そうそうまずは、お詫びから。
駒を作る時に私は弦の溝を切りません。
理由は、お客様によって弦の幅の好みが違うからでもあります。
今までに使っていたお気に入りの駒の弦の幅になれていますから。
そして、木の硬さによっては、弦の当たる処の厚みも替えなければ、弦がどんどん木の中に埋まり込んでもしまいます。特にA弦ですね。
ですからうっかり先日も、彪駒試してみたいと言う方にお送りしたところ、弦の溝が切っていないとお叱りを受けてしまいました。
癖と言うのは恐ろしい物で、本当にすみませんでした。
これからは彪駒を定番化しようと思っていますから、この事は気を付けなければいけないですね。
反省です。
さて昨日も営業日でした。週一回とは言えいろいろなことが起きますね。
人生、明日は判らないと言うのは私の好きな格言です。
光舜堂が今の場所を辞めざるを得なくなって、
例えば、私の体力が続かなくなり、車で楽器を持って移動が出来なくなれば、
立川の工房に戻って、二胡屋を開かざるを得ないかもしれません。
或いは余りの赤字続きの為に、他の場所を借りてまで、二胡屋をやると言うのが出来なくなるかもしれません。
或いは、現在なりつつあるように、バーの営業がとんでもなく調子良くなって、
例え一日だけとはいえ、二胡屋、邪魔!と、若い物たちに言われるかもしれません。
なるべく年寄りは若い物たちの邪魔はしない方がよいでしょうね。
或いは、工房から近場の、国立や立川あたりに、、等と言うこともいずれは視野に入れなければならなくなるかもしれません。
あまりの楽器の売れ無さに、関西の方が需要が高いから、関西へ行こうか!などとも、ほぉさんと話したりもします。
しかしどんな状態であれ、日曜日のみと言うのは変わらないでしょう。
相当元気が無くなってきても、これだけはやめられません。
理由は、本当に楽しいからです。
初めての方、(最近凄く多いです)随分前に一度いらした方、会員の方、常連の方。
その方達の楽器を調整して、最後にこれ使ってみますと、もったいぶって、彪駒を付けて楽器をお返ししますと、
弾いた瞬間のその表情の代わりっぷり、そしてその音出し、これはもうとてつもなく楽しい物です。
皆さん本当に驚かれますし、不思議なことに皆さん笑いだします。
そう楽器を弾いた途端笑いだしてしまうのです。
回りにいる皆さんも笑いだします。
笑い駒と言う名前にしようかなどとも考えてしまいます。
今まで光舜堂は、私もほぉさんも,HPにも楽器の金額は載せませんでしたし、私の作った楽器は一番良いよとも言って来ていません。(健全に鳴るとは言っています)
他の楽器よりウチのが一番良いとも言って来ていません、それは楽器は相性だからです。
楽器は出会いだからです。
でも今回のこの彪駒、黒彪駒、これは良いですよ。
どんな楽器もワンランクもツウランクもアップさせますと言えます。
構造自体が鳴るべくして鳴るからです。
もちろん批判する人はいるかもしれません、これは邪道だと。
今まではこう言われて反論しませんでした。言いたい人には言わせておこうと、
でも、二胡の音はこういうものと、思い込んでおられる方でさえ、その鳴りっぷりには驚かれます。
ですのでこれは是非皆さんにお勧めします。
5000円高過ぎと言う方もおられました、でもつけてみて、皆さん安すかったと納得します。
この駒にしても、材料自体から選びます。木の根元の方きり使えません。
そして曲がっている所しかその力を発揮できないのです。
通常駒は、量産です、機械で一律に、刻んで削っています。
ですからプロの方でも沢山ピルケースに詰めていて、その中でも気に入った物を選んで使う方も多いのです。
木はそれこそ根元の方と、上の方で硬さが違います。
下の方は、木の全重量を支えますから強いのです、ですからそこには力が溜まっています。
木の枝の元も強いです、木の曲がっている所も強いです、重さを支えようと、力こぶを入れている状態ですから。
そこを選んで駒を作ります。
これは結構無駄な材料がかかります。
皆さんがとにかく駒を買ってみて沢山の中からなんとか選ぶくらい以上に、材料を作る段階から選びます。
鳴るか鳴らないか分からない物を数を買うよりずっとお得です。
そして間違いなくなります。一つ一つ鳴らしてみてから店に持って行きますから。
自分で一台一台に本当は削り込んで皆さんの楽器に合わせたいのです。
でも、より広く広めようと言う時には、これは出来ません、そこで更に改造を重ねて、今出来つつあります。
汎用タイプの彪駒。
これを持って、今月末の連休の土曜日には、関西に出陣です。
どんな批判でも受けますよ。
駒を作る時に私は弦の溝を切りません。
理由は、お客様によって弦の幅の好みが違うからでもあります。
今までに使っていたお気に入りの駒の弦の幅になれていますから。
そして、木の硬さによっては、弦の当たる処の厚みも替えなければ、弦がどんどん木の中に埋まり込んでもしまいます。特にA弦ですね。
ですからうっかり先日も、彪駒試してみたいと言う方にお送りしたところ、弦の溝が切っていないとお叱りを受けてしまいました。
癖と言うのは恐ろしい物で、本当にすみませんでした。
これからは彪駒を定番化しようと思っていますから、この事は気を付けなければいけないですね。
反省です。
さて昨日も営業日でした。週一回とは言えいろいろなことが起きますね。
人生、明日は判らないと言うのは私の好きな格言です。
光舜堂が今の場所を辞めざるを得なくなって、
例えば、私の体力が続かなくなり、車で楽器を持って移動が出来なくなれば、
立川の工房に戻って、二胡屋を開かざるを得ないかもしれません。
或いは余りの赤字続きの為に、他の場所を借りてまで、二胡屋をやると言うのが出来なくなるかもしれません。
或いは、現在なりつつあるように、バーの営業がとんでもなく調子良くなって、
例え一日だけとはいえ、二胡屋、邪魔!と、若い物たちに言われるかもしれません。
なるべく年寄りは若い物たちの邪魔はしない方がよいでしょうね。
或いは、工房から近場の、国立や立川あたりに、、等と言うこともいずれは視野に入れなければならなくなるかもしれません。
あまりの楽器の売れ無さに、関西の方が需要が高いから、関西へ行こうか!などとも、ほぉさんと話したりもします。
しかしどんな状態であれ、日曜日のみと言うのは変わらないでしょう。
相当元気が無くなってきても、これだけはやめられません。
理由は、本当に楽しいからです。
初めての方、(最近凄く多いです)随分前に一度いらした方、会員の方、常連の方。
その方達の楽器を調整して、最後にこれ使ってみますと、もったいぶって、彪駒を付けて楽器をお返ししますと、
弾いた瞬間のその表情の代わりっぷり、そしてその音出し、これはもうとてつもなく楽しい物です。
皆さん本当に驚かれますし、不思議なことに皆さん笑いだします。
そう楽器を弾いた途端笑いだしてしまうのです。
回りにいる皆さんも笑いだします。
笑い駒と言う名前にしようかなどとも考えてしまいます。
今まで光舜堂は、私もほぉさんも,HPにも楽器の金額は載せませんでしたし、私の作った楽器は一番良いよとも言って来ていません。(健全に鳴るとは言っています)
他の楽器よりウチのが一番良いとも言って来ていません、それは楽器は相性だからです。
楽器は出会いだからです。
でも今回のこの彪駒、黒彪駒、これは良いですよ。
どんな楽器もワンランクもツウランクもアップさせますと言えます。
構造自体が鳴るべくして鳴るからです。
もちろん批判する人はいるかもしれません、これは邪道だと。
今まではこう言われて反論しませんでした。言いたい人には言わせておこうと、
でも、二胡の音はこういうものと、思い込んでおられる方でさえ、その鳴りっぷりには驚かれます。
ですのでこれは是非皆さんにお勧めします。
5000円高過ぎと言う方もおられました、でもつけてみて、皆さん安すかったと納得します。
この駒にしても、材料自体から選びます。木の根元の方きり使えません。
そして曲がっている所しかその力を発揮できないのです。
通常駒は、量産です、機械で一律に、刻んで削っています。
ですからプロの方でも沢山ピルケースに詰めていて、その中でも気に入った物を選んで使う方も多いのです。
木はそれこそ根元の方と、上の方で硬さが違います。
下の方は、木の全重量を支えますから強いのです、ですからそこには力が溜まっています。
木の枝の元も強いです、木の曲がっている所も強いです、重さを支えようと、力こぶを入れている状態ですから。
そこを選んで駒を作ります。
これは結構無駄な材料がかかります。
皆さんがとにかく駒を買ってみて沢山の中からなんとか選ぶくらい以上に、材料を作る段階から選びます。
鳴るか鳴らないか分からない物を数を買うよりずっとお得です。
そして間違いなくなります。一つ一つ鳴らしてみてから店に持って行きますから。
自分で一台一台に本当は削り込んで皆さんの楽器に合わせたいのです。
でも、より広く広めようと言う時には、これは出来ません、そこで更に改造を重ねて、今出来つつあります。
汎用タイプの彪駒。
これを持って、今月末の連休の土曜日には、関西に出陣です。
どんな批判でも受けますよ。