八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

6月8日(ほっこり温かいカレンダー)

2020年06月08日 18時45分28秒 | リハビリ・ADL

6月に入ったとたんトホホが起きて書きそびれてしまったけど、
デイのホール正面に貼った今月のカレンダーがなかなかの見事な出来栄えだ。
B0版サイズの大きな模造紙に手書きで書いた6月のカレンダーで、
上半分がウミガメに乗った浦島太郎が海中へ潜っている絵で、
下半分が日曜日~土曜日までの数字1ヶ月分がフリーハンドで5段に書いてある。
このカレンダーを見た瞬間、手作り独特のほっこり温かいものを感じたな。
 ・まずカレンダーの命の数字1ヶ月分が、
   定規を一切使わないフリーハンドで太く大きく書かれていたことに大変好感を持った。
 ・上部の絵のウミガメは多分私で、
   上に乗ってる浦島太郎は何となくめご姫ちゃんだべなと直感した。
あとで聞いたら、やっぱり作者はめご姫ちゃんだった。
プロのパティシエ顔負けの豪華パフェの手作りといい、
24歳と若いわりに、めご姫ちゃんはいろんなスキル(技能)を持っているわいと感心した。

今朝も元気(36.3度)に起床できた、感謝、感謝。
今日から今週のリハのスタートだ。
あまり気負わずに、在宅リハもそこそこやるべーさ。

マヒ半身の血行は非常に良好なのだが、感覚、目、発声、歩行などの具合を、
倒れた当初(約3ヶ月前後)と、倒れて22年後の今を比較してみる。
 ①感覚マヒ
   当初:左右両半身の手足が、すべての感覚がなかった。
      ただし、左半身については倒れて3年後に感覚が激的に蘇った
   今 :右半身の感覚は依然として弱い。
      温度感覚はほとんど変わらないけど、
      触感、痛痒感は遠いけど多少戻ってきている。
 ②映像ズレ、眼振、まぶた不良
   当初:リハビリルームの大きなテレビ画面が重なることなく2つ並んで見えた
      長野冬季五輪スキージャンプを放映していたが、愕然としたのを覚えてる。
   今 :両目の映像ズレはテレビ画面の9割は重なって見える。(かなり回復)
      眼振は視力検査をすると振動の影響が出るが、日常生活上は支障ない。
      マヒ目のまぶたが開きっぱなしなので、毎月の眼科診察、
      ほぼ毎月1回(1週間くらい)は充血するので、抗生剤が欠かせない。
 ③発声マヒ
   当初:短い単語をノーブレスで怒鳴るようにしないと発声できなかった
   今 :会話で言いよどむことはあるけど、ほぼ普通に喋れる。
      発声音がたどたどしいところは多少残っている。
      7,8年くらい前からは、かすれ声で音域は狭いながらもカラオケしている。
      喋りながら着衣などしていると、ついお喋りに夢中になり手が止まったり、
      下着の前後ろを間違えて着たりすることが多い。(スタッフに注意されるんだけどね)
 ④歩行など
   当初:四つん這いのハイハイすらまともにはできなかった
   今 :自宅では手すり伝い歩きの生活、外では車イスの生活。
      ただしバランス感覚のリハビリで、
      セラピストさんの手引きで30、40mは歩行している。
      手引き歩行中はセラピストさんは意図的に私に話しかけて、
      会話をしながら歩行させるように仕向けている。
      ただし歩行始め数歩はバランスを乱しがちなので、無言で歩行に集中している。
昨日のブログでは多少あきらめのニュアンスが出ていたかも知れないけど、
それは22年も経っているから少々愚痴が出てしまったということで。
前期高齢者のうちはなんだかんだ言いながらも上昇志向のリハビリを、
後期高齢者になったら現状維持のリハビリに変えて行こうと思っている。

旅の終わりに

  ps:CM,悪戯・誹謗・中傷などのコメントは削除することがあります。

コメント
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