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全豪オープンテニス決着

2021-02-21 10:27:29 | テニス
2週間にわたって開催された全豪オープン(グランドスラム)の女子がついに決着しました。

前回大坂なおみが快勝で準決勝進出を書きましたが、準決勝の対戦相手は元女王というよりレジェンドとでもいうべき今年40歳になるセレナ・ウイリアムスとなりました。

私はこの準決勝が事実上の決勝戦ではないかと思っていました。大坂の逆のトップハーフでは1位のバーティも破れ、上位選手が残っていません。セレナは優勝候補のハレプを破って勢いに乗っていますので難しい試合になると考えていました。

大坂のサーブで始まりましたが、やはり緊張感かミスが多くこのゲームを落としてしまいました。しかしセレナの方も往年の切れがなくミスも出ていましたので、慣れてくれば挽回できるだろうと期待していました。

予想通り第4ゲームで追いつき、さらに第6ゲームでリードすることができました。このままリードを保ち1セットを6-3で取ることができ一安心です。やはりセリナの動きがやや悪く、ミスにつながっているのか大坂のショットが良いのかという展開でした。

第2セットは逆に大坂のブレークで始まり、その後キープが続いていましたのでこのまま逃げ切れるかと思いましたが、第8ゲームで大坂のダブルフォルトなどが出て追いつかれてしまいました。

しかし次のゲームで大坂のバックハンドが炸裂し、見事再リードすることができました。最後は大坂のサービスエースなどが飛び出しラブゲームでキープし、6-4で勝利しました。セレナのミスに助けられた場面もありましたが、大坂の強さが出て見事決勝進出です。

決勝の相手はアメリカの22シードのブレイディとなりました。トップシードが敗れる波乱の中勝ち上がってきましたが、かなり大坂有利とみていました。

先にブレークしリードを大阪が取りましたが次のゲーム取り返され、拮抗した試合展開となりました。大坂も緊張しているのかよさがあまりでず、このままタイブレークまで行くと思っていました。

ところが5-4となった第10ゲームで大坂がセットポイントを握りましたが、相手にチャンスボール行ったときなんとこれをミスし思わぬ形で6-4で1セットを取ってしまいました。

この後もあまり大阪らしさは出ないものの2セットも4ゲームを連取し、ほぼ試合の流れが決まってしまいました。ブレイディも1ブレークしたもののここで力尽き6-3で大坂が見事優勝しました。

大坂の優勝の可能性が高いとはいえ、NHKが土曜日の午後5:30という時間帯でライブ中継するというのもすごいものです。表彰式の大坂のスピーチも貫禄が出てきたような素晴らしいものでした。

これで大坂はグランドスラム4回制覇と、この23歳はどこまで伸びていくのか、今後の活躍も期待できそうです。大坂のおかげで本当に楽しい2週間となりました。


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