こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏のおすすめ音楽 その8: イノヤマランド 「MisicForMyxomycetes」'98

2006-08-23 17:40:23 | 音楽帳
最近、ブログの更新もロクに出来なくなった。
じゃあ、何をやっていたのか?といえば、何より「家」=マイハウスを買い求めて3000里、不動産屋とおうち巡りに夢中、という訳だ。
何としても、都内に家を買って、この「ダ」埼玉県(この「ダ」はダ・パンプのように読んでくれ)を脱出するのだ!

いよいよ埼玉脱出計画に着手する時が来たのである。

だから、実際は休みの日も多いが、かたちんばは、グッタリ疲れている。

***

今日は、仕事だったが、これということが無いので、昼で仕事を切り上げて「半休」=半日休暇を取った。
急遽決めたので、何をするとも決めていなかった。

昼ごはんを食べたら秋葉原に移動。
ドトールコーヒーでボケーっと一服した。
半日だけの夏休みなのだ。


今日も暑い夏の日だ。
しかし、お盆も過ぎると、夏も終わりの気配がしてくる。


秋葉原から神田方向に歩くと、こんなカベを見つける。
「たばこをのむな」


裏通りには、つぶつぶの赤い実をつけた草を発見。

てくてくと暑い中を歩く。
結局、何をすることもなく、家に帰る。

5時を過ぎると日も傾き、温度も下がってくる。
そんなときになって、イノヤマランドの「MisicForMyxomycetes」を聴きだした。


「MisicForMyxomycetes」とは「変形菌の音楽」と訳される。
97年から98年にかけて上野国立科学博物館でやっていた「変形菌の世界」展にかかっていた音楽を編集したもの。
要は、バイキンくんたちの音楽なのだ。

イノヤマランドは「ダンシンダン・ポジドン」も良いが、これも良い。



静かなカワイイメロディーに自然のゆる~い音が混じる。
森の音・せせらぎの音・鳥の鳴き声・そして、夏の夕暮れ時のようにひぐらしの鳴き声がする・・・。

夏休みの自由研究に、森に行って、虫眼鏡で、草やキノコや苔や土や・・・・そういった微細な自然を眺めているような感じがする。

そういう意味での「環境音楽」かもしれない。
クーラーの効くナツの部屋で聴くイノヤマランドは、ぶきっちょで素朴だけど、優しく可愛い。
コメント (2)
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