内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

きょうから札幌

2024-07-18 23:44:54 | 雑感

 小石川植物園の正門脇の御殿坂を登りきって白山下に下っていく坂のとっつきに、住宅街にぽつんと一軒、「たこ八」という小さな定食屋さんがある。
 滞在二日目の昼、買い物帰りにふらりと入って驚く。店内の壁という壁にメニューが貼ってあるのだ。ざっと数えて五十は下らない。魚か肉をメインとした和定食のヴァリエーションが豊富。日替わりメニューの880円がもっとも安く、1000円以下の定食が十数種、一番高い定食でも1500円以下である。あまりの多さに、私のような初めての客は目移りしてしまって、すぐに決められない。
 営業時間は、週日は昼前から夜まで、土曜は夕方まで、日曜は休みとのこと。夫婦二人できりもりしている。接客はおかみさん。おそらく中国の方だと思う。日本語は流暢。とても気さくな感じ。厨房はだんなさん。黙々と調理し、もりつけている。ふたりでよくこれだけ豊富なメニューを用意できるものだと感心する。
 店内は四人がけのテーブルが七つ。混雑時は相席になる。常連さんが多いようだが、はじめてでもなんら気おくれすることなく入れる和やかな雰囲気だ。夜はお酒を飲みにやってくる人も多そうだ。ちょい飲みセットなんていうのもある。980円。
今日の昼が二回目。今日の日替わり、カニコロ&メンチカツ定食を注文。880円。この夏の滞在中、にわか「常連」になってしまうと思う。
 午後二時半羽田発のJALで札幌へ。四時過ぎ、新千歳空港に到着。札幌にはJRで5時過ぎに着き、予約してあったアパートホテルに徒歩で向かう。約十分。ホテルという名称はふさわしくなく、まったく普通のマンションの一室。1LK。25平方メートルくらい。寝室とリビングが玄関を挟んで分かれており、どちらにもドアついている。三人までは泊まれる。一人で泊まると、駅近くの普通のホテルよりちょっと安い程度だが、三人でシェアすれば安上がりだ。二口のガスレンジ、電子レンジ、炊飯器、簡単な調理器具数点、食器は数人分揃っている。冷蔵庫も高さ一四〇センチくらい。洗濯機もある。トイレと風呂は別になっている。
 予約その他、管理会社とのやりとりはメールかホテル予約サイトのチャットを使う。電話でもできるが、つながりにくいとのこと。
 外国からの旅行客で数日から一週間程度滞在する人たちにもよく利用されているのではないかと思われる。当然、客が入れ替わるたびに清掃が入っているはずだが、行き届いているとは言えない。ソファーもあるにはあるが、お世辞にもきれいとは言えず、座る気になれない。
 総合評価は、五つ星を満点として、三つ半。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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