二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

弓作るっきりないな!!

2014-10-25 11:26:28 | ■工房便り 総合 
福音弓、大変に遅くなってスミマセン。

二胡弓の竹が手に入りました。

ところが、流石にかの国。

使える物が3分の1.

どうも、製品にはできないくらい細いものと太い物が、

竹だけ買うならこれでいいのじゃないかと、たぶん向こうでも製品にはしきれない物を贈って来たようです。

もめましたね。

他にも揉め事が、販売させないとか、いろいろ、でもそのくらいに脅威になってきているのも福音弓なのですと、かえって自信を持ちました。

最初はどうなる事かと、、でもめげないのです。

西野を、日本の技術を甘く見てはいけないのです。

太い物は、削って、さらに竹を硬化させると竹は火を入れるとカーボンになります。

カーボンは、皆さんご存知の、釣りの竿。

或は、棒高跳びの棒になる原料です。

加熱次第ではかないり硬さと粘りをコントロールできます。

かなりの数を回復して、来週あたりから、スピードを上げて、福音弓作り始めます。

福音弓なんぞ、何のことだと思われる方もいらっしゃるでしょう。

これは何時か日本に定着するぐらいに、今までの弓とは弾き易さが違います。

試してみた方が、次々購入していただいています。

まあ、疑ってくれるのは良いのです。

いきなり沢山注文来ても作り切れませんから。でもあと40本、頑張らなければですね。

しかしかの国のいい加減な、商売のお蔭で、というか二胡神様のお蔭なのか、

新しく弓のアイデアが沸きました。

日本は古くから弓の製作と言う点では、この弓と言うのは武器の弓ですが、世界に冠たる名声を誇っっています。

この技術利用しないわけにはいきません。

そこで、そんな事までやっているのと思われるかもしれません。

さっさと福音弓作って送ってと言われてしまいますが。

どうも性格で、、、アイデアが沸くと手が止まりません。

そこで作り始めています。

シゲトウの弓。

見本の竹だけは作りました。

さてどんな物だと思いますか。

出来上がったらこれは、ヴァイオリンの弓並の効果を二胡と言う楽器に発揮させるでしょう。

たぶん来年には、ただし作るのに、一本、一週間ぐらいかかります。

竹と木と、漆と、熱と、の組み合わせです。

武器の弓も、昔は自然のままの、木や竹を使っていました、現状の二胡の弓と同じです。

それから、さらに発展して、使いやすいように形造られるようになってきたのです。

それがこれからつくる、シゲトウの二胡弓になっていくでしょうね。

もう1,2年で廃棄するという物ではなくなりつつある福音弓ですが。

これは、楽器と、二胡のパートナーになる弓になるでしょう。

これこそ日本の技術、かの国ではまねできないでしょう。







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