
昨年9月末から始まった、ホームヘルパー講習会が終了した。
週2日、総計132時間の講義と実習を終えた受講生は28名。
殆どの方が仕事を持ち、日中の勤務が終わってから駆けつける夜間コース。
昨夜の修了式では、半年間に及ぶ過酷な日々を乗り切った達成感と満足感に
溢れる良い表情を見せてくれた。途中で体調を壊したり心が挫けそうになったり
したが、仲間に励まされて今日を迎えることが出来たと感謝の言葉が聞かれた。
子育てをしながら半年間も通学するのは、大変な困難があったろう。親や子供、
また職場の人々に支えられた日々だったと思う。
現在『介護』を業としている人は、自分の仕事を意識的に振り返り自分が求める
『介護』を前向きに捉える機会にしてくれたらしい。強さと優しさを備え、しっかり
軸足を定めて、これからも仕事を続けてゆくことが出来るだろう。
一方、施設実習を通して始めて『介護』を知った人は、「高齢者との触れ合いが
楽しかった」、「自分にも何か出来るかも知れない」、「高齢者の役に立ちたい」等
感想が聞かれ、講師としても『介護の何たるか』を伝えられたという手応えを得た。














明るく元気なヘルパー、ケアワーカーの養成に、これからも力を尽くしたい。
『人と人が支え支えられる介護って、素晴らしい仕事

早く来て欲しいと願いつつ。