グラナディラという名前で呼ばれることの多い木です。
クラリネットやオーボエを作る材料です。
マメ科の木です。
マメ科と言うと皆さんご存知の紫檀の系統ですね。
ところが真っ黒なのです。
黒檀のように木目が見えないというような真っ黒ではありません。
削った当初は、グレーの濃淡という感じですが、時間が経つにつれて、殆ど全体が黒くなります。
マメ科の木ですから、音的には、紫檀のように明るい感じに鳴るかと思いきや、これがそうでもないのです。
削った木を叩いてみると、音が2重に聞こえます。
ベースの重低音の中に、カーンという、響きが入ります。
重低音という点では、紫檀などよりはるかに黒檀に近い響きを持つのですが、黒檀より多い、導管が細かく繋がって走っていますから、音の伸びがとてもよいのです。
ある意味、老コウボクの響きの良さを持った、重低音の紫檀ということもできます。
当然音は大きくなります。
シャム柿がホントに二胡という感じの音色に比べると、もっと明快な切れのある鳴りをします。
どこまでも遠くへ伸びるホルンのような感じと言ってよいと思います。
演奏者の弾き方によっては、西洋の楽器と一緒に演奏できる楽器になります。
アフリカンブラックウッドは殆どヨーロッパへ入ってクラリネットやオーボエなどにされてしまい、日本には大きな木というのが殆ど入って来ませんでしたが、
このブログの読者でもある方から一昨年依頼を受け、色々探して一台だけ、二泉胡を作らせていただきました。
私としてはかなり良い出来に仕上がったと感じています。
それで以前から、このアフリカンブラックウッドを探していたのです。
たまたま、25年ほど前に私の取引する会社が購入していた物が一枚だけ残っていました、乾燥は十分です。
この一枚で多分、二胡は10台ぐらいは取れると思います。
7月の試奏には出そうと思っています。
クラリネットやオーボエを作る材料です。
マメ科の木です。
マメ科と言うと皆さんご存知の紫檀の系統ですね。
ところが真っ黒なのです。
黒檀のように木目が見えないというような真っ黒ではありません。
削った当初は、グレーの濃淡という感じですが、時間が経つにつれて、殆ど全体が黒くなります。
マメ科の木ですから、音的には、紫檀のように明るい感じに鳴るかと思いきや、これがそうでもないのです。
削った木を叩いてみると、音が2重に聞こえます。
ベースの重低音の中に、カーンという、響きが入ります。
重低音という点では、紫檀などよりはるかに黒檀に近い響きを持つのですが、黒檀より多い、導管が細かく繋がって走っていますから、音の伸びがとてもよいのです。
ある意味、老コウボクの響きの良さを持った、重低音の紫檀ということもできます。
当然音は大きくなります。
シャム柿がホントに二胡という感じの音色に比べると、もっと明快な切れのある鳴りをします。
どこまでも遠くへ伸びるホルンのような感じと言ってよいと思います。
演奏者の弾き方によっては、西洋の楽器と一緒に演奏できる楽器になります。
アフリカンブラックウッドは殆どヨーロッパへ入ってクラリネットやオーボエなどにされてしまい、日本には大きな木というのが殆ど入って来ませんでしたが、
このブログの読者でもある方から一昨年依頼を受け、色々探して一台だけ、二泉胡を作らせていただきました。
私としてはかなり良い出来に仕上がったと感じています。
それで以前から、このアフリカンブラックウッドを探していたのです。
たまたま、25年ほど前に私の取引する会社が購入していた物が一枚だけ残っていました、乾燥は十分です。
この一枚で多分、二胡は10台ぐらいは取れると思います。
7月の試奏には出そうと思っています。