一昨日の記事で、物は大切に扱う方だと書いた。物ばかりでなく、自分の体のメンテナンスにも気を使っている方だと思う。何かの病気や怪我で通院したということは、成人してからはほとんどなく、渡仏後二十六年間、手のかぶれで二、三回通院した以外はまったくない。病気で寝込んだこともこの五年ほどない。もともと健康には恵まれていたということもあるが、ここ十数年運動を日常的に行っていることも健康維持に貢献しているだろう。
今日、帰国する度に診てもらっている歯医者さんに歯の点検にいってきた。コロナ禍以前は、夏と冬、年二回診てもらっていたが、コロナ禍以後何度も帰国を諦め、今日が二年半振りの検診だった。幸い、治療を必要とするようなところはなかった。入念なクリーニングをしてもらい、歯の裏側まですっかり白くなった。
四十年ほど前に上下四本の親知らずを抜いた以外は自分の歯をずっと維持している。歯磨きは毎日朝晩丁寧にしているが、今日聞いた電動歯ブラシの使い方についてのアドヴァイスにはなるほどと思わされた。私の場合、電動歯ブラシを歯に強く押し付け過ぎており、そうすると確かに歯の表面はきれいになるが、歯と歯の間に汚れを押し込んでしまっているとのことだった。電動歯ブラシは、歯に押し付けるのではなく、そっとあてる程度にして、少しずつ磨く場所をずらしていくようにとのアドヴァイスであった。早速今晩から実行することにした。