内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

炎熱の東京のだらりとした過ごし方

2022-08-09 22:17:58 | 雑感

 炎熱の東京の夏を味わうのは二〇一九年以来で、それなりの覚悟をして帰って来たが、やはり暑いものは暑い。先週三日ほど凌ぎやすい日が続いて一息つけたのも束の間、日曜日からまた暑さが戻ってきて、今週はずっと日中の最高気温が三十六度を超えるという。夜間も気温が二十五度以上の熱帯夜も続いている。早朝のジョギングはだいたい四時五〇分前後に出発するのだが、玄関の扉を開けるとすでにむっとした空気が身にまといつき、先週後半の爽やかさからは程遠い。一時間余り走って六時前後に帰ってくると、ジョギングウエアはバケツで水を被ったかのごとくにびっしょりだ。すぐにシャワーを浴びて、冷房の効いた部屋で涼むのは心地よい。でも、日中に外出する気にはなかなかなれない。せっかく帰国しているのにもったいないとは思うものの、この暑さの中、しかも交通機関や建物内ではマスク着用がいまだに事実上強制されているに等しいのに、わざわざ出かけるのは億劫だ。読みたい本はいくらでもあるから家にいて退屈することはないが、長時間一書を集中して読むだけの気力はなく、読み散らしてばかりいる。午睡もよくする。今日がちょうど滞在中日だ。明日からは論文に取り掛かろう。