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新型コロナは本当に恐ろしいウイルスか

2021-01-22 09:16:51 | 時事
新型コロナ感染症は増加傾向にあり、2回目の緊急事態宣言が出されましたがあまり収束する気配がありません。

特に私は感染拡大が夜の飲食によって起きるという、専門家の判断に疑問を持っていました。通勤では混雑しており、多くの人が出ている状況では収束するのは難しい気がします。

新型コロナについての私の考え方は、このブログでも何回か示したようにインフルエンザと同じように共存するというのが良い方向と思っています。先日のプレジデントに珍しく私と同じような考えの記事が出ていました。

この根拠としては、コロナでほぼ1年が経過し、その死者が4000人余りに対して、コロナ以外の肺炎での死者数が10万人を超えるというものでした。日本の年間死者数は120万人程度ですので、死因の上位は数十万人となり、肺炎が10万人になるというのも納得できる数字です。

当然ここでもインフルエンザと比較しており、3000人と言われているが、コロナと同じように関連死まで含めれば1万人を超えるとしています。テレビで有識者が言っていた数字でどの程度正しいか分かりませんが、コロナ死者の平均年齢が79歳という発言がありました。

コロナは高齢者がリスクが高いといわれていますが、これほど死者に超高齢者が多いのではコロナが原因ではなく誘因ではないかと思っています。死亡率の低いコロナでは、感染者数よりも重症者数で判断すべきとしています。

この意見に賛成の私でも、毎日3時ごろに発表になる東京都の感染者数が気になっていますので、やはりマスコミの力は大きいようです。

この記事ではフレーミング効果という現象を使って問題を提起しています。フレーミング効果は心理学で使わる用語で、「問題の提示の仕方が考えや選別に不合理な影響を及ぼす現象」と定義されています。

例えば医師に対して、A:1か月後の「生存率」が90%と提示した場合と、B:1か月後の「死亡率」が10%と提示した場合で、医師が手術を選ぶかを実験しました。

これは表現が異なるだけで同じことをいっていますが、Aと言われて手術を行った医師が84%いたのに対し、Bといわれるとそれが50%に減るという結果でした。生存率というフレームで考えるか、死亡率というフレームで考えるかで医師という専門職でさえ判断が変わるという実験でした。

コロナの場合「感染者数」というフレームを選択すると、感染者を減らすことが最大の目標になり、そのためにはどんな市民の生活の制限もいとわなくなります。

そこで一旦できたフレームを変えることは難しいのですが、「重症者数」というフレームに変えるべきと主張しています。

この辺りはワクチン接種が始まっても感染者数が減らなかった時ぐらいにしか、フレーム変更はできないような気がしています。


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