「ザ・ノーマル」名義の唯一の2曲。
まあ、実質はダニエル・ミラーそのものなのだが。
手元にあるのは、7インチシングル。
「T.V.O.D」の方は、1981年、坂本龍一のサウンドストリートにかかって、知ったものだが、「ウォーム・レザレット」は少し後になってから知った。
是非、ニューウェイヴというからには、これくらいインパクトのあるストレンジな音楽を作って欲しいと思うものだ。
ネオアコだかなんだかしらねーが、そんな予定調和なものとは、違うんだね。
「●●風」ではなくて、今まで聞いたことないぶっとんだものを作るのが、ニューウェイヴの真髄なのだから。
「ウォーム・レザレット」は、グレイス・ジョーンズもカバーしているね。
最近では、石野卓球もカバーしている。
こんなストレンジな音楽を、浴びるように聴きたいものだ。
退屈な倦怠感に満ち満ちた「生活」という日常に、飽き飽きしている自分は、そう思う。