楽器屋の役割には、大きく分けて、
楽器屋がそれぞれ、これこそは良い楽器ですよと勧める販売部門と、
修理部門です。
洋楽器にしろ、和楽器にしろ、先生達が販売に直接かかわるというのは有りませんでした。
二胡の場合はどうでしょう。
今の日本の二胡の業界の楽器の販売は、そのほとんどが、教室を通してという形です。
もちろん楽器屋さんも有ります。
しかし、楽器屋で二胡を直接購入される方と言うのは、多分20%に満たないでしょう。
それも地方の方は、通販と言う方法をとられる方も多いのではないでしょうか?
もちろん、二胡そのものが、蛇皮にかかわるワシントン条約の制約が有り、
生産地も、中国と台湾とすべて輸入に頼る形で下から、これはいたしかたないのかもしれません。
日本には、二胡を販売する店を構える中国楽器専門店は、私の知る限り東京に5ヶ所、
関西に4ヶ所、
北陸に2ヶ所
九州に2ヶ所
沖縄に1ヶ所
(このほかにあったら教えて下さい)
その他、東京名古屋大阪神戸などに大手の楽器店の中に少し二胡が置いて有るというような形だと思います。
通販を主力とする楽器店も有りますね、多分その事務所には多少のショールームも有るのかもしれません。
意外とありますね。
しかし、それにもかかわらず、教室を通してというのが多いのです。
東京や、関西の楽器屋さんが、日本各地の教室に卸しているのが多いからかもしれません。
しかし、もっといえば、二胡そのものの知識が日本の中にまだ確定しておらず、
楽器の知識が、教室の先生を通して広がってきたからでしょう。
多分、明治時代に、バイオリンが日本に広まって来た時にも同じことが言えたのではないでしょうか。
ヨーロッパでバイオリンを勉強してきた人が、教室を開いたり、あるいはバイオリンを弾ける外国人が楽器と共に、その音楽まで、日本の中に広げてきたことと、
明治という特殊な欧米に見習えと言う政府の方針の中で、洋楽器も割と早い時期から音楽学校と言う物が、設立されて欧米の音楽教育と言うのが推し進められて来たのです。
明治も25年ぐらいから、日本の中でも、バイオリン等の洋楽器が作られるようになり、大正時代になると日本製のバイオリンが反対にヨーロッパに輸出されるくらいにまでなったのだと思います
まだ二胡は日本に本格的に入って来て20年に満たないと思います。
かなり古くから活動されている先生でも、20年ぐらいでしょう。
当然、楽器そのものも中国から、先生達が運んで来た物が主力だったと思います。
多分、中国系の楽器を扱う専門店が出来たのは、まだ10年ぐらい前です。
それでも、まだまだ、二胡の愛好家たちは先生の耳を信頼して、楽器を購入するという形は変わりませんでした。
楽器屋さんは、直接売るのは、20%位あとの80%は、各地方の先生への卸しでした。
それはそうだと思います。
二胡の演奏を覚え始めても、なかなか良い楽器の選定が出来るという自信はまだ皆さんに無かったと思います。
この7、8年でしょうか、
二胡の製作家と言うのが中国にはいて、その人たちが、プロ用の良い楽器を作っているのだというのが、常識になり始めました。
そんな中で、様々なブログや、HPで、二胡はこういう楽器であると書く方達も増えてきましたが、
楽器屋さんのHP では、やはり商売である以上、自社の楽器が正当な二胡であるという以外、客観的な二胡の良さを判断できる資料には成りません。
それ以外にも、ご自分で色々調べたり、中国の情報をかなり正確に伝えるようなブログも出てきたりはしました。
しかしそのどれにも、修理、調整と言うのは付けたしぐらいで、楽器屋として修理調整が、楽器にはつきものなのだというのを、書いている物には、なかなか出合えませんでした。
修理にしても、各楽器屋さんは、自社の販売したもの以外は受け付けませんし、
それも教室に現時点で通っている人のみと言うところも中には有ります。
楽器の修理と言うのは、楽器屋としては、主力な仕事の一つのはずです。
言うまでも無く、楽器は使われていけば、良い音にもなっていきますが、老朽化もします。
これは他の楽器では当たり前のことなのですが、二胡の世界にはまだまだ、このことが定着していません。
楽器屋がそれぞれ、これこそは良い楽器ですよと勧める販売部門と、
修理部門です。
洋楽器にしろ、和楽器にしろ、先生達が販売に直接かかわるというのは有りませんでした。
二胡の場合はどうでしょう。
今の日本の二胡の業界の楽器の販売は、そのほとんどが、教室を通してという形です。
もちろん楽器屋さんも有ります。
しかし、楽器屋で二胡を直接購入される方と言うのは、多分20%に満たないでしょう。
それも地方の方は、通販と言う方法をとられる方も多いのではないでしょうか?
もちろん、二胡そのものが、蛇皮にかかわるワシントン条約の制約が有り、
生産地も、中国と台湾とすべて輸入に頼る形で下から、これはいたしかたないのかもしれません。
日本には、二胡を販売する店を構える中国楽器専門店は、私の知る限り東京に5ヶ所、
関西に4ヶ所、
北陸に2ヶ所
九州に2ヶ所
沖縄に1ヶ所
(このほかにあったら教えて下さい)
その他、東京名古屋大阪神戸などに大手の楽器店の中に少し二胡が置いて有るというような形だと思います。
通販を主力とする楽器店も有りますね、多分その事務所には多少のショールームも有るのかもしれません。
意外とありますね。
しかし、それにもかかわらず、教室を通してというのが多いのです。
東京や、関西の楽器屋さんが、日本各地の教室に卸しているのが多いからかもしれません。
しかし、もっといえば、二胡そのものの知識が日本の中にまだ確定しておらず、
楽器の知識が、教室の先生を通して広がってきたからでしょう。
多分、明治時代に、バイオリンが日本に広まって来た時にも同じことが言えたのではないでしょうか。
ヨーロッパでバイオリンを勉強してきた人が、教室を開いたり、あるいはバイオリンを弾ける外国人が楽器と共に、その音楽まで、日本の中に広げてきたことと、
明治という特殊な欧米に見習えと言う政府の方針の中で、洋楽器も割と早い時期から音楽学校と言う物が、設立されて欧米の音楽教育と言うのが推し進められて来たのです。
明治も25年ぐらいから、日本の中でも、バイオリン等の洋楽器が作られるようになり、大正時代になると日本製のバイオリンが反対にヨーロッパに輸出されるくらいにまでなったのだと思います
まだ二胡は日本に本格的に入って来て20年に満たないと思います。
かなり古くから活動されている先生でも、20年ぐらいでしょう。
当然、楽器そのものも中国から、先生達が運んで来た物が主力だったと思います。
多分、中国系の楽器を扱う専門店が出来たのは、まだ10年ぐらい前です。
それでも、まだまだ、二胡の愛好家たちは先生の耳を信頼して、楽器を購入するという形は変わりませんでした。
楽器屋さんは、直接売るのは、20%位あとの80%は、各地方の先生への卸しでした。
それはそうだと思います。
二胡の演奏を覚え始めても、なかなか良い楽器の選定が出来るという自信はまだ皆さんに無かったと思います。
この7、8年でしょうか、
二胡の製作家と言うのが中国にはいて、その人たちが、プロ用の良い楽器を作っているのだというのが、常識になり始めました。
そんな中で、様々なブログや、HPで、二胡はこういう楽器であると書く方達も増えてきましたが、
楽器屋さんのHP では、やはり商売である以上、自社の楽器が正当な二胡であるという以外、客観的な二胡の良さを判断できる資料には成りません。
それ以外にも、ご自分で色々調べたり、中国の情報をかなり正確に伝えるようなブログも出てきたりはしました。
しかしそのどれにも、修理、調整と言うのは付けたしぐらいで、楽器屋として修理調整が、楽器にはつきものなのだというのを、書いている物には、なかなか出合えませんでした。
修理にしても、各楽器屋さんは、自社の販売したもの以外は受け付けませんし、
それも教室に現時点で通っている人のみと言うところも中には有ります。
楽器の修理と言うのは、楽器屋としては、主力な仕事の一つのはずです。
言うまでも無く、楽器は使われていけば、良い音にもなっていきますが、老朽化もします。
これは他の楽器では当たり前のことなのですが、二胡の世界にはまだまだ、このことが定着していません。
楽器を売るだけで精一杯て言うのが本音なのではないでしょうか。修理するには中国へ送るしかないのが実情ですよね。西野さんレベルの製作者が出てくる、または中国からやってくるようになれば良い方向に進むのではないでしょうか。時の権力者なら職人を移住させるなんてのは当たり前だったのですが(笑
こういうことが分かってないと修理なんかとてもとてもって感じでしょうか。二胡も同様ですよ。
まぁ、私のように中途半端な知識でやるのもよくないけど、情報が少ないし、先生方もしっかり教えていない今の実情がいけないと密かに憂いております。
良く鳴っていました。
何とご自身で、調整されたとのこと、(女性です)割と男性に、ご自身で調整されている方多いのですが、女性では珍しいですね、思わず光舜堂に誘ってしまいそうになりましたが、(笑い)余程良い耳をお持ちか、とても感の良い方なのでしょう。
無理が無いですね。
昨日は面白かったです。
上海の工房で作って、日本で通販している工房の二胡が、3台も来ました、3台とも同じ調整法で下から、みんな同じように、第2ポジションの3指のところで雑音が出ます。これは構造的な問題でしょう、これは今までは致し方ないとされていた雑音ですが、皮のそばの木の厚みが足りないのだということそして、皮の張り方が多少緩いので、いきなり大きい音が出るのですが、大きい音と、鳴りと言うのは、違う意味なのだと、良い勉強になりました。同じ形で削ってしまうのでしょうか、その他は全く問題ない良い楽器です。値段に比べたら、とても良い方です。
この部分の、雑音の取り方、調整で出来る方法見つけました。
困っている人は、試しに調整に来て下さい。