ティアーズ・フォー・フィアーズの2枚目のオリジナルアルバムが出たと知って、3月か4月(?)に、秋葉原の石丸電気で輸入盤を購入した。
1枚目の「虐げられてきた子供たちの反逆」という閉鎖的空間での嘆きから、この2枚目は、外への開放的な作り方がされていると、1回聴いて思った。
あくまでも、目は外へ向けて。
まだ、そのときは、「ルール・ザ・ワールド」もヒットしていなかったが。
1枚目と2枚目の間には、大きなへだたりと違いがあるのだ。
今まで、内向的であった彼らが、外へ向けて跳躍を試みた実験作なのであった。
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A面1曲目は、既にシングルカットされている「シャウト」から始まるが、その後の、この2曲目「The Working Hour」が好きになった。
たぶん、4人のバンド形態から、フリーセッションで作っていったと思われる曲だが、その自由な音の流れは、1枚目には無かった作り方の曲である。
浪人の頃、よく聴いたなあ。