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日本政府はアメリカ追従主義だとか、
国防に日米安保条約は必要不可欠だとか、
そんなポリティカルな理由じゃなく、
ハリウッド映画やロック・ミュージックをよりたのしむために、
プラグマティズムに代表される
アメリカ人の気質みたいなものを感じ取りたいからだ。
関係ないけど、アメリカ噺をひとつ。
20代前半、ニューヨークをはじめて訪れたとき、
佐野元春の「マンハッタンブリッヂにたたずんで」を
実際にそのマンハッタン橋で聴いてみたいと思い、
カセットテープにダビングして、もっていった。
たどたどしい英語でみちを尋ねながら、やっと目的地へ。
ウォークマンをとりだして、イヤフォンを耳にあて、プレイボタンを押して、
「マンハッタン…」を聴いて、スゴイ自己満足。
完全に悦に入っていた。
帰国後、旅の想い出を鮮明にするために、
写真と地図で自分の訪れた場所を確認してたら、ショックなことが...
僕がたたずんでたのは、マンハッタン橋じゃなく、ブルックリン橋だった。
いつか、リベンジしたい。
帰ってきてアメリカ人の友達に写真を見せたら指摘されました。それ違うぞ。。。と。