私は喫煙者ですが、タバコの害といった記事は積極的に取り上げるようにしています。現在は禁煙が大きな流れになっていますので、研究者はタバコの害について積極的に取り組んでいます。
実際はタバコ会社以外でも、加熱式タバコの評価などはしているはずですが、結果を取りあげることがないためどんどん減少しているのが実情でしょう。禁煙活動は積極的になっていますが、タバコ税との絡みもあり本当にタバコが減るかというと、かなり疑っています。
実はタバコの研究はかなり難しいものとなっています。タバコは燃焼させて煙を吸うものですが、この吸引速度などによって燃焼温度が変わり煙の成分は大きく変わってしまうものです。昔はタバコを直接抽出して成分の性質を調べるなどと言った研究すらあったようです。
つまり本当に喫煙によって体内に入る物質を調べているのかの検証が必須ですが、ほとんど行われていないのが実情です。またタバコ1回分に含まれる成分は、本当に微量です。
そこで数百本分を集めて成分の分析をするのですが、これで出たタバコの毒性が本当にタバコを吸って出る害といえるのかも疑問に思っています。
ついでに最小有効濃度(MEC)という概念があります。これは主に薬の場合ですが、ある程度以上の濃度にならないと何の効果も出ません。薬の場合はこのMECより高濃度にするためにと多くの研究を行うわけです。
これは毒物でも同じで一定濃度以上にならないと、何の作用も示さないという事がほとんどです。摂取した化合物が排出されずに蓄積するかどうかというのは、全く別な研究といえます。
この様にタバコの研究は非常に問題点が多く、出た結果が本当に信頼できるかは細かい解析が必要となるのです。タバコの煙からの抽出物を使って、ある作用が出たからといって、例えばタバコを1箱吸って同じ作用が出ることはほとんどないといえるような気がします。
ここではタイトルの横浜市立大学の研究結果を紹介するつもりでしたが、前提となるタバコ研究の難しさを思いつつまま書いたところ予想以上に長くなってしまいました。
ここでは加熱式タバコのスティックからの抽出物の細胞毒性を調べたところ、活性酸素の生成と細胞内のカルシウム濃度の上昇という現象が起き、ガン細胞を増殖させるなどの毒性があることが分ったというものです。
この詳細は分かりませんが、まず抽出物とはどんな方法で得た物でしょうか。スティックを加熱して発生する気化物を集め抽出した場合は、それなりの書き方があるような気がします。
繰り返しになりますが、本当に喫煙して体内に入る物質を調べるという事は、かなり大変な作業であることは確かといえそうです。
実際はタバコ会社以外でも、加熱式タバコの評価などはしているはずですが、結果を取りあげることがないためどんどん減少しているのが実情でしょう。禁煙活動は積極的になっていますが、タバコ税との絡みもあり本当にタバコが減るかというと、かなり疑っています。
実はタバコの研究はかなり難しいものとなっています。タバコは燃焼させて煙を吸うものですが、この吸引速度などによって燃焼温度が変わり煙の成分は大きく変わってしまうものです。昔はタバコを直接抽出して成分の性質を調べるなどと言った研究すらあったようです。
つまり本当に喫煙によって体内に入る物質を調べているのかの検証が必須ですが、ほとんど行われていないのが実情です。またタバコ1回分に含まれる成分は、本当に微量です。
そこで数百本分を集めて成分の分析をするのですが、これで出たタバコの毒性が本当にタバコを吸って出る害といえるのかも疑問に思っています。
ついでに最小有効濃度(MEC)という概念があります。これは主に薬の場合ですが、ある程度以上の濃度にならないと何の効果も出ません。薬の場合はこのMECより高濃度にするためにと多くの研究を行うわけです。
これは毒物でも同じで一定濃度以上にならないと、何の作用も示さないという事がほとんどです。摂取した化合物が排出されずに蓄積するかどうかというのは、全く別な研究といえます。
この様にタバコの研究は非常に問題点が多く、出た結果が本当に信頼できるかは細かい解析が必要となるのです。タバコの煙からの抽出物を使って、ある作用が出たからといって、例えばタバコを1箱吸って同じ作用が出ることはほとんどないといえるような気がします。
ここではタイトルの横浜市立大学の研究結果を紹介するつもりでしたが、前提となるタバコ研究の難しさを思いつつまま書いたところ予想以上に長くなってしまいました。
ここでは加熱式タバコのスティックからの抽出物の細胞毒性を調べたところ、活性酸素の生成と細胞内のカルシウム濃度の上昇という現象が起き、ガン細胞を増殖させるなどの毒性があることが分ったというものです。
この詳細は分かりませんが、まず抽出物とはどんな方法で得た物でしょうか。スティックを加熱して発生する気化物を集め抽出した場合は、それなりの書き方があるような気がします。
繰り返しになりますが、本当に喫煙して体内に入る物質を調べるという事は、かなり大変な作業であることは確かといえそうです。
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