二胡の調整をしていて様々な雑音やら不具合に出会います。
明らかに、これは木軸ががたついているからだななどとわかる場合もあります。
とくにメールでのお問い合わせなどですと、雑音の場合、言葉のひょげんが違ったりして、
はっきりとはわかりにくい場合もあります。
胴が割れたとか、頭が取れたなどというときは、画像を送っていただければ、その状態がわかりますね。
ところが雑音の場合は、メールなどではわかりにくいことが多いです。
なぜならば、楽器の問題ではなく、弓の問題でもあったりしますから。
弓による雑音というのは意外と多いのです。
デンペンを毛がこするとき、あるいは竹がこするとき。
竹の硬さが柔らかすぎるときなども毛に変な力を加えたりしますから雑音になる場合もあります。
また弓毛そのものに、枝毛があったり撚れていたり、
何本かが見えない毛の束の中で緩んでいたりしても、雑音になる場合もあります。
何しろ馬毛は一頭の馬からとるわけではなく南東化の馬の毛が混ざっていますから、
その伸びく老いも違ってくるからですし。
メーカーによっては、最近は少なくなってきたとはいえブラシをかけずに、毛を張り込んだりしていると。
毛の束の中でよじれた毛が混ざっていることも多いからです。
メールでお問い合わせが来て、比較的はっきりと言葉だけでもわかることはいくつかあります。
その一番多いのは、
アップとダウンの弓の違いで、音程が変わるという事です。
この現象は、二つの要因が考えられますが、
一番多いのは、弦の耐久力が落ちた時です。
二胡の弦は、おおよそ9キロ前後の力で引っ張られてかなり、ぴんと張った状態です。
(この9キログラムというのは弦の種類によっても変わりますが、弦のする意による変化は1キログラム前後もあります。また千斤の幅などによってもその荷重は変わります。一音音を下げるだけで、2,キロ前後の荷重が変わります、一音で随分軽くなります)
ぴんと張った状態ですから、軽く指が触れただけでも音階が変化していきます。
弦が疲労してくると、調弦も狂いやすく、アップとダウンの弓の音程差が強く出てきます。
これは特に新しい弓や、弓毛の強い種類の時に起こりやすいです。
ですから、この時には弦を新しく交換したほうが良い時期にきていると考えられます。
そして弦を交換してもなおかつアップ弓とダウン弓とで音程差があるときには。
木軸に緩みが出てきているときでしょう。
また新しい楽器だし、弦も新しいし、というときにアップとダウンとで音程の差ができるときは、台に問題があると考えてください。
台は一本の木ネジで胴に固定されていますが、この木ネジが緩んでいたり、
台の中で不具合があり台を触ってがたついているときなどは、台のがたつきで、アップとダウンの弓による音程の変化が起こります。
このような二胡の楽器としての不具合を突き止め、それを修正していくのが二胡の調整です。
ただ単に千斤を巻き直したり、駒を交換するだけでは二胡の調整はできないのです。
ですから皆さんが二胡の調整をするときには、まず固定すべきものは固定し、動かすものはスムーズに動かし。
その後弓や弦や駒など調べて、肝心なのは皮の成長ですかね、これは分かりにくいですが
その成長の程度に合わせて、駒の高さや千斤の巻き具合など決めていきます。
あとはお好みに合わせて駒など交換して、音色を楽しむのが良いと思えます。
明らかに、これは木軸ががたついているからだななどとわかる場合もあります。
とくにメールでのお問い合わせなどですと、雑音の場合、言葉のひょげんが違ったりして、
はっきりとはわかりにくい場合もあります。
胴が割れたとか、頭が取れたなどというときは、画像を送っていただければ、その状態がわかりますね。
ところが雑音の場合は、メールなどではわかりにくいことが多いです。
なぜならば、楽器の問題ではなく、弓の問題でもあったりしますから。
弓による雑音というのは意外と多いのです。
デンペンを毛がこするとき、あるいは竹がこするとき。
竹の硬さが柔らかすぎるときなども毛に変な力を加えたりしますから雑音になる場合もあります。
また弓毛そのものに、枝毛があったり撚れていたり、
何本かが見えない毛の束の中で緩んでいたりしても、雑音になる場合もあります。
何しろ馬毛は一頭の馬からとるわけではなく南東化の馬の毛が混ざっていますから、
その伸びく老いも違ってくるからですし。
メーカーによっては、最近は少なくなってきたとはいえブラシをかけずに、毛を張り込んだりしていると。
毛の束の中でよじれた毛が混ざっていることも多いからです。
メールでお問い合わせが来て、比較的はっきりと言葉だけでもわかることはいくつかあります。
その一番多いのは、
アップとダウンの弓の違いで、音程が変わるという事です。
この現象は、二つの要因が考えられますが、
一番多いのは、弦の耐久力が落ちた時です。
二胡の弦は、おおよそ9キロ前後の力で引っ張られてかなり、ぴんと張った状態です。
(この9キログラムというのは弦の種類によっても変わりますが、弦のする意による変化は1キログラム前後もあります。また千斤の幅などによってもその荷重は変わります。一音音を下げるだけで、2,キロ前後の荷重が変わります、一音で随分軽くなります)
ぴんと張った状態ですから、軽く指が触れただけでも音階が変化していきます。
弦が疲労してくると、調弦も狂いやすく、アップとダウンの弓の音程差が強く出てきます。
これは特に新しい弓や、弓毛の強い種類の時に起こりやすいです。
ですから、この時には弦を新しく交換したほうが良い時期にきていると考えられます。
そして弦を交換してもなおかつアップ弓とダウン弓とで音程差があるときには。
木軸に緩みが出てきているときでしょう。
また新しい楽器だし、弦も新しいし、というときにアップとダウンとで音程の差ができるときは、台に問題があると考えてください。
台は一本の木ネジで胴に固定されていますが、この木ネジが緩んでいたり、
台の中で不具合があり台を触ってがたついているときなどは、台のがたつきで、アップとダウンの弓による音程の変化が起こります。
このような二胡の楽器としての不具合を突き止め、それを修正していくのが二胡の調整です。
ただ単に千斤を巻き直したり、駒を交換するだけでは二胡の調整はできないのです。
ですから皆さんが二胡の調整をするときには、まず固定すべきものは固定し、動かすものはスムーズに動かし。
その後弓や弦や駒など調べて、肝心なのは皮の成長ですかね、これは分かりにくいですが
その成長の程度に合わせて、駒の高さや千斤の巻き具合など決めていきます。
あとはお好みに合わせて駒など交換して、音色を楽しむのが良いと思えます。