私は「健康は食事と睡眠から」をモットーにしていますが、食事はかみさんがそれなりに考えているようですので、このブログでは睡眠をよく取り上げています。
睡眠に限らず血圧やホルモン分泌、体温など体内のさまざまなものが24時間のリズムを持っており、このリズムの仕組みを知ることが健康への近道のようです。
このリズムを一番感じやすいのが睡眠で、夜になれば眠くなり、朝になれば自然と目覚めます。身体の中にはすでに1日のリズムがインストールされており、体内で刻まれているからです。
24時間周期の身体の変化は多くあり、たとえば赤ちゃんが生まれるときに生じる陣痛は、夜に始まることが多いことが知られています。そのまま自然分娩となると、数時間後つまり午前の早い時間帯に出産となることが多いといわれています。
病気についても特定の時間帯に起きやすいものがあり、たとえば喘息は夜中に発作が出やすいようです。これはホルモンの一種である「コルチゾール」の分泌量が、夜中に少なくなることが一因ではないかと考えられています。
起床直後に関係する病気には、慢性関節リウマチがあります。関節リウマチは関節に炎症が起きて、攻撃物質であるサイトカインが過剰に出て、軟骨細胞や骨細胞が破壊され関節が腫れ痛みを感じるのです。
この病気の初期には朝に手指や足指の関節を動かし始めるときにこわばって、動かしにくい症状が出るので「朝のこわばり」と呼ばれます。
午前中に起こりやすい病気として知られているものに、心筋梗塞と脳梗塞があります。起床してからしばらく時間が経った午前10時までの間は、細い血管が収縮しやすいだけでなく血を溶かす働きが最も弱い時間帯です。
その結果心筋梗塞や脳梗塞が午前中に起きやすいことが明らかになっています。夕方になってくると内臓の機能を調節する神経である交感神経の働きがピークになります。
この時間帯は昼間の活動によって筋肉が必要とする血液量が最大となり、それに伴って脳や内臓が必要とする血液量も増え、心拍数や血圧が上がってくるので活発な運動をしやすい時間帯となります。
体内の24時間のリズムを知ることで、病気の新しい側面を知りその原理を活用することで、新しい薬の開発につなげることができると考えられています。24時間のリズムが崩れることが病気そのものにつながるのではないかとも考えられるようになってきています。
その他ホルモンの分泌なども24時間のリズムを持っており、このリズムを統括するのが視床下部に存在する「時計遺伝子」によることが分かってきました。
この時計遺伝子の機能については、まだ解明の途上といえるようですが、分子レベルで見た「規則正しい生活」が健康を維持するには重要なようです。
睡眠に限らず血圧やホルモン分泌、体温など体内のさまざまなものが24時間のリズムを持っており、このリズムの仕組みを知ることが健康への近道のようです。
このリズムを一番感じやすいのが睡眠で、夜になれば眠くなり、朝になれば自然と目覚めます。身体の中にはすでに1日のリズムがインストールされており、体内で刻まれているからです。
24時間周期の身体の変化は多くあり、たとえば赤ちゃんが生まれるときに生じる陣痛は、夜に始まることが多いことが知られています。そのまま自然分娩となると、数時間後つまり午前の早い時間帯に出産となることが多いといわれています。
病気についても特定の時間帯に起きやすいものがあり、たとえば喘息は夜中に発作が出やすいようです。これはホルモンの一種である「コルチゾール」の分泌量が、夜中に少なくなることが一因ではないかと考えられています。
起床直後に関係する病気には、慢性関節リウマチがあります。関節リウマチは関節に炎症が起きて、攻撃物質であるサイトカインが過剰に出て、軟骨細胞や骨細胞が破壊され関節が腫れ痛みを感じるのです。
この病気の初期には朝に手指や足指の関節を動かし始めるときにこわばって、動かしにくい症状が出るので「朝のこわばり」と呼ばれます。
午前中に起こりやすい病気として知られているものに、心筋梗塞と脳梗塞があります。起床してからしばらく時間が経った午前10時までの間は、細い血管が収縮しやすいだけでなく血を溶かす働きが最も弱い時間帯です。
その結果心筋梗塞や脳梗塞が午前中に起きやすいことが明らかになっています。夕方になってくると内臓の機能を調節する神経である交感神経の働きがピークになります。
この時間帯は昼間の活動によって筋肉が必要とする血液量が最大となり、それに伴って脳や内臓が必要とする血液量も増え、心拍数や血圧が上がってくるので活発な運動をしやすい時間帯となります。
体内の24時間のリズムを知ることで、病気の新しい側面を知りその原理を活用することで、新しい薬の開発につなげることができると考えられています。24時間のリズムが崩れることが病気そのものにつながるのではないかとも考えられるようになってきています。
その他ホルモンの分泌なども24時間のリズムを持っており、このリズムを統括するのが視床下部に存在する「時計遺伝子」によることが分かってきました。
この時計遺伝子の機能については、まだ解明の途上といえるようですが、分子レベルで見た「規則正しい生活」が健康を維持するには重要なようです。
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