こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

クロスオーバーイレブンなどのエアチェックテープ 1981年12月~1982年1月

2006-01-09 17:15:40 | クロスオーバーイレブン
ここに1本のテープがある。
'81年12月から'82年1月に向けて、一生懸命エアチェックしたテープである。

こんな具合になっている。

A面
1・坂本龍一 ザ・ガーデン・オブ・ポピーズ
2・ジョン・フォックス ザ・ガーデン
3・カン ゴモラー
4・喜多郎 風神
5・喜多郎 蜃気楼
6・喜多郎 巡礼の旅
7・喜多郎 砂の神

B面
1・喜多郎 敦煌からの想い
2・ジョン・フォックス  雨上がりのヨーロッパ
3・ウルトラヴォックス We Stand Alone
4・ディーヴォ スルー・ビーイング・グロウ
5・トム・トム・クラブ おしゃべり魔女
6・ヘヴン17 Play To Win
7・バウ・ワウ・ワウ チワワは素敵な合言葉

***

A面は、まずクロスオーバーイレブンで、1~3曲目まで録った。
FMの雨のようなノイズの中、坂本さんのドラムの音が徐々に大きくなる「ザ・ガーデン・オブ・ポピーズ」で始まり、その「庭」は、ジョン・フォックスの持つヨーロッパの退廃的な庭に続いていく。そしてカンの催眠的な微妙な振幅音で構成された静かな名曲「ゴモラー」へ。

そして、それは喜多郎に繋がり、今度は開放的なシルクロードの砂の世界に。

***

当時19:20からやっていた「トップ・オブ・ザ・ポップス」?だっけ、新譜を紹介する番組はエアチェック小僧には、大事な番組だった。
喜多郎の「敦煌」という'81年の新譜を特集した。このアルバムは個人的に好きなのだ。
喜多郎といっても、今のヒトは知らないだろうが・・、僕は、シンセサイザーの音色にとりこになっていた頃だったので、そんな中の1つとして聴いていた。

【・・・・日中合作のNHK大型紀行番組「シルクロード」。 このシリーズが始まって、番組の冒頭でテーマ曲「絲綢之路」が流れ始めた途端、「これは一体誰の曲なんだ?」と問い合わせが殺到。NHK中の電話が鳴り出した、という伝説が残っている。そのくらい強烈な描写力を持った名曲であった…。 最近のシンセサイザーは音色が豊かで、一聴してもシンセと分からないような自然な音も出してくるが、この頃のシンセサイザーは「ピロピロピロ~」という、まんま電子音!という音だった。にもかかわらず、哀愁を帯びた素晴らしいメロディーで、中国の歴史を感じさせる楽曲群に仕上がっている。「こんな曲があったのか!」という新鮮な驚きを持って迎えられた。・・・】

という表記がとあるページにあった。
まさに、自分も、この「シルクロード」のテーマ曲「絲綢之路」に驚き、好きになった1人であった。当時、TVのジャックにコードを繋いで、TVからカセットテープにこのテーマ曲を録音した記憶がある。それくらい好きだった。

***

B面2曲目以降は、当時、日曜日にFM東京で昼にやっていた「レコパル 音の仲間たち」という番組から。
糸井重里大先生がDJをやっていたのだ。YMOの「BGM」を初めて聴いたのも実はこの番組だった。
この'82年1月には、最近のニューウェイブ特集ということで、ジョン・フォックス、ウルトラヴォックスなどなどをかけた。

トム・トム・クラブやヘヴン17などは、初めてこの番組で聴いたものと思える。

当時、自分は中学3年生。受験を控えて暗い日々を送っていたが、こういうテープを聴きながら、内面は燃えていた日々だった。

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1月9日 月曜日 祝日 「成人の日?」

2006-01-09 13:14:56 | 雑記帳
正月休みが明けたとたんに3連休ということで、何か気味の悪い休みに漂っている。自分のお客さんの所に行くと結構今日まで正月休みと言うヒトもいて、そんな2週間近い休みとって、社会復帰できるのかいなという感じもしていたが。

そういう自分も自堕落な土日を過ごした。
私の場合はひたすら疲れて寝ているばっかりだったが。

外に出よう出ようと思いながら、余りにも寒いので、結局、お風呂に入ったり、お酒を飲んだりして、室内でぬくぬくしていた。

いかん。今日こそ外に出ようと思う、本日の祝日である。

起きぬけにしては、きつくねじれたオンガクを聴く。

★Mark Stewart & Maffia - Jerusalem

★Fad Gadget - Swallow It

★Fad Gadget - Sleep

★Fad Gadget - Lady shave

ファッド・ガジェットは1980年という古いミュートレーベルの音楽。地味だが手作りの感じが好きだ。何が違うのか?と考えたら、使っている機材が違うんだね。
最近のテクノが1回聴いて好きになれないのは、機械に頼り過ぎていて、そのまま出た音を使い過ぎる、よってみんな同じ響きに聞こえるのだ。

***

しかし「成人の日」なるものも、そろそろ廃止にした方が良い。
もはや、こんな通過儀礼の意味を一切持たない近代社会に、成人の意味などカケラも無いし、ちゃんちゃらおかしい。法的な意味しか無い。
20歳の記念に、今日、問題ある成人、成人とは呼べない成人を一挙に逮捕してブタ箱にブチ込むなどの「大人の見せしめ」的」「催し物」をするなどの工夫が無ければ止めた方が良い。

TVで大枚はたいた和服を、親からタダでもらいながら、ちゃらちゃら着て、「みんな同じ」空間に入って話を聴く馬鹿な20歳を見る度に、非常に情けない気分になる。
社会に反抗していた自分らは、こういう「空間」に行くこと自体を拒否していたはずなのだが・・。「こんなとこ行って騒ぐ位なら、行くなよ」と思う自分は決して歳を取ったからそういうのでは無いのだ。

実に情けない連中だ、と思い、この手のニュースが始まると、チャンネルを変えたかたちんばであった。
コメント (1)
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