいよ決勝戦となりました。
決勝の相手は南アフリカの32歳、203センチという長身のビッグサーバーであるアンダーソンになりました。彼は30近くなってからストロークが安定し、明らかに強くなりランキングも8位につけています。
サーブは相変わらず210キロを厳しいコースに決められ、錦織が付け入るスキがありませんでした。1セットは長いジュースとなったゲームでリードされ、6-3で取られてしまいました。
2セットは錦織も良いショットを出していましたが、ブレークすることができず6-6のタイブレークにもつれ込みました。これをおしいところで落とし準優勝となってしまいました。
それでもファイナル出場には1歩近づきましたが、決勝戦9連敗という最後の弱さを出したことになります。もうパリマスターズが始まりましたので、1つでも多く勝ってファイナル出場を果たしてほしいものです。
錦織は来月行われるATPファイナルへの出場を狙っていますが、現在この順位はイズナーに続いて10位となっています。上位8名に入らないといけないのですが、4位のデルポトロが怪我で欠場を表明していますので、9位に入れば出場できるわけです。
そこで錦織は厳しい日程ですが、先週のエルステオープンと今週の最終戦であるパリマスターズ(ATP-1000)で良い成績を残そうとしています。
エルステバンクオープンでは、錦織はアメリカの20歳ティアフォーとの1回戦で始まりました。やはりこれからが期待される若手はビシビシと厳しいショットを打ち錦織もやや悩まされ1セットはタイブレークでやっと取りました。
ところが2セットは5-7で取られファイナルセットとなりましたが、このあたりでやっと錦織らしさが出て6-2で取りやや苦労しましたが何とか突破しました。
2回戦はロシアの22歳カチャノフとなりましたが、過去2敗している嫌な相手でした。しかしここに来てやっと錦織の良さが出てきて、6-2、6-2とストレートで勝ち上がることができました。また当面の目標であるイズナーがこの2回戦で敗れ、ファイナル出場にやや近づいた結果となりました。
さて準々決勝はオーストリアの地元であり、今回第1シードとして出場しているティエム戦となりました。世界ランキングも7位と良い位置につけており、苦戦が予想されましたがティエムの調子が非常に悪いのです。
こういったトップ10の選手はミスが少なく、よく拾うのが普通ですが、ティエムはネットにかけたりアウトしたりと全く安定していませんでした。錦織の調子が非常に良いわけではないのに、いわばティエムが自滅する感じで6-3、6-1とあっさり勝ってしまいました。満員の観客もがっかりしたことでしょう。
この大会はシード選手が次々に敗れ、準決勝は71位のククシュキンとなりましたが、これまで錦織が7戦全勝の選手です。この試合は6-4、6-3と順当に勝ちいよいよ決勝戦となりました。
決勝の相手は南アフリカの32歳、203センチという長身のビッグサーバーであるアンダーソンになりました。彼は30近くなってからストロークが安定し、明らかに強くなりランキングも8位につけています。
サーブは相変わらず210キロを厳しいコースに決められ、錦織が付け入るスキがありませんでした。1セットは長いジュースとなったゲームでリードされ、6-3で取られてしまいました。
2セットは錦織も良いショットを出していましたが、ブレークすることができず6-6のタイブレークにもつれ込みました。これをおしいところで落とし準優勝となってしまいました。
それでもファイナル出場には1歩近づきましたが、決勝戦9連敗という最後の弱さを出したことになります。もうパリマスターズが始まりましたので、1つでも多く勝ってファイナル出場を果たしてほしいものです。