こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年3月28日 月曜日 夜-2

2011-03-28 22:59:32 | 雑記帳
佐野眞一の「東電OL殺人事件」というノンフィクションを、かつて読んだ。
丹念なる取材。

まだ女性の社会人の立場が弱い頃、東京電力で要職にまで登り詰めたOLが、なぜ睡眠まで削りながら、夜に円谷町の淫売婦を自らに課し続け、ある日、死体となって発見されなければならなかったのか?

彼女の父は、戦後の高度経済成長の中、それに追い付けるべく電力拡大に尽力したが、若くして過労死した。

父を慕って育った娘の、後を追った行動の底を流れていた何か。

***

阪神淡路大震災のとき、過酷なスケジュールの中、仮設住宅に尽力した方、また、復興に尽力した方、そういった方々が過労死した。

東日本大震災で亡くなった方々にはただただ頭を下げるしかないが、そんな中、一命を取り留めた側・それを支える側、共にこれ以上の不幸があってはならない。

わたしには、頑張れ、とか、元気に、という言葉を、今、やすやすと使う風潮には同調出来ない。
それは、鬱病の人への思いやりとして、あえて、その言葉を口に出さないのと同じだと思っている。
抑鬱に揺られて来た自分が言うのもなんだが。
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2011年3月28日 月曜 夜

2011-03-28 20:56:53 | 雑記帳
課題山積の中、それでも20:35の電車に飛び乗る。

この歳になると、ある時間から大して仕事が前に進まないのを知っている。
要は、仕事場に居ても無駄なのだ。
しかし、周囲の空気になびき、なかなかゼロにまで捨て切れていない情けない自分が在る。

まさかこんな3月を迎えようとは誰もが思わなかったはず。

だからといって、時は・そして・追っ手は待ってくれない。

とは言え「まだ後3日ある。」と思い、仕事場を出たら、憂えても仕方の無いことに「とらわれ」ず、脳はちゃらんぽらんにして良いのだ。

あきらめでは無い。
あまりに深刻ぶっていたって意味が無いからだ。

戦時中「贅沢は敵だ」というスローガンに従って餓死した人が居たが、そうなってはいけない。
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2011年3月28日 月曜 朝

2011-03-28 07:35:53 | 雑記帳
昨夜は、23:00に消灯。
寝床に入り、ミニラジオでNHKの放送をかけながら。
しかし、仕事など変な夢ばかりで6:00に布団を跳ね除ける。

起きて緑茶を飲み、タバコを吸う。
雲一つ無い青空。
だが、温度は低い。
被災地の人にはつらい温度であることだろう。

心で手を合わせ、目玉焼、赤味噌のわかめの味噌味を頂く。

フリオ・イグレシアスの1994年のアルバムに入った「フラジャイル」を聴く。
原曲を作ったスティングが、この曲の美しさを握るつまびくようなスパニッシュなギターを弾き、バッキング・ヴォーカルを演じている。

ニュースで今日の計画停電を発表している。
今日から5→25ブロックに細分化するという。
なおかつ、初回は6:20から。
最悪2時間前迄に可否判断を下す。
やむないことは理解したとしても、住む人への提示方法の下手くそさ・KY思考は、やはり天下の東京電力ならではのさすがさ。

原発は予断は許さぬものの小康状態キープ。

月曜で何があるか分からないので7:08という早い電車に乗ろうとホームに行くと、既に多く人がいる。

ロスを起こす都市のパニックは避けねばならない。
コメント (4)
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