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紀三井寺 和歌山県

2011年03月11日 | 国内の名所・旧跡
 奈良時代唐僧・為光上人によって開基された霊刹で、寺名は三つの井戸(湧き水)があることに由来している。西国三十三所観音巡礼第二番の札所でもあり、多宝塔は国の重要文化財に指定されている。

  若かりし頃の、紀ノ国屋文左衛門が母を背負って寺の表坂を登ったところ、草履の鼻緒が切れてしまい、それを緒をすげ替えてくれたのが、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘のかよ。
 これがきっかけとなって、文左衛門とかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれる。そして、文左衛門は宮司(かよの父)の出資金で船を仕立て、蜜柑と材木を江戸へ送り豪商にまで上り詰めたと言われている。
 以降、紀ノ国屋文左衛門の出世のきっかけとなった紀三井寺の表坂は、結縁坂と呼ばれるようになったそうな。






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拙政園 蘇州

2011年03月11日 | 今時の上海2010
  世界遺産に指定されている蘇州古典園林のひとつ。
 1509年(明王朝の正徳4年)、官僚を追放され故郷の蘇州に戻った王献臣が、8年の年月を費やして造った自庭。愚かなものが政をつかさどるという皮肉を込めて「拙政」と命名した。
 東園、中園、西園の3つの部分に分けられた庭園のほとんどは蓮池が占め、その周りに東屋、橋、回廊、緑を巡らせ、水面との四季に応じて一番美しい景観を見られるように、構成ている。
 中国の古典文学「紅楼夢」の舞台とも言われている。




 敷地内の自邸も粋を極めている。



中国王朝時代にワンポイント。
 プライベートルームも見分け方。古来より、男性上位の中国。南側の一番良い部屋は男性のものとされ、席順も決まりが有るが、部屋を見て一目で男性の物か、女性かを見分けるには、天井の梁や窓枠などの装飾。欄間のような華美な装飾が成されている部屋は男性。一方女性の部屋には、装飾の無い木の梁、木枠のみとなっている。


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上海の普通の暮らし

2011年03月11日 | 今時の上海2010
 日本のように豪華マンションや億ションもあれど、一般的な住まいはこちら。




↑高層マンション。増えてます。





↑こらはいわゆる団地。古い外観だが内装は、マンション並だったり、またはそのまんまのコンクリートむき出しだったり人それぞれ。自治会もあり、住むとすぐに係の人が名簿作成のためやって来る。日本で言うところの町内会だが、日本みたく、わずらわしいことは一切無し。


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オールド上海 七宝2

2011年03月11日 | 今時の上海2010


↑これぞ、正に下町。崩れかけた家にはよれよれの洗濯物が翻り年寄りは道路の地べたで占いや、書の店を勝手に広げている。今の世の中、物が溢れていることを反省させられる。




↑中国は今や車社会。あまりの交通渋滞にナンバープレートを偶数、奇数で曜日ごとに走ろうといった動きもあったが、それならばと皆車を2台買っちゃった。しかし、中国のだだっ広い道には自転車が似合う。




↑閑散としているが両脇に並ぶ店は営業中。間口半軒の小さな麺屋や、テイクアウトの総菜屋など。


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オールド上海 七宝1

2011年03月11日 | 今時の上海2010
 七宝老街は観光客相手の店がほとんどだで、町いや村もメインストーリはデパートや飲食店など近代的だが、一歩路地を入れば1930年代に出会える。
 上海市内からわずか40分(地下鉄)で、こんなに景色が変わるのだ。




↑漬け物屋。





↑上海では珍しい山査子売り。山査子の実を串に刺して、飴でコーティングしたもの。路上の埃をバンバン貼付けて売っている。




↑人の家先で開業中? の八百屋。誰もいなくても盗まれない。


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オールド上海 豫園老街

2011年03月11日 | 今時の上海2010
 昔ながらの風情を残す上海の下町の暮らし。本当の庶民の古き良き時代の暮らしがここにある。一種のコミュニティができているので、部外者が立ち入るのは勇気が必要。



↑安い衣類や雑貨の生活品の店が並ぶ豫園老街メインストリート。




↑後ろの門の中が屋外の市場。露天には野菜、肉、魚なんでも揃う。下町には結構こうした露天も多く、生きている鶏も…




↑家は細い路地の中の長屋。日本風の流行の言葉でいうなら古民家。水場は外で、玄関前の路地もほとんど自宅感覚で使用中。


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上海雑記

2011年03月11日 | 今時の上海2010
 見てのとおり、電話ボックスと郵便ポスト。今や公衆電話はほとんどないのだが、観光スポットになら若干あり。ポストのグリーンは郵政局のイメージカラーで配送車もこの色。なんと小包用の段ボール箱も淡いグリーンだった。
 因に中国からの小包は、郵政局で段ボールを購入し、局員の前の箱詰めしなくてはいけない。だが実際は局員によって差があるようで、今回、全くのノーチェック。勝手に箱に詰めてガムテープで閉じる時だけの立ち会いのみ。
 下の写真は空港内の喫煙所のライター。上海の空港では有無を言わさずライターは没収される。ここで文句を言ったら、「喫煙室にある」と言う。嘘ではないがただの使い捨てライターがご丁寧に鍵付きで入っているだけ。しかも引っ張れないから、口に煙草をくわえた間抜けな状態でこの箱まで顔を近づける。
 4~5本ライターは用意されているが、見知らぬ人と至近距離で顔塚付けてまで火をつけたかねーよ。こういう場合は、ライターにチェーンでも付けて引き出せるようにしないとね。


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