二胡の木の話 その1
二胡を作る木は、大きく分けて、紫檀、黒檀、老紅木、花梨と4種類の木の名前が挙げられます。
その中でも紫檀は、いかにも二胡らしい音色がするといわれて、この木を好む方も多いです。
ところが紫檀と言われるものの中にも様々な名前の物があります。
これらは販売会社それぞれにつけた名前もあり、同じ木でも会社によって名前が違ったりもしますので、
呼び名とは別に、日本であるいは世界の木材市場で販売される比較的共通な名前も書いておきます。
まず販売されている紫檀の名前一覧です。
小葉紫檀、(レッドサンダー日本名コウキ)
アフリカ小葉紫檀(パーローズ)、
血紫檀(ソノケリン)、
血檀(ソノケリン)、
薔薇檀(ソノケリン)、
大葉紫檀(パーロッソ)、
大葉紫檀(パープルウッド)
ア
フリカ本紫檀(パリサンダー)、などがあります。
この中に大葉紫檀は同じ漢字でも木がまったく違う場合があります。
また漢字は違っても、同じ樹種の物(ソノケリン)も有ります。
このソノケリンは、3.400年前に、インドの小葉紫檀がインドネシアやオーストラリアに植林されたものと言われています。
このように販売名前と。日本でよばれる名前が違うというのはたくさんあります
二胡に使われている、いわゆる単に紫檀として10年以上前に売られていたものの中には、
日本名手違い紫檀、あるいはチンチャンと言われていたものが半分くらいを占めています。
これは日本ではとても高級な素材として、小葉紫檀の代用品として販売されていました。
実際、伐採から30年以上たったものは殆ど小葉紫檀と見分けがつかないと思われます。
また、単に紫檀と呼ばれるものの中には、インドローズウッドも多いです。
これはギターやヨーロッパの家具などにも多く使われてきた、木目のとても美しい木です。
これらは楽器として作られた後10年もすると殆ど真っ黒な色に変色し、小葉紫檀と見分けがつかないことも多く、
今でも小葉紫檀の二胡として発売されている物も在ります。
また、紫檀と言われながら、多少木の色が、明るく軽い紫がかった茶色の物に、ホンジュラスローズウッドの二胡を見かけることも多いです。
これは音色が強く鳴りも強いので、音色としては紫檀ではないようだと思われる方も多くいらっしゃいます。
また日本で本紫檀と言われた木があります。それは中国では酸枝木と言われる木です。
この木はベトナムやタイなどに産出しますが、今では非常に少なくなってきていて、10年以上前の二胡には紫檀として販売されていました。
どちらかというとインドのローズ宇ddに近い素材で、各産出国の地質による色の変化が大きいです。
胡に使う木の名前というのは統一性が無く、各核時代、各地方また各製造会社、
あるいは販売会社によって同じ樹種にしても名前が違ってしまったりもします。,
単に販売会社あるいは販売者が紫檀と言ったとしても、それらがすべてインドの小葉紫檀ではないと考えた方が良いとは思います。
音色としては紫檀と言われる材で出来た二胡は、比較的音が明るい感じはします。
これは黒檀などに比べると違いが良く分かります。
問題は、木工のプロ以外には、単に紫檀と言われても、どの種類かが見分けがつきにくいということでしょう。
むしろ弾いてみてどんな紫檀にしろ、お気に入りの音色の物を探す方が良いのかもしれません。
インド小葉紫檀天然物
インド小葉紫檀植林物
手違い紫檀
インドのローズウッド
ホンジュラスローズウッド。
二胡を作る木は、大きく分けて、紫檀、黒檀、老紅木、花梨と4種類の木の名前が挙げられます。
その中でも紫檀は、いかにも二胡らしい音色がするといわれて、この木を好む方も多いです。
ところが紫檀と言われるものの中にも様々な名前の物があります。
これらは販売会社それぞれにつけた名前もあり、同じ木でも会社によって名前が違ったりもしますので、
呼び名とは別に、日本であるいは世界の木材市場で販売される比較的共通な名前も書いておきます。
まず販売されている紫檀の名前一覧です。
小葉紫檀、(レッドサンダー日本名コウキ)
アフリカ小葉紫檀(パーローズ)、
血紫檀(ソノケリン)、
血檀(ソノケリン)、
薔薇檀(ソノケリン)、
大葉紫檀(パーロッソ)、
大葉紫檀(パープルウッド)
ア
フリカ本紫檀(パリサンダー)、などがあります。
この中に大葉紫檀は同じ漢字でも木がまったく違う場合があります。
また漢字は違っても、同じ樹種の物(ソノケリン)も有ります。
このソノケリンは、3.400年前に、インドの小葉紫檀がインドネシアやオーストラリアに植林されたものと言われています。
このように販売名前と。日本でよばれる名前が違うというのはたくさんあります
二胡に使われている、いわゆる単に紫檀として10年以上前に売られていたものの中には、
日本名手違い紫檀、あるいはチンチャンと言われていたものが半分くらいを占めています。
これは日本ではとても高級な素材として、小葉紫檀の代用品として販売されていました。
実際、伐採から30年以上たったものは殆ど小葉紫檀と見分けがつかないと思われます。
また、単に紫檀と呼ばれるものの中には、インドローズウッドも多いです。
これはギターやヨーロッパの家具などにも多く使われてきた、木目のとても美しい木です。
これらは楽器として作られた後10年もすると殆ど真っ黒な色に変色し、小葉紫檀と見分けがつかないことも多く、
今でも小葉紫檀の二胡として発売されている物も在ります。
また、紫檀と言われながら、多少木の色が、明るく軽い紫がかった茶色の物に、ホンジュラスローズウッドの二胡を見かけることも多いです。
これは音色が強く鳴りも強いので、音色としては紫檀ではないようだと思われる方も多くいらっしゃいます。
また日本で本紫檀と言われた木があります。それは中国では酸枝木と言われる木です。
この木はベトナムやタイなどに産出しますが、今では非常に少なくなってきていて、10年以上前の二胡には紫檀として販売されていました。
どちらかというとインドのローズ宇ddに近い素材で、各産出国の地質による色の変化が大きいです。
胡に使う木の名前というのは統一性が無く、各核時代、各地方また各製造会社、
あるいは販売会社によって同じ樹種にしても名前が違ってしまったりもします。,
単に販売会社あるいは販売者が紫檀と言ったとしても、それらがすべてインドの小葉紫檀ではないと考えた方が良いとは思います。
音色としては紫檀と言われる材で出来た二胡は、比較的音が明るい感じはします。
これは黒檀などに比べると違いが良く分かります。
問題は、木工のプロ以外には、単に紫檀と言われても、どの種類かが見分けがつきにくいということでしょう。
むしろ弾いてみてどんな紫檀にしろ、お気に入りの音色の物を探す方が良いのかもしれません。
インド小葉紫檀天然物
インド小葉紫檀植林物
手違い紫檀
インドのローズウッド
ホンジュラスローズウッド。