この方にお会いしたのは、まだ二胡を習い始めて2ヶ月という時だったでしょう。
二胡を習い始めて2ヶ月というと皆さんもどんな感じだったかは、覚えていらっしゃると思います。
音を出してもらって、「何年ぐらい二胡弾いているのですか」と聞いたところ、「2ヶ月です」
当然絶句です。
演奏力と、音楽性という点で多分10年以上と私は踏んでいましたから。
お聴きすると、バイオリンのプロの演奏家でした。
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今日本人の奏者と言われる人で、子供のころから二胡に触れていたという人は相当少ないのではないでしょうか。
その少ない中の一人が彼女です。
バイオリンなどは年間5万人の子供達が新たにバイオリンを習い始めると言います。
その中で、音大にまで行けるのは多分1000人に満たないでしょう。
そして更にプロとして活躍できるのは???
そんなバイオリンに比べると二胡を子供のころから始めるというのは全国で . . . Read more
日本の曲や、中国の曲というのは、符点が付いているという曲は、大変少ないですね。
タンっタ・タンっタという軽快な感じはないです。
中国曲は殆どが、四分音符、八分音符、二分音符と、きっちりと並んで行きます。
日本の曲も多くが、符点なしが多いです、日本語は子音と母音の組み合わせですから、跳ねるわけにはいきにくいのかもしれません。
だからかも知れません、軽快なパーカッションの方というのが少ない気が . . . Read more
出過ぎず、走り過ぎず、確実に刻み、安定した音の底辺を作る。それでいて鳴らす時には見事にその低音を響かせます。
チェリストの重松涼子さんです。
以前、秋葉原の肉の万世で開かれたストリングルーブという弦楽器のグループの演奏でもそうでした。
シッカリと低音を守っているという感じがします。
これだけ美人で(美し過ぎるチェリストという方もいます、)シッカリ物の女房役を持ったアンサンブルというのは、恵 . . . Read more
さていよいよ最後の一組になりました。
Xeno Quartet + (ゼノ・カルテット プラス)
2012年結成。二胡・中胡・革胡という音域の異なる胡琴類にパーカッションを加えた編成で、演奏技術を駆使した迫力あるアンサンブルを目指す。近年本格的に始まった胡琴重奏という流れを受け、二胡現代曲やロックなど最先端の分野に挑戦する意欲的なグループ。13年第14回中国音楽コンクール特賞(第一位)及び中華 . . . Read more
この方に関して、書こうと思えば一冊の本が既に出来上がる位な、エピソードが、まだ短いお付き合いなのに有ります。多分弦楽団の方、そしてFB等の友達からは相当なネタを仕入れることも可能ですが、、、
この方には私なんぞが言うことはあまりありません。
日本を代表する二胡奏者であるということ、
ただひたすら音楽家である事、
大変優秀な音楽教育者であるということ。
大変な胆力と体力の持ち主だということ . . . Read more