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ピ ンクおっさんは座頭一がお好き

2010年05月24日 | おかしな人々
 町一番のショッピングモール。と言っても地上2階建てだから、町の規模が分かろうかと言うものだ。
 そんなショッピングモールで不思議な後ろ姿を見かけた。小さくて細くて、小学生のような体つき。全体にジャージ素材の衣服で、黒いパーカーにグレイのマ イクロミニスカートなのだが、足がショッピングピンクのタイツで覆われている。
 「なんじゃこりゃ」と頭の中で松田優作の声が響く程のドピンク。「君子危うきには近寄らず」とばかりに、早足でその場を去ったのだが、モール内をぶらぶ ら歩いていると、前から見覚えのあるピンクが視界を捉えた。
 下から舐め回すように見ると、黒い靴(素材は忘れた)、ショッキングピンクのタイツ、グレイのマイクロミニはワンピースだ。その上には黒いパーカーを羽 織り、顔は…おっさん! 角刈りにグレイのハンチング帽を被ったまぎれも無いおっさん。しかも、80歳は超えているだろうか…おじいさんだ。
 どっ、どうしちゃったのだー。モール内で何かのイベントでも…ある訳も無く、仮にあったとしても、老人を使うことはまず無いだろう。
 個人の趣味なのか、間違えたセンスなのか、どうかしちゃったのか、都会ならまだしも、このおっさん、見る人が見たら、どこの誰かは明確なのに勇気ある決断。
 因に、香取慎吾が大写しになった「座頭一THE LAST」のポスターに食い入るように見入っていたのだった。

終電の総武線の恐怖

2010年05月24日 | おかしな人々
 もうかなり以前のことになるが、自分が出会った(見掛けた)珍人筆頭の座に君臨するのはこの人を置いてほかに居ないだろう。
 深夜の総武線は、通勤ラッシュ並みの寿司詰め状態になることも珍しくない。その日も満員とまではいなかいが、立っている人は窮屈なくらいの混み方だっ た。
 事件は、大久保駅で起きた。電車が大久保駅に近づくにつれ、妙な人影が視界に入って来た。そして、ドアが開くと同時に突っ込むように乗って来たのが、黒 い踝まで丈のあるフレアのロングスカート、その上にはこれまた黒革のロングコート、そして、毛先が真っ金金で頭はグレイのの尻を覆う程のロングヘアー、そ のてっぺんには黒いベレー帽を被っている。
 そして、華奢で小さい身体。てっきり、若目のお姉さんだとばかり思っていたのだが…。車内の明るい照明の下で見た彼女の顔は、うどん粉に突っ込んだかの ように真っ白で、今しがた「人を食ってきました」t言わんばかりの真っ赤っ赤の口。何より残念なのは、そのうどん粉にくっきりと刻まれた皺の数々。
 「梅干し婆」と言う言葉がピッタリの梅干しぶりなのだ。
 それだけでも十分怖いのに、その婆の取った行動。それは…。
 車両の真ん中まで進んだ梅干し(婆、以下梅干し)は、つり革につかまって立っている20代半ばと思われるサラリーマンの横に立ち、「あっらー、お・に・ い・さ・ん」とスタッカートをきかせて声をかけた。その声は、酒焼けもしくはタバコ焼けでしゃがれているが甘い声色を出そうと更に声が掠れる。
 サラリーマン、寝た振り。
 続けて向かって、「お兄さん、可愛いわねー」と右の頬を指先で突つく。
 サラリーマン、寝た振り。
 「可愛いからチューしちゃっおうかなぁああ」とおもむろに右の頬にキスし、「あっらあー、口紅がついちゃったわねー」と右手で頬をなでまわす。
 サラリーマン、それでも寝た振り。車内は、「私知らないもんね」、「何も見てないもんね」と全員が自分に災いが降り掛からないように見て見ぬ振りで息を 潜めている。たった1人、欧米系の外国人青年だけが、嬉しそうに身を乗り出してはいたが。
 無事(?)念願のキスを果たした梅干し。次にこれまでとは、打って変わってドスの利いた声で、「てっめー、このヤロー、あたしが本気であんたなんかに夢 中になる訳がねーだろー」。
 サラリーマン、未だ寝た振り。
 この2パターンを繰り返すうちに、総武線は東中野駅へ。すると梅干し。「あっ降りなくちゃ」。一同に安堵の表情と、深いため息が漏れたその瞬間、「で も、今日は気分がいいから、中野駅までいっちゃおーっと」。胸を撫で下ろしていた全員に再び硬直が走る。
 そして東中野駅でドガが開き、乗って来た、20代だろうが30代に見えるとっても太ったお姉さんに向かって、「お・でーぶ・ち・ゃ・ん」と指先で彼女の 鼻の頭を突ついた。件のおでぶちゃんは、正に鳩が豆鉄砲を食らった顔とはこういう顔かと思える表情。そして、「てっめー、このヤロー、てめーみてーなデブ が乗るから電車が混むんだよ」の暴言。おでぶちゃんは、相変わらずビックリの表情を顔に貼付けたまま立ち尽くすのみ。
 きびすを返し、またも梅干し、先ほどのサラリーマンに向かって、「さっきはごめんなちゃい。ほんとーっに可愛い顔しってっる。またチューしちゃっおうか なっー」でキス。
 サラリーマン、更に深い眠りに入った模様。
 「てっめー、このヤロー、あたしが本気であんたなんかに夢中になる訳がねーだろー」。
 そして、「今度はあ・ん・たっ」と隣のサラリーマンへとターゲット変更。こちらも20代。こちらも急遽寝た振り。
 「あんたも可愛い顔しってっるっ。でも、あんたにはチューしてあっげっなあーい」。
 サラリーマン微動だにせず寝た振り。
 そして、ようやく誰もが待ちこがれた中野駅に電車は到着。「あたしが本気になる訳ねーだろ」の捨て台詞と共に梅干しは去って行った。
 不思議な物で、梅干しが居なくなっても車内は物音一つ聞こえないくらいに静まり返り、水を打ったような静けさ。絡まれたサラリーマンはそれでも目を閉じ て自分に降り掛かった悪夢を夢だとでも思い込もうとしているかのようだった。

迷言集その19 社長編

2010年05月20日 | おかしな人々
50代後半~60代男性A
 「会社というものは24時間、365日働くもの」なのだそうで、祝祭日や、年次休暇などもちろん、本当に盆も正月も無い。よってこの会社に在籍中は、「新婚旅行の時しか休んだ事無い」のが当たり前で、正月も元日くらいしか休みは無いそう。休暇を申請しても受理されず、「旅行が仕事と同じくらい大切なのか」と。
 夜22時からの会議も日常で、23時の帰宅が、「早く帰りすぎる」そうです。
 だったら、会社の上に寮を作って、勤務時間以外は外から鎖のでっかい錠前掛けて社員を閉じ込めておけばいいんじゃないの? 
 また、残業費は別途支給の筈が、「申請書が経理に提出されていない」と振り込まれず、抗議するも、「申請書がないので出せない」。タイムカード、さらには残業時間を書き込んだ書類は所属長、さらにその上の部長の印鑑を押して部長から計rに提出するシステム。こんなの上司が握りつぶしてるもしくは、会社絡みの陰謀じゃないか。
※東京進出も2年経たずに撤退。会社縮小で、支局社員を大幅リストラ。

50代前半女性B
 「ランチしましょうよ」。「仕事が一段落つかないので、今、席を外せません」。「折角私が誘っているのに、じゃあ、いいわよ。きー」。切れるまで2秒。
 終末仕事を終えて帰ろうとするも、「お際に失礼します」。「…」。無視。「これ食べればいいじゃない」。とお手伝いさんが作った自分用の夕飯のおかずを持って来る。1人分のおかず(飯無し)を4人で食べても焼け石に水。「もう帰りますから」と帰ろうとすると、「君たちはみんなしてどこかに食べに行くからいいわよ。きー」。2秒で切れる。寂しいんだか大人げないんだか…。
 外出時、「トイレ行きましょうよ」。「今、行きたくないので」。「じゃあ、待ってなさいよ。きー」。2秒。
 「じゃあいいわよ、帰りなさいよ。私が1人でやるわよ」。はもう口癖。本当に1人やってください。
 仕事の電話を繋いだら、ご機嫌斜めで半切れ。ならばと自室でお休み(寝てたみたい)中なので繋がなかったら、お食事のお誘いだったらしく、「なんで繋がないの」とマジ切れ。
 3歳の子が、「ピアノ弾ける」と披露したら、「私の方が巧いわよ」。知能3歳児並か。
※社員全員(3~4名程度)が揃って辞める事3回。地元では「あの社長さんなら仕方ない」の有名会社。

50代前半男性C
 温和で人当たりも良くて、外では大層な好印象らしい。外の人は、「仕事には厳しいみたいね」といい意味でのフォロー。
 しかしてその実態は、「○○さんは××ば苦手」。「○○さんは××に欠けてる」。「○○さんは××の能力が低い」と社員全員をこてんぱん。しかも、入社前からそして、入社即日、名前も知らないうちから言われたって、誰のこと?
 仕事に厳しいのではなく、人に厳しいと言います。
 社員も気に入っているうちは許される事が、気に入らなくなると人が変わったように意地悪を仕掛ける。口が達者なところも含め、おばさんだよね。
※出向社長だから、当然解任。

40代前半女性D
 一言で言えば西太后様。人には厳しく自分に甘いを実戦し、少しでも逆らおうものなら、仕事上でいちゃもんつけられて帰れなくなる。
 驚きは、「(夜は)起きていられない体質」だそうで、23時までには終わる仕事も、「集金に行く」と出掛けた彼女を、全員が家に帰って寝ている事を承知で、待って深夜3時までの半徹(夜)。
 深夜に集金される会社ってどんな所よ。
 当然朝も起きられない。
 何か気に入らない事があると、社員と話しもしたくないらしく、気に入った社員が電話に出るまで無言電話。そして、お気に入りを通してほかの人に指示を出すか、社員が帰宅して、出勤までの時間に出社している気配を残して1週間は出社なさらない。そうなると初出社は気まずいものだから、なんやかんや因縁をつけて、社員を集めて叱咤。
 他人のミスのは厳しく、嫌ー味な叱咤が当然だが、自分のミスはスルーして次回からほかの人に押し付ける。だって、「(自分だけは)正しい」んだもの。仕方ないよね。
※社員一斉退職と経営難から倒産。

30代前半男性E
 サークルのノリで会社作っちゃいました。「俺は日本でも第一線の○○(職種)だ」が口癖。仕事とは何かの理解から始めた方が良さそう。
 無抵抗な大人しいタイプの前ではトコトン強気で、連日のように怒声を浴びせる。弱い犬程良く吠えるを地でいくタイプ。
※創設スタッフは1人離れ、2人離れ…。

60代後半~70代男性F
 思い通りにいかないと、唇噛み締めて、「うーーーーん」と某マザコン・ドラマの冬彦さん。社員の住まいまでも支配しようとする。
※基本はA社長と酷似しているが、大きく違う点は、雇われ社長だったところで、週の半分、愛人の元への空出張が本社にバレて即日解雇。

40代前半男性G
 もし、彼がマ リナーズのオーナーだったら、もし、イチローが辞めたら代わりに、私(読んでくださっている皆さんでも)を雇用しちゃう。1人は1人の頭数にしか考えていない。よって個人差による仕事の速度・能力は問題外。マネジャーのポストが空いたら、次に応募して来た人は、全くの素人でも、即管理職採用だ。
※多い月で20人前後、常時10人前後は社員の入れ替わりがあっても異に介せず。そう、勤めたい人はいくらでもいるからね。

40代後半女性H
 ひがみが強い。「私が居るから飲まないんだ」とか、そんなことをすぐ口に出す。その日も体調が悪かったのだが、仕方なしに飲まされて、タクシーの中で、気分が悪くなったら、「降りる? 降りる?」もはや、「降りろ」に聞こえる。と駅もなく、どこだか分からない場所背置き去りにされた。
※消息不明。

迷言集その18 尺度編

2010年05月19日 | おかしな人々
30代半ば女性A
 「あの子たち(20代の女の子)、昨日早く帰ったのに今日昼(にご出社)ですよ。仕事も出来ないのに朝も来れないなんて…」と他人の事は良く分かる。
 そう言うあんたは毎日、前日何時に帰ろうが、出社は10時45分前後じゃないか。始業時間は10時なんですがね。

30代後半女性B
 以前も書いたが10時始業に対して、「10時半でいいやーと思って」と毎日、10時半ご出勤。そんな彼女に、我が部署は、「11時くらいに来ればいいと言われた」と話すと、「ダメです」。はあ? 何がさ? 10時半と11時の違いっていったい…。
 しかし、そう言われても、9時から9時半には出勤しているわたくし。すると、「何時に家でてるんですか?」。聞くくらいなら、お前もせめて10時には来い。

30代半ば男性C
 自分が仕事があり残業の時は、「全体責任」と仕事の無い人を帰さない。皆さん手持ち無沙汰で待機。
 反対の時はさっさと帰る。

30代後半女性D
 「関西の人っておごるっていう習慣ないんじゃないかな」と言うあんたは関東だけど、何度おごっても、あんたからおごってもらったことないんですけど。

20代後半女性E
 仕事が出来ず社内で問題視されている人に対して、「彼女たちのやった仕事を書き出して、社長に提出すれば、社長だった幾ら損害が出ているか分かるから(処遇を)考えるんじゃない」。って、あんたも仕事出来ない5本指に入ってますよ。

30代後半女性F
 10時からの会議に遅刻し10時半ご出勤。「だって昨日休みだったし、連絡無かったし、知らなかったんだもーん」。いえ、そういう問題ではなくて、会社は10時に始まりますから。

30代半ば男性E
 「渋滞するとバスが遅れるから8時半前後には家を出る。早い時は9時に着いちゃうけど」。すると、「うん。そうだね」。って、毎日、11時ご出勤のあんたに言われたかねーよ。

※これはっきり言います。いい年こいて朝起きられない奴はバカだ。そして、自分のことを棚に上げて発言する奴は死んじゃえばいいのに。


迷言集その17 ルーキー編

2010年05月18日 | おかしな人々
30代前半男性A
 「1カ月(同業種で)アルバイトの経験があるので一通りは解っている」というルーキー入社。「マジ?」。どこにたった1カ月で経験者になれるな職業があるのだろうか?
 案の定、くそ生意気な言動ばかりの使えない奴とすぐに判明。そりゃあそうでしょう、1カ月のバイト君なんて、どんな職場だってパシリ同然だもの。
 見かけもさることながら口調も生意気で話しをするのもはばかられる程。そして、この道数十年の私に向かって、「僕が教えましょうか」だって。あー、内蔵が飛び出すくらいに笑ったぜ。
 しかも30歳を超えてどうやらきちんとお勤めをするのは初めてだって。
 まあー、生意気を通り過ぎて、どんなに仕事があろうとも、上司始め先輩諸氏が残業しようとも、仕事が終わる終わらないは別として、定時には挨拶もなしにお帰りになる。上司から休日出勤を言い渡されても、断りも無くその仕事をほかの人に振ってお休みになる。いつからお前は管理職になったんだと思うが、ルーキーだから仕方ない。下が下なら上も上で、「彼は、プライベートの時間を大切にしているようなので」だってさ。
 数カ月が過ぎる頃には完全に浮きまくっていたが、元来、あまり人と接した事が無いのだろう、異に返さずで、こういう奴は辞めないね。

30代半ば男性B
 部署は違えどこちらもルーキー。バリバリ仕事が出来る経験者として入社。が、覚えねー、進行やスケジュール。直ぐに切れてご帰宅されるほか、与えられた仕事をやり遂げた事が無く、いつも最後は誰かに尻拭いしてもらっている状態。
 彼の履歴書を見ちゃった人によると、これまで、3カ月以上続いた職場が無いんだって。
 人事権のある方、履歴書ってのはそういうところを見る物なんだけどね。
 当然数カ月で首。

50代前半男性C
 経験者ならいざ知らず、全くの別業種から、代表取締役直々の、「人生経験が豊富だから出来るだろう」お墨付き。
 職場で必要なのは人生経験じゃ無くて、実務経験だろう普通。
 ところがこの人、人生経験どころは社会経験も薄かった。畑違いの職場に50歳を過ぎて入ろうという意気込みも無く、与えられた仕事を期日に終わらせようといった気合いも無い。
 明日が期日でも、まだ1/4にも満たない内容でおかまい無しにお帰りになる。しかもそれを誰にも話さない。
 約半年の間に、4つの部署をたらい回しになった挙げ句、引き取る部署がなくなったら、責任者として(お荷物から一気にトップへと出世)、支社へ転勤。
 転勤先の部下になる方々のご苦労が忍ばれる。

40代後半男性D
 経験者の鳴り物入りで入社。だが、いい年ぶっこいて朝は起きられない。時間は守れない。仕事は素人。にも関わらず、「私の指導で…」って、誰に何を指導出来るんだか?
 仕事出来ない奴に限って最初から大きい事言っちゃうのも特徴的なら、仕事が出来ない事が周囲にバレても平気な面の皮の厚さも特徴。
 しかも、この人、年齢、経歴詐称。

40代前半男性E
 経歴が凄い。外国のパイロット、某国営放送局勤務(職種、部署は不明)、外国での管理職…。必要なスキルに何一つかすっていないどころか、ダメでしょう普通。職種に一貫性が無い時点で。
 だが、会社側は、最強の新品コンピュータを彼の為に備え、直ぐに部下2人を付けるVIP待遇。
 結果は、逃走編でもご紹介した「父親が病気」と休暇を取ったまま、音信不通。修業期間は2週間。

※これ、全て同じ会社でのわずか2年の間の出来事。凄い会社でしょう。因に私が入社後2カ月で逃走、退職者が20人を超えた。一気にナンバー3になっちゃったよ。
 

迷言集その16 旅立ち・逃走編

2010年05月17日 | おかしな人々
10代後半女性A
 大学入学間もなく、「こんな所は(大学)腐ってる。フランスに留学する」と休学。約半年後、新宿駅南口近辺でみちゃいました。金髪の上が真っ黒になって、なぜか西洋の金持ちの子どものようなパフスリーブの真っ白いフレアーのワンピース。異人さんに連れられて行っちゃった子と同じ真っ赤なピンヒール。そして真っ赤な唇で、居酒屋のビラ配りしていたあなたを。
 休学がいつしか退学になり、二度とお会いする事はなかったですが、夢は叶いましたか? あれから数十年経ちましたが、あの日のあなたを鮮明に覚えています。

20代半ば男性B
 衝撃的なAさんの旅立ちから5年後、「沖縄で成功する」と旅立ったB。およそ、1年後に、原宿でアイスクリームを売っていた。

20代半ば男性C
 無断欠勤2週間。説得する社員に耳を貸さず、そして、何事もなかったかのように出勤して来たのには驚きました。

30代後半女性D
 専門職の募集に応募して来たらしいのだが、経験、技術ともになく、一カ月間は、指示を受けてのお勉強期間。「出来ないって言ったのに採用したのだから会社の責任だ」。一理ある。
 しかし、全く進歩せず、「仕事は一人教えて貰うものでは無く、自分で覚えるものだ」。その通り。覚えましょう。しかし、ある程度の知識が無いと難しいから、本を読むとか、先輩に聞いた方がいいと思うが…。
 一カ月後、突然、「そんなに言われても出来ません」と金切り声が聞こえたかと思ったら、地響きのような音。唖然とするオフィス。数分後、「(Dさん)帰っちゃったの」。
 後日談があり、Dさん、荷物と給与を受け取りに来たが、他の人のティッシュ、お茶、小銭もまとめて持ってっちゃった。

40代前半男性F
 「父親が病気」と休暇を取ったまま、音信不通。修業期間は2週間。

40代前半女性G
 「祖父が他界した」と帰省に伴い退職。修業期間は1カ月。

20代前半男性H
 オフィスでお茶をこぼし、カーペットを濡らし、「あーっ」と大声を発したまま逃走。その後、行方不明。罰金を恐れてと思われる。

30代半ば男性I
 「胃の調子が悪い」と病院に行ったまま、行方不明。「油っこい物を結構食ってたけどなー」と上司が一言。

30代後半男性J
 上司への不満をトップにぶちまけたところ、「きみ、これで2人目だよね」と言われ、「明日から来ない」とそのまま退職。

20代前半男性K
 「もう、来ない」と消えた。

※若いうちは無防備になれるから、それも青春だよね。夢を追い掛けるのはいいことだと思います。単なる虚言癖でなければ。
 Dさん以降は同じ会社での逃走劇。

迷言集その15 食い意地編

2010年05月17日 | おかしな人々
40代前半女性A
 ある女性から聞いた。「Aさんと2人で食事したら、料理をみんな自分の前に置いて食べちゃうんだ。『私も食べるから』って言ったんだけど、もう一緒に行くの嫌だ」。そう日を置かずして、図らずもそのAさんを含めた数人で食事することになった。その日は鍋だから、自分で具材入れて自分で取ればいいだけなのでそう問題はない筈…ではなかった。
 サイドオーダーをなぜか1皿だけ頼んだAさん。皿の模様まで見えるまでに、散々食べ散らかした後、「皆さんもどうぞ」ってくれたって…。誰も箸つけないよ。
 そのAさんと仕事で取引先へ。菓子とお茶を出されまずは話しを。そして場所を移して、話しを進めた後、帰ろうとするもAさんの姿が無い。
 あれっと思っていたら、最初の場所に戻って1人座って菓子食ってた。外では止めてーっ。

50代前半女性B
 Aさんと似ているが、シェアで一緒に食事をすると、新たに来る皿来る皿、全て自分で受け取って、食べちゃう。なので、彼女の前に3~4皿並び箸を動かしていてもほかの人はお預け状態。
 そして、食べ飽きると、こちらに皿を回してくれる。女王様のお下がりをいただく召使いか? さすがに、店の人が気を利かせて(と言うかもう置けないので)、彼女とは反対方向に皿を置くと、「それ取って」とご命令。
 さすがに、「取りますけど、代わりにそっちの皿をください」と言ったら、「えっ、あっあっ」と大慌て。これで割り勘。
 バーベキューでは、「○○さん牛肉焼いて」。そして食べる。「今度は鶏肉焼いて」。また食べる。繰り返すこと1時間。まだ食べ続ける。焼く方は食ってる暇無し。そこで、「豚肉焼いて」と言った瞬間、間髪入れずに、「じゃあ、今度はご自分で焼いたらどうですか」とトングを握らせた。

60代前半男性C
 仕事先で出た弁当を食べた後、余った分は全て持ち帰る。それが5個でも6個でも。大きな紙袋に余った弁当数個をいつものように入れてお持ち帰りの途中、バスが急停車で、おやじ、投げ出され、しかも運が悪い事にその日の弁当からは汁が漏れて紙袋の底が抜け、おやじ1名と弁当数個が車内に散乱。
 出張先でも持ち帰るのだが、ホテルでどうやって食べるのだろう?
 まあ、戦中派だから仕方ないと言えば仕方ないけど…痛い!

20代前半女性D
 人の物を必ず、「一口ちょうだい」。だったらこれを頼めばいいのに? と思いながら、彼女が居る時は、こちらが同じ物を注文する事にした。

50代前半女性E
 この人も、「一口ちょうだい」。で、一口食べると気が済むらしいが、焼き魚箸でほぐされたってねぇ。
 気前がいい所もある。一見さんの高級寿司屋で、「卵掛けご飯」を注文。この時点でこちらは顔から火が出る思い。今考えても寿司屋の大将が良く切れなかったものだ。そして、箸を舐め舐めかき回した卵をご飯に掛けて、一口食べた後、「食べなさいよ」とくれた。そう言われても、きつい!
 いつ、どこでも酒。空港でほんの数十分の待ち時間もビール。数口飲んだら、「飲みなさいよ」ととある男性にくれていた。その飲み口には、水分を吸収したポテトチップスのカスが…自分じゃなくて良かったーとこの時ほど痛感したことはない。

30代前半女性F
 弁当の出前。前記のDが、「色んな種類頼んでみんなで食べよう」と要らぬ提案を。そもそも弁当は1人分なんだからさ。まあ、「一口ちょうだい」なのだろう。
 届いた、天ぷら弁当、刺身弁当、焼き魚弁当、焼き肉弁当などなど。気が付いたら、海老の天ぷらも焼き魚も刺身も肉もみーんなFが食い散らかした後だった。
 いただきましたとも、漬け物で白ご飯。

40代半ばの女性G
 ラーメン屋に誘ったら(後輩を誘ったらその場にいたので一応声かけた。この時点で空気読んで欲しかった)、「ラーメンはおごる」と言ったけど、餃子までしかも自分の分だけ頼んで、1人で食べた金だけ払わされた。

30代後半の男性H
 ドケチな彼が珍しく、菓子をくれたのでいただいた。2時間後、「お腹おかしくないですか?」と聞いて来て、「何でもないよ」と答えたら、「じゃあ、大丈夫ですね」とおもむろに、その菓子を食い出した。
 賞味期限切れの毒味に使われた。

20代半ばの女性I
 出社初日。部署の上司、先輩に挨拶する前に、席で、肉まん食っていたのには驚いた。が、初日だけあってか、諸先輩より先に出社していただけ未だ増しと後日知る事になる。

20代半ばの女性J
 机の引き出し、机の上は菓子の山。しかも、封を切って食べ残した分はそのまま放置し、翌日食べるから、ゴキブリ出るじゃん。
 朝から晩まで、彼女方面からはボリボリ、むしゃむしゃの効果音が聞こえて来る。
 何でも、棒アイスを3本一気に食べちゃうらしい。すげー。

20代後半の女性K
 頼んでもいない出前が届いたらどうしますか? オフィスでほかの人が頼んだ出前を食っちゃった。これ聞いて理解不能になった。「どうして? 頼んでないんでしょ」。「それでどうしたの?」と食われた側に聞いたら、「『知らなかった』って言っただけ」。頼んだ本人は食事抜きだったらしい。ちょちょちょっとー、解らない。
 なんで、他人の出前が届いたのを知ったのか。頼んでもいない物を食べたのか。謝らないのか。頭の中が真っ白になったのだが、後日もっと凄い事実が判明した。
 その日、Kがタッパーに弁当を詰め替えて持ち帰る姿をほかの人に目撃されていた。まずは整理しよう。
 疑問1 なぜに頼んでいない弁当を我が物にしたのか
 疑問2 持って帰るということは、お腹はすいていない。食べた後だった
 疑問3 なぜタッパーを持っていたのか。
 疑問4 彼女がタッパーを持っているのを見た事は無い。すると盗んだ物
 このことは、弁当盗難事件として長く語り継がれている。

20代後半の女性L
 これはドケチでもあるが、会計の度に、「お金下ろし忘れた」。「今日はお金ない」。「お金貸して」とたかる。ATMは24時間、365日引き出せますよ。お金ないなら、来ないでください。あなたに飲み食いさせる為に働いている訳ではありませんから。
 もちろん、最初はいい顔してた人にも、「Lさんおかしくない。いつもお金ないないって」とそっぽを向かれた事は言うまでもない。

20代前半の女性M
 学生時代の級友なので正確には10代からの付き合い。自宅通学にも関わらず、家から何も持って来るでも無く、下宿住まいの級友の家に泊まり、ごちそうになる。だからと言って、おごってくれたりは無い。外食時は割り勘。割り勘ならまだいいが、散々好きな物を注文した後、「私、今日2千円しか持って無い」って、あんたねぇ。
 仕送りで衣食住全て賄っている下宿生の上前を刎ねる事もあり、親元から送られて来た食品を持ち帰ったりもしてた。
 卒業後もたかりが続くので、ある日、「米だって、食品だって、調味料だって、光熱費だってただじゃないんだよ」と言ったところ、280円のコロッケ弁当を初めて持って来た。4年間の付き合いで後にも先にも初めてのおごり。


迷言集その14 思い込み編

2010年05月17日 | おかしな人々
40代後半の女性A
 ある朝、「今日から働かせていただく○○です」と勢い良く飛び込んで来た。ほかの社員に聞いても誰も知らない。取り敢えず経営者を待つ事に。
 何でも、「一度お会いしましょう(面接)」と言ったところ、「今日から働かせていただく」になったらしい。もしかしたら、なし崩しの作戦か?

30代後半の女性B
 何でも分かっている風に頷く。「そうそう」と。じゃあ、分かっているかと言えば…。
 ある一例、「あなたが確認して訂正を私に知らせて、訂正してから先方に送ります」と言えば、「そうそう」と言いながら、送っちゃった。
 進行を尋ねると、「みんなで手分けして(やっている)」と言う。「手分けしちゃダメなんだ。1人が責任を持って目を通せ」と言うと、「そうそう。だから今手分けしてみんなで…」。「手分けしちゃダメなんだ」。「そうそう。だから」の押し問答。その、「だから」は何に掛かる言葉なんだよ。
 言っても言っても、正に、暖簾に腕押し。
 仕方ないので、最高責任者を挟んで2度、同じ事を繰り返して言う。さすがに最高責任者が2度目に注意するも、「そうそう、今手分けしてやってます」。

30代後半の女性C
 プリントアウトを頼んだ。100枚のうち、数枚出力出来ないとのこと。「全部のデータ(100枚分)新しく作ってください」。「出ないページだけでいいんじゃないの?」。「あっ、そうか」。「出ないページは?」。「あっ、分かんない」。「もういい」。数も数えられなのかよ。

30代後半の女性D
 整理整頓が出来ない。データは日々新しくなるからい「古いデータは捨てて入れ替えてください」。「はい」。と言いながら、いつまでも全てのデータを削除しないので、新旧入り交じる。
 仕方なしに、「日時を入れたから、古い物は捨てろ」と言ってもダメ。数字も読めないのか。

20代後半の女性E
 自分の変身写真数枚を鞄にジャラジャラ付けている。金髪のヅラとか、花持ってドレスアップとか、色んなポーズをつけてスタジオで撮ったらしい。
 それが、またでかい。1枚1枚が普通のプリントサイズ。
 嫌が応にも目に入る。まあ、誰に迷惑かける訳じゃないからいいけど、ナルシストぶりには驚いた。しかも、感想を聞かれても…。
 ある日、お見合いデートをセッティングしてくれるという彼女の同僚から、「いつがいい?」と聞かれ、「明日」と。どこまで焦ってるんだ。そして、お見合いデートの前に写真を送ったらしい。結果、お見合いデートはキャンセル(だったらしい)。一言、「あんた結構なブスだよ」。

※B、C、Dは同一人物です。この人の話しはまだまだ続くネタの宝庫。と同時に思い込み編も続きます。

迷言集その13 泣く男編

2010年05月17日 | おかしな人々
30代前半男性A
 仕事ができないと言うより、何をしていいかが分からないらしい。しかし、言う事はでかいので、上司より仕事を任されたが、2カ月以上経ち、上司が経過を尋ねると、なーんにもしていなかった。
 当然、叱られる。
 すると、「辞めたくない」と泣く(本当に涙こぼすが、口は自己弁護)。「俺は出来る。以前の職場では部下30人を使っていた」って。じゃあ、巧くリードしてください。
 結果、同職種全員が集められ、彼の仕事を振り分けサポートすることに。
 それでも、本人、デスクで寝てる。起きてる時はくっちゃべったり、遊んでる。その仕事、ご本人は何もしないまま、終わらせていただきました。結果首。そしたらまた泣いた。泣くくらいなら仕事しろ!

20代前半男性B
 人生初の彼女に振られたらしい。なぜか、居酒屋に呼び出され、聞かされる事になったのだが、内容が、「(彼女が)風邪引いて、咳しながらも煙草吸う」とか、「あの人(彼女)と俺は(ライフ)スタイルが違う」とか…。確信に触れていない。「だったらいいじゃん」とか、「振られちゃったんだからさ」の言葉を飲み込んだ。
 結局何を言いたいのか理解出来ないうちに、大粒の涙をこぼし出して、「(彼女を)何とかしてあげたい」のだそうだ。
 人を何とかする前に己がどうにかなれ!

30代前半男性C
 前日に訃報が届いたらしい。1日中泣きながらオフィスに居る。前日から泣き続けた顔はパンパン。仕事を休まないのは立派だけど、だけどねぇ…。

30代前半男性D
 仕事上のトラブルがあると泣く。時には泣きながら歩く。時には泣きながら伝言する。時には泣いて倉庫に籠る。ごめんなさい。悪いけど笑っちゃいます。


迷言集その12 ああ勘違い(色ぼけ)編

2010年05月16日 | おかしな人々
20代前半の女性A
 「(自分の)誕生日なのに(一緒に過ごせなかった)」。って、あなた付き合ってるんですか?

30代前半の女性B
 「(相手の)携帯(電話の)着信音が、暗くてさー、何んか気になるんだよね」。って、そんなこと気にする以前に、自分をどう思っているかの方が先だと思うんだけど…。

50代前半の女性C
 「DVD(ハード)う使い方が分からないんで、家に来てみてくれない」。「軽いから、(会社に)持って来て」。だって、チャンチャン。

40代前半の男性D
 マンションを買う事が結婚の条件だという婚約者を友人、同僚に紹介するも、件の婚約者曰く、「マンションを買おうが、買うまいがあなたと結婚する気はない」。すると、本人、「ということは、マンション買わなくても結婚するってことです」。180度違っているから、あんたの解釈。

30代半ばの男性E
 オフィスから携帯電話でどでかい声で誰かに電話。聞きたくなくても耳に入って来た会話。会話の様子から()内は想像する彼女の答え。
 「これから飯行こうよ」。(もう食べちゃった)。
 「俺も食べたから、飲むだけでいいんだよ」。(お腹いっぱいで飲めない)。
 「1杯でいいから」。(もう家に帰っているから、出掛けたくない)。
 「じゃあ、俺行くよ」。(……。想像不可能)。
 「風呂入れてよ」。(……。同じく、想像不可能)。
 結局、「また次回」ということに落着いたらしいが、同僚の前で彼女をアピールしたかったらしい行為で玉砕。目も当てられない。因に、割愛したが、会話の流れから、車を買ったことから、引っ越しに利用され、しかも未だ2回くらいしか会った事のない友人とも言えない間柄らしい。
 「風呂入れてよ」って、付き合ってても、会社から電話掛けて言わないよね。

40代半ばの男性G
 既婚。単身赴任中。不倫相手とのことを、「去年のイースターは一緒に過ごしたんだよー」。うんうん、そうですか。でも、クリスマスや、バレンタインは、あんたじゃない人と過ごしたんじゃないですか? と言うのも、その彼女(こちらも既婚)が、ほかのハゲとか、デブとかと腕絡めて歩いているのを目撃しちゃいました、3人。怖くて他言出来なかったけど。

50代前半の女性H
 アクセサリーを着けているのをみた事が無いが、金の指輪を自分で購入。左手の薬指にはめてうっとり眺める。「そうじゃなくて、占いで言われたから買ったのよ。この指にしか入らなかったから」と言いながら、(何がそうじゃないか分からないが)中指に入れようとしたらスッポリ入ってた。

50代前半の女性I
 初対面の取引先の相手に、聞く事は、「結婚されてるんですか」。この理由が分からないが、ある時、30代前半の美人さんにも聞いてしまった。「いえ、無駄に年を重ねています」と答えたら、「(私も)同じです」。同じじゃねーよ。
 
50代前半の女性G
 海外在住時、現地知り合ったローカルと結婚する日本人女性に対して(彼女は日本で知り合ったローカルと結婚)、「あたしは、日本で出会ったから格が上」。「旦那は早稲田(大学)出てるから上なんだ」。 もはや基準が分からない。

※後半、話しがエグくなった。

迷言集その11 素敵なプレゼント編

2010年05月15日 | おかしな人々
40代後半の女性A
 何と言っても、ドケチ編にも書いた誕生日に、「お誕生日おめでとう」って書いた変な紙切れがNo.1。

30代後半の女性B
 「私の手編みなんです」とドピンクの毛糸の珈琲カップ。一瞬たじろぎながらも、「あー、お茶とかを冷めないようにポットに被せるやつ?」。と言うと、「そう、珈琲カップに被せる」。そう言われても…珈琲カップってそもそもとってが付いているし、大きさもそれぞれ違うし、毛糸を口元に運んだら衛生的じゃないし…何を思ってこれ? せめて、昔流行ったプードルでも編んでほしかった。いらないけど。

20代後半の女性C
 真っ赤な子供用のナイロンの幼稚園帽子。どうしろと言うの?

30代半ばの女性D、E
 それぞれに外国旅行。Eから「○○買って来て」と土産を頼まれた。探しましたとも、買ってきましたとも。頼んだくせにお金を払おうとはしないけど、まあ、お土産だからと妥協。彼女たちから貰った物は、スーパーで売っているような大きなビニール袋に入っている、変なお菓子を1袋ならまだいいが、そこから3個くらい取って目の前に置かれた。どっひゃー。だったら、人に頼むな!

30代半ばの男性F
 出張のお土産が、インスタントラーメン1個。地元限定販売らしいのだが、1人暮らしにはいいが、60代の上司曰く、「ありがとうね。家族みんなで分け合って食べるよ」。饅頭でいいんだよ、会社への土産なんか。

※ケチと被るよね。ケチだから成せる技かだろうがね。




迷言集その10 ドケチ編part2

2010年05月15日 | おかしな人々
30代前半の女性A
 我が家でのホームパーティに誘ったところ、断られた。しかし、当日、突然電話して来て、「やっぱり行きてー」。どうぞ、どうぞ。
 事前に料理は用意するから、皆さん飲み物持参でお願いとは話していたが、「何も持って来なかったー」。いいよ、いいよ。
 飲んで、食って、途中で補充に買い物に出る私。「私も行くー」と付いて来た。そうでしょう。あなたが買う番だからね。
 「財布持って来なかったー」。唖然。追い討ちをかけるように「あれ買ってー」となぜか、その場で彼女が飲むジュースを1個買わされた。
 別の機会に、違う人の家でのホームパーティ。遅れて来たAさん、「また私だけ手ぶらで来ちゃったー」。って確信犯なのですね。
 

迷言集その9 昼飯に命を懸ける編

2010年05月15日 | おかしな人々
30代後半の女性A
 必殺技「お昼行きませんか」。時計の針が12時丁度になると席を立ち、部署の女性1人1人の耳元で「お昼行きませんか」。この間に10分経過。
 席を立って、「お昼行ける人ー」って言えば一発なのに。
 行けない人が居ると、彼女の中の優先順位で、何分でも待つ。「「○○さんが後10分だから…」。一時期は、10人もの大名行列ばりので人数でお食事。全員揃うまでに、飯食い終わっちゃうと思うのだが…。それぞれのオーダ待ってるだけでも時間のロスだし、第一それだけの人数で囲めるテーブルのある店探すだけでも一苦労だ。
 かなりうざいので、弁当持参で、必殺技を防御していたのだが、その日は、弁当無し。すると出ました「お昼行きませんか」が。まあ、たまにはいいかと、「今ならいいよ」と準備をすると、○○さんを誘って戻って来て、「○○さんが今行けないから…」。それでは、「そようなら」。
 大好きらしい人(女です。女しか誘えません)を待つ時はもっと凄い。彼女が仕事で外せず、なんと昼飯17時。こういうことは良くある事なので、だったら、外でパンでも買って来てやればいいと思うのだが、一緒に行くことに意義がある様子。何と、17時までずっと待ってる。これ、もはや夕飯だし、無駄だし、何より怖い。一種のストーカーだよ。
 男性社員Bが「飯行こう」と言うので、Aさんに「Bが飯行こうって」と言うと立ち上がるも、私が行かないとなると(弁当持参)、すぐに着席。「だって2人で行ったってー」。別にセックスしろって話しじゃないし、あんたより一回り以上も年下の男の子じゃん。
 ほかに連れがいないある日、「お昼行きませんか」。「弁当なので」と断ると、「私もパン買うから一緒に公園で食べよう」と。
 あのさー、昼飯食いに会社来てるんじゃなくて、仕事しに来てるんだからさー。飯なんか、時間が合えば一緒でもいいけど、なんで、毎日決まった人と行くんだよ。
 ある日聞いてみたら、「だって(誘わないと)可哀想だから」なのだそう。あんたが一番可哀想だよ。もう大人なんだから飯くらい1人でも食べられないとねっ。

迷言集その8 セクシー編

2010年05月15日 | おかしな人々
40代半ばの女性A
 初めて会った時の服装。エンジ色のブラジャーの線が丸見えのキャミソールみたいな細い線のタンクトップにマイクロミニ。ナマ足。
 ずげー。というか、何でこんな裸女に面接されるのだろう?
 ある時は、黒いノースリーズのロングワンピース。今日はまともだと正面を見たら、胸の部分がまん丸に開いていた。胸の谷間奧までくっきりの通称ダンサー。
 またある時は、グレーのノースリーブに揃いのプリーツミニでハイソックスの通称チアリーダー。
 そしてまたある時は、ピラピラで太腿もあらわなスリット入りスカートで、通称カルメン。
 はたまたある時は、ピチピチのスパッツで通称女子プロレスラー。
 体格は極めてご立派。
 ある人曰く、「ブラジャーしてたことないから、(最初のエンジ色は)見間違いだ。ブラジャー持っていない」。いえ、さすがに着けてました。でもブラジャー見たのはそれ1度きりですけど。
 
40代前半の女性B
 ノースリーブでマイクロミニでナマ足は同じ。「(こういう格好は取引先の)おやじが喜ぶから」だそうだが、40歳過ぎのおばさんのこういう格好を見て、果たして世の男性はときめくものなのだろうか?

 因にこの2人、同じ職場。なんだか、ストリッパーの楽屋みたいだ。

20代半ばの女性C
 同じ部署の先輩社員に恋しちゃってからの服装。長くて後ろで1つに束ねていた髪にソバージュパーマを当てたのだが、かかり過ぎと言うか、手入れ方法を知らないから、頭の大きさ2倍でチリチリパンチのロングバージョン。
 顔くらいに大きなパフスリーブの白いブラウスに黒だか紺だかの踝より長い丈のロングスカート。「あの人、今日パーティに行くのか」とほかの部署の人驚く。
 ローウェストのジーンズに白いピチピチTシャツから腹が見える。「見せてるってより、シャツが小さくなってはみ出してるよ」とまたほかの部署。そう、ヘソではなく、肉がジーンズのベルトに乗っかっている感じ。
 またもほかの部署から、「責めて来るねー」と苦笑い。
 ついに、ダイエットだとかで、四六時中(勤務時間さ)食いまくっていた菓子をストップ。
 そのうちに、胸にプロテクターを入れ出した。パットなんて物じゃない。「胸に詰めすぎて形が四角になってるー」と、社員から悲鳴。

20代後半の女性D
 Cさんのライバル。彼女に対抗して、おっぱい攻撃。
 元々Eカップくらいの大きな胸(体格も負けず劣らずご立派)を更に強調する、TシャツではなくもはやUシャツで、胸の谷間は常時露に。そして、ここ一番では、状態を前にそらして、襟口から胸の奧まで一直線で見せてくれる(のだが、腹でストップ。スレンダーな方ならパンツまで見えちゃう勢い)。
 そして勝負は、状態前屈みで右の二の腕を左手で掴み、おっぱいを寄せる。偶然見ていたほかの部署の男性、両手で頭を抱えて悶絶。

40代前半の男性E
 ピチピチタンクトップにこれまたピチピチのシャツを前全開で羽織り、ムチムチのジーパンに、ディップで固めた短髪。どうやらまいっちゃった女子社員続出で、社内の化粧ケバくなる。
 ある40歳のおばはん、「業界に人みたいですねー。って言っちゃったー」と嬉しそう。彼の返事は、「業界ですよ」だと。うんうん、業界は業界でも、ホモにしか見えねーから。

30代後半の女性F
 常に一座の中心に居たい病。大きくくり抜かれたノーブラの胸元にラメを叩いていやがった。すげー。

20代半ばの女性G
 Fさんの対抗。負けじとノーブラのTシャツやらミニスカートやら。だけど、おっぱい小さいからインパクト無し。すると、化粧が濃くなったー。

20代半ばの女性H
 Fさん、Gさんに負けじとこちらもおっぱい強調。だが、こちらは大きめブラジャーで大きさを出してスリップみたいなワンピース。大きなサイズは1個しかないらしく、日によっておっぱいの大きさが違っちゃうのが残念。

※教訓。女って勝負する時はおっぱいになるらしい。1人がおっぱい強調すると、すぐに同調する人が現れるのも特徴的。以上のセクシー分野の方々は3つの部署での話し。

番外編
20代前半の女性I
 入社式に水色の(多分謝恩会で着用したであろう)チュールのドレスでご出席。余興のバレリーナかと思ったぜい。