
1. St. Saviour Square
2. Stranger by Nature
3. Sweet Charity in Adoration
4. Day After Day
5. Diary of a Hollow Horse
6. Red Letter Day
7. In Northern Skies
8. Singing the Praises of Finer Things
9. All My Prayers
10. Age Old Need
自分が80年代、共感し「信じられた」数少ないバンド(デペッシュ・モードもだが)がチャイナ・クライシスだった。
初期の12インチシングルの応酬・・・それに、アルバムでいうと「WorkingWithFire&Steel」が自分の長年の友だった。
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正直、当時、「未完成」以降、彼ら自身がファンであるスティーリー・ダンに接近し、テクノから離れていったのが、残念であった。
しかし、今になって聴くと、どれもが、やっぱりチャイナ・クライシスの音で、それを聞き取れなかった若気の至りを思う。
「Dairy Of A Horrow Horse」も安心して聴ける良い曲が多く入っている。
A面の流れが素晴らしい。
音の表情は変われど、常に、優しく、ぼうっと、青い空と白い雲を見ている2人の牧歌的な姿が、ここにも見えてくる。
ささやかだが、気取らない、身の丈にあった彼らの音楽を、僕は他人には勧めないが、自分は愛している。