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新型コロナはなぜ減少・再拡大は

2021-09-27 10:27:25 | その他
このところコロナの感染者数は、急激に減少し収束に向かっているといえそうな感じです。

以前このブログにも書きましたが、なぜ減少しているのか明確に説明できる専門家はいないようです。東京都の感染者数の推移を見ながら、この減少の理由を考えてみます。

7月初旬では700人程度と落ち着いていましたが、急激に拡大が始まり8月15日には最大の5700人に達しています。次の週が最も多かったのですが、そこから減りはじめ9月下旬に400人まで減少しました。

この間ずっと緊急事態宣言は続いていましたので、同じ対策で急増しその後収束したことになります。拡大したことは、オリンピックで自粛ムードがなくなったとか、あまりにも長い宣言で嫌気がさしてきたなど説明できるのですが、減少は難しいころです。

確かにワクチン接種の効果は少しはあるかもしれませんが、この2か月ではそれほど増えておらず、現在でも50%を少し超す程度です。ワクチンによる集団免疫が出るには70%程度の接種率が必要とされていますので、まだまだそういった効果が出るとは思えません。

このブログでは、若中年層があまりにも増えたので意識が変わったことで減少したのではないかと書きましたが、そういったことでここまで減ることはなさそうです。

ウイルスが変異して減少したということも考えにくい気がします。ウイルスの変異はあくまで突然変異ですので、個別に生じ感染力が弱い変異も出ますが、それはそのまま消えるだけで感染力の強いウイルスに置き換わることはあり得ません。

そうすると残るのは季節的要因ということになります。実際昨年も7月初旬から第3波となり増加しましたが、9月上旬にはかなり落ち着いてきました。ただし私の記憶では昨年の夏と今年では暑さや雨の具合などかなり違っていたような気もします。

しかし昨年は流行しなかったインフルエンザですが、例年は11月ごろから増え始め2月ぐらいがピークとなり、多い年では1000万人ぐらいが感染しますが、4月ごろにはほぼ収まってしまいます。

インフルエンザには何も感染対策などしないのですが、不思議と春には収まるのが現在までの傾向です。ウイルスにはこういった季節性の増減があるとすると、コロナもそれに従っているだけかもしれません。

つまり現在皆がやっているマスクや手洗い、消毒などの感染対策をすれば行動制限などしなくても収まってくるものかもしれません。そう仮定すると、昨年同様に11月ぐらいから次の波が来そうですが、それまでにはワクチン接種が進み、集団免疫ができるのかもしれません。

この考え方が正しい保証はありませんが、何の効果もないと証明された緊急事態宣言などは、一刻も早くやめるというのは間違っていない気がします。


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1 コメント

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Unknown (流人)
2021-09-27 15:43:55
急激な感染者減少…⁉

元々 フェイクニュースで感染者数を操作していたなら合点がいきます。
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