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札幌に居ながらにして歌舞伎鑑賞が出来るのは、幸せなことです。
今年は中村吉右衛門の『河内山』と『梶原平三誉石切』が観られそう。
7月5日、札幌教育文化会館で昼夜2回興行が決定しました。
現在、建替中の歌舞伎座が完成したら是非、観に行こうと思っていたが
その前に札幌で吉右衛門を観られるとは…ラッキー
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それも、鎌倉武将の知と情を描き、歌舞伎の様式美を遺憾なく発揮する
『梶原平三誉石切』と、茶坊主の軽妙洒脱を演じる『河内山』の二本立て。
どちらも吉右衛門の当たり役として定評ある役柄、楽しみなことです。
『河内山』は、以前に片岡仁左衛門で観たことがありました。
“悪に強きは善にもと 世の例えにも言う通り…”と始まる、七五調タンカの
口舌爽やかだったこと
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関西歌舞伎の色香と柔らかさが持ち味の仁左衛門、東京歌舞伎の代表格
吉右衛門。役者によって全く印象が変わる歌舞伎の面白さを堪能したい。
公演ポスターを見ると、染五郎が松江藩の殿様、芝雀が波路、ベテランの
歌昇が北村大膳を勤めるらしい。札幌教育文化会館は、歌舞伎座の豪華
絢爛な雰囲気には遠く及ばないけれど、地元でホンモノ歌舞伎演目を鑑賞
出来る機会は滅多に無いこと。
漸く春めいた札幌に嬉しい知らせ、今から夏7月が待たれることです。