八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

1月12日(発声障害と構音障害)

2018年01月12日 16時43分10秒 | 脳幹出血
◇脳幹出血の後遺症はキリがないくらいあり、昨日書いた発声障害(≒構音障害)もその1つだ。
  咽喉、口腔、舌、唇などがマヒしているから、明瞭に喋ること(≒瞬時に話し言葉を組み立てること)が難しい障害だ。
  発声障害と構音障害は似ているけど異なる障害で、私は以下のように理解している。
 
  健康な人が擬似的に発声障害を体験してみるなら、
  大きなアメ玉1個を、左右どっちかの奥歯とほっぺたの間でしゃぶりながら喋ってみる。
  これが、私の発声音に近いと思う。
  苦手な発音は人によって違うだろうけど、私は『は』行、『ま』行の発音が苦手だ。
  極端に言うと、『は』行はマヒ頬肉がパフォパフォになるし、『ま』行はモゴモゴと不明瞭音になる。
  また、全体的に舌足らずの発音になりガチ。
  脳卒中では発声音は低くなる人が多いけど、不思議だけど私は高めのカスレ声(ちょっとハスキー)になった。
  発声不良ゆえ、デイでの嚥下体操は結構真剣にやっている。

  一方、構音障害により、
  話し言葉を瞬時に組み立てることが難しいので、話し手主導のリアルタイム型の会話よりも、
  読み手主導のディレードタイム型のブログを発信手段とするほうが私には向いている。
  でもその割には、よく爪を切って貰いながら同郷ナースさんとおしゃべりしているけどね。(同郷ナースさんは聞き上手)
  入浴後にお喋りしていると、わきが止め薬の塗布や着衣の手を長いこと止めて会話に没頭してしまうことが多いけど、
  これなどは自分の話す言葉の組み立てに注意力が集中してしまうため、それ以外の作業が停止してしまうのだ。
  ブログなどゆっくり文を作れるものはOKなので、構音障害としては案外軽度だと思う。

   ps:最高級難度のワザが、平行棒内を歩きながらマシュマロちゃんとお喋りすること。
      これなぞは、夢のまた夢。
      歩きながらマシュマロちゃんのアドバイスに返事をしただけで、歩きがヘロヘロになってしまうもの。
      平行棒歩行を終えて、車イスに座ってから話すだけで精一杯。

◇今回の寒波被害はだいぶ酷いようだ。
  今朝は水道が凍るのでは?と心配だったけど、大丈夫だった。
  今日は在宅日。
  さて、今までより一皮良くなってきた身体を在宅リハで味わえるかな?

 あなたのブルース
コメント
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