自室のオートロックは自己管理で解決出来るが、自分ではどうにもならないのが、建物自体に入る為の大門。これは中国風の呼び方で、エントランス(そんな立派な物じゃなくて門は鉄格子だし、エントランスは雑居ビルの廊下みたいな感じ)に入る為のドア。これが日中は開きっぱなしなのだが、夜間から朝にかけて閉ざされ、暗証番号を入力しないと開かないシステムになっている。最初はそれも知らなかった。
セキュリティ的にそうなっているのだろう。
ある冬の寒い夜。仕事で遅くなり帰宅したのが深夜2時前後。ガッチリ締まった我がマンションの大門。何度、暗証番号を入力しようが、最後まで認識される事も無く(その暗証番号が長くて、しかも0が多いから頻度が高い0がいかれちゃってる)10分経過。仕方なしに、道路の面した門に常駐する警備員に言いに行く。言葉は通じないがこうなったら、中国語に一番近いと思われる広東語で事情を説明する。向こうは中国語。
それでもなんとか通じるもので、1人の警備員が一緒に大門まで来たのだが、開かない。すると、「明日の朝6時になれば清掃員が来るからそれまで開かない」。「清掃員が入れるのならその鍵で開けろ」。「俺たちの仕事じゃない」とそのまんま。
こう言う場合は執拗に怒るのが自分の癖で、私の中のメトロノームの針は振り切れたが、何せ言葉が不自由なのだから、一端引き下がるしか無いのだ。
その日は大人しく会社に戻り(深夜3時。まだ社員が居るってのも凄いけど)、暖房も無い(通常勤務時間以外の冷暖房は切られる。これも腹立たしいのだが、この件についてはまた後日語ろう)オフィスで朝6時までを過ごし、帰ろうとしたら、今度は、会社の夜勤のおっちゃんが、ドアにガツッリ鍵かけて(持ったまま)、寝ちゃってるよー。
結局朝7時に、件のガードマンにガン飛ばしながら帰宅して、9時にまた件のガードマンにガン飛ばしながら出勤さ。
そして、その日の昼、管理事務所に乗り込んで、バトルの火ぶたが切って落とされることになるのだった。
つづく
セキュリティ的にそうなっているのだろう。
ある冬の寒い夜。仕事で遅くなり帰宅したのが深夜2時前後。ガッチリ締まった我がマンションの大門。何度、暗証番号を入力しようが、最後まで認識される事も無く(その暗証番号が長くて、しかも0が多いから頻度が高い0がいかれちゃってる)10分経過。仕方なしに、道路の面した門に常駐する警備員に言いに行く。言葉は通じないがこうなったら、中国語に一番近いと思われる広東語で事情を説明する。向こうは中国語。
それでもなんとか通じるもので、1人の警備員が一緒に大門まで来たのだが、開かない。すると、「明日の朝6時になれば清掃員が来るからそれまで開かない」。「清掃員が入れるのならその鍵で開けろ」。「俺たちの仕事じゃない」とそのまんま。
こう言う場合は執拗に怒るのが自分の癖で、私の中のメトロノームの針は振り切れたが、何せ言葉が不自由なのだから、一端引き下がるしか無いのだ。
その日は大人しく会社に戻り(深夜3時。まだ社員が居るってのも凄いけど)、暖房も無い(通常勤務時間以外の冷暖房は切られる。これも腹立たしいのだが、この件についてはまた後日語ろう)オフィスで朝6時までを過ごし、帰ろうとしたら、今度は、会社の夜勤のおっちゃんが、ドアにガツッリ鍵かけて(持ったまま)、寝ちゃってるよー。
結局朝7時に、件のガードマンにガン飛ばしながら帰宅して、9時にまた件のガードマンにガン飛ばしながら出勤さ。
そして、その日の昼、管理事務所に乗り込んで、バトルの火ぶたが切って落とされることになるのだった。
つづく
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