二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ほぉさんに怒られた。。。。ボーイング右手の動き

2010-08-23 10:23:32 | ■工房便り 総合 
昨日、光舜堂の終わった後、店番ズに怒られた。

あの文章は、クライ、と。

最近、妙に、キーボードがうまく使えるようになったからかもしれない。

気持ちがそのまま出てしまいます。(大変失礼しました)

これが二胡の演奏なら良かったのに、と、反省しきりです。

本題です、

演奏家の共通しているのは、腕の太さと言う話でした。

ボクサーが、階級違いで戦う時に、グローブに錘を入れて戦うそうです。(練習だろうけど)

フライ級でも、ミドル級をノックアウト出来るといいます。

(真似しないでください、女性でも、手に錘を着けると、男性を倒せるといいますから、危険です)

私自身試しに二胡弾く時に、ゴルフボール(十円10ヶ)握って弾いてみました。

見事にパワーアップします。(これはやってみてください)

と言うことは、右手の重さが、弦にかかっているということではないでしょうか。

何気に力を入れず、右手を軽く動かしているだけのようですが、

実際には、手の重さが弓に乗り、弦に、かかっているということだと思います。

むしろ、弦の一点に掛る弓の毛を意識してその一点に向かって動かすという感じがつかめたら、

手のウェートがしっかり乗って、しっかりした音になるのかもしれません。

もうひとつの共通点は、

演奏家の弓を見ていると、弾く時に、内弦も、外弦も、ピタッと平らになって見えます。

もちろん、私でも、内弦を弾く時には、かなり平らになって弦に当たっています。

でも、外弦を弾く時には、なんだか、心もとなく、

確かに弦に、当たっているところの弓の毛は平らに?なっているようなのですが。

演奏家たちのいうには、少し手首を上げて、と言います。

みなさんも先生に言われていますか?

確かにそうすると弓は比較的平らになって、弦に当たりますが、

これ相当力を入れないといけません。

むしろ思いっきり、力を入れた時の方が、弓の毛は平らに弦に当たります。

力を抜くというのとは、相反することの様に思います。

やはり、筋肉の力、と言うより、内筋を使った、ウェートの乗せ方と言うこときり、

この二つの反する動きは出来ないようです。

でも、気持ちを、弦に当たる1点に集中して弾く、

意識を弦と弓の毛の当たるところへ向かわせることで少しは、ウェートが乗るのかもしれません。

このこと、ホントに偶然ながら、一度お会いした事のある、るつ、さんのブログに、同じ日に書かれていたのは驚きでした。

http://utatanekobo.blog83.fc2.com/blog-entry-850.html

るつさんの演奏は、限りなくプロの音に近く、

そのゆったりした全弓を使ったのびやかな音はとても素敵でした。

ああ、同じこと考えているんだと、

演奏は下手でも、物理的には、正しいのかもしれないと、

大変嬉しかったです。


西野和宏



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6 Comments

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Unknown (Jimmy)
2010-08-23 14:43:20
内筋を鍛えるなんていうのは、二胡を抱えた即身成仏になりかけのワタクシはもう、とっても難しいことのように思います。。。

で、
我が師の教えに、「腰を使いなさいッ!」というのがあります。年がいもなく腰をフリフリするわけですが、、、
今になって考えるに、右腕は腕力で振るのではなく、腰の先行動作を使って振るのだということです。さすれば腕力を抜いても無理なく弓は動かせるということですね。
実際、腰を使うと音も違うようです。
ま、野球選手がバットを振るのに腕力で力任せに振っているわけではないのと同じかもしれませんね。

ワタクシの周りではこれを実践している人は本当に少ないと思います。大御所にお墨付きを貰った西野さんくらいじゃないでしょか。
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分かりました! (やすぞ~)
2010-08-23 20:21:53
コメント書きたいのに、書けない方が沢山おられるんですよ!

1対1なら話せる事が、netでは書けないのですよ…
(色んな理由があるのですよ…)


今日のブログを読んで、私はもどかしく思いました…

書けなくてすみませんm(__)m

次回 お会いした際に、覚えていればお話させて頂きます。
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jimmyさん (nishino)
2010-08-23 21:12:44
二人で腰振りますか、フラダンスはやっているみたいですね、

でも、やはりひたすら引き込むきりないのかもしれません。

でも良い先生につかれているみたいですね、良いですね、
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ありがとうございます。 (やすぞ~さん)
2010-08-23 21:14:13
確かに、色々有るのでしょうね、

その点、私は、ネット社会の、世間知らずなのかもしれません。

今度教えてください。
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不思議! (るつ)
2010-08-23 22:08:15
同じ日に西野さんと重なる内容を書いていたなんて…!光栄です♪

外弦の弾き方は、ほんと難しいですね。手首を上げるのがポイントだと思いますが、そうすると弓のコントロールが難しく、弓をしっかり支えるのに意外と力が要ります。
やはり、正しいボーイング練習で、しっかり内筋を鍛えるのが大切なんでしょうね。漫然と弾くのではなく、意識を集中して…。あとはTomomiさんの書かれていた呼吸法も、とても大切だと思います。(私はよく老師に、「呼吸が浅い、息が吐けていない」と言われます)
力任せではない力の入れ方を習得するには、まだまだ時間がかかりそうです。
二胡道ですね。
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るつさん (nishino)
2010-08-24 08:42:43
確かに、二胡道なのかも、

バイオリンや、チェロ等は、ボーイングの基本が確立されていると聞きます。

今日本の中では、様々な先生が、独自の、ボーイングを教えています。

個人の好みなのか?
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