ある教室の先生は、見た目に弓の毛が多いと、
なんとその場で生徒さんの弓の毛をバツバツ切ってしまうそうです。
ある機会にその切られた、弓の毛の数を数えましたら、
125本
切った理由は、内弦と外弦を同時に弾いてしまいかねないから。
まあ確かに時々ご来店のお客様の弓を、ほぉさんが整えます。
それは、弓の毛が何本か、だらっと緩んで、両方の弦にあたっているからです。
その際は、ほぉさんはとても口うるさく、
「必ずはさみで切ってください」
理由は、弓の手元の束ねているところや、頭の結んでいるところから、
ほぐれていきやすいからという事もありますが、
変に短く残っていると、その残っている毛がまたまた他の弦にあたるという事でもあります。
また、そのよう二本の弦を同時に弾いてしまうからという理由ではなく、
単に先生のお考えが、毛は、220本から250本くらいが弓として適正であるという事を話す先生もいます。
またある先生は、300本くらいの毛の数が、一番気持ちよく音色を出すというかたもいます。
120本から300本までの差があるのです。
光舜堂の福音弓の毛はどのくらいかといいますと、
各弓の種類によって違います。
光舜堂では、西風は9グラム前後です。
西風の毛ですと、一種類の毛を使いますので、ある程度は数を数えても、各弓でそれほどの違いは出てきません。
大体250本前後です。
これは私がいろいろ弾いてみて、
決めた数なのですというより、重さなのです。
ヴァイオリンの弓は、平均で、8グラムくらいです、
大体その前後ですかね、
かといって、7グラムというほど少なくはないのです。
馬毛は、一本一本その細さと太さが違います。
弓を造るための馬毛は、何十頭分も束になって、キロ単位で購入するのです。
一頭当たりのしっぽの毛の数は、大体350グラムくらいだそうです。
それから荒い選別をすると、大体250グラムくらいになります。
その時にはもうすでに様々な感じの毛が混ざって入ってきます。
ですから数を数えるより、重さで整えていくほうが、各弓の毛が質が一定になりやすいのです。
ただし東風、阿炳礼賛、あるいは嵐風などは、何種類かの毛を混ぜますから、
その種類ごとにほぉさんは、数えて混ぜています。
そして、なおかつ、ブラム数が一定になるように、足したり減らしたっり、
あるいは、よれよれの毛、
細すぎるもの、カールしているもの、
そして光に透かしながら、透明感のあるものない物、選んで、各弓を作り上げています。
西風にしても混ぜてはいないものの、これらの毛を確かめる作業はほぉさんの仕事なのです。
弓つくりにいて、私のやっているのは、
様々な硬軟合わせて入ってきた竹を、油抜きして、火をかけて硬さをある程度一定にして、
そして毛を竹に取り付けることです。
その間の毛の選別や整えることなどは、私の目ではかなり難しいですね。
1070本を超えて作ってきた福音弓は、まだまだ、皆さんから絶大な支持をいただいています。
この7月で3年たちましたが、毛の張替えの必要なものは、
今年に入って、2本だけでした、(一本は、毎日1、2,時間は弾かれるという先生。もう一本は、デンペンの上にテープを張ってそのテープが傷んできてにじみ出てきたボンドが毛にびったりこびりついてしまったもの、デンペンにテープを張るのはこういう意味で問題なのです)
それ以外はいまだに張り替えの方がいらっしゃいません。
なんだか弾き心地が、、、と来られた方の全ての弓が、洗うと元に戻ります。
福音弓はどこまで耐久力があるのか。??????
目安はどうやら、1000時間弾いた頃でしょうかね。
人によっては、一生持つのかもしれません。
こう考えると、安いですね!!
福音弓を発売してきてから3年たちました、中にはそろそろ、張り替えたほうが良い人もいらっしゃると思うのです。
ご自身の福音弓を持ってこられて、光舜堂においてる、新しい弓と比べてみてください。
その時に洗えば済むのか張り替えたほうが良いのかはっきりすると思います。
なんとその場で生徒さんの弓の毛をバツバツ切ってしまうそうです。
ある機会にその切られた、弓の毛の数を数えましたら、
125本
切った理由は、内弦と外弦を同時に弾いてしまいかねないから。
まあ確かに時々ご来店のお客様の弓を、ほぉさんが整えます。
それは、弓の毛が何本か、だらっと緩んで、両方の弦にあたっているからです。
その際は、ほぉさんはとても口うるさく、
「必ずはさみで切ってください」
理由は、弓の手元の束ねているところや、頭の結んでいるところから、
ほぐれていきやすいからという事もありますが、
変に短く残っていると、その残っている毛がまたまた他の弦にあたるという事でもあります。
また、そのよう二本の弦を同時に弾いてしまうからという理由ではなく、
単に先生のお考えが、毛は、220本から250本くらいが弓として適正であるという事を話す先生もいます。
またある先生は、300本くらいの毛の数が、一番気持ちよく音色を出すというかたもいます。
120本から300本までの差があるのです。
光舜堂の福音弓の毛はどのくらいかといいますと、
各弓の種類によって違います。
光舜堂では、西風は9グラム前後です。
西風の毛ですと、一種類の毛を使いますので、ある程度は数を数えても、各弓でそれほどの違いは出てきません。
大体250本前後です。
これは私がいろいろ弾いてみて、
決めた数なのですというより、重さなのです。
ヴァイオリンの弓は、平均で、8グラムくらいです、
大体その前後ですかね、
かといって、7グラムというほど少なくはないのです。
馬毛は、一本一本その細さと太さが違います。
弓を造るための馬毛は、何十頭分も束になって、キロ単位で購入するのです。
一頭当たりのしっぽの毛の数は、大体350グラムくらいだそうです。
それから荒い選別をすると、大体250グラムくらいになります。
その時にはもうすでに様々な感じの毛が混ざって入ってきます。
ですから数を数えるより、重さで整えていくほうが、各弓の毛が質が一定になりやすいのです。
ただし東風、阿炳礼賛、あるいは嵐風などは、何種類かの毛を混ぜますから、
その種類ごとにほぉさんは、数えて混ぜています。
そして、なおかつ、ブラム数が一定になるように、足したり減らしたっり、
あるいは、よれよれの毛、
細すぎるもの、カールしているもの、
そして光に透かしながら、透明感のあるものない物、選んで、各弓を作り上げています。
西風にしても混ぜてはいないものの、これらの毛を確かめる作業はほぉさんの仕事なのです。
弓つくりにいて、私のやっているのは、
様々な硬軟合わせて入ってきた竹を、油抜きして、火をかけて硬さをある程度一定にして、
そして毛を竹に取り付けることです。
その間の毛の選別や整えることなどは、私の目ではかなり難しいですね。
1070本を超えて作ってきた福音弓は、まだまだ、皆さんから絶大な支持をいただいています。
この7月で3年たちましたが、毛の張替えの必要なものは、
今年に入って、2本だけでした、(一本は、毎日1、2,時間は弾かれるという先生。もう一本は、デンペンの上にテープを張ってそのテープが傷んできてにじみ出てきたボンドが毛にびったりこびりついてしまったもの、デンペンにテープを張るのはこういう意味で問題なのです)
それ以外はいまだに張り替えの方がいらっしゃいません。
なんだか弾き心地が、、、と来られた方の全ての弓が、洗うと元に戻ります。
福音弓はどこまで耐久力があるのか。??????
目安はどうやら、1000時間弾いた頃でしょうかね。
人によっては、一生持つのかもしれません。
こう考えると、安いですね!!
福音弓を発売してきてから3年たちました、中にはそろそろ、張り替えたほうが良い人もいらっしゃると思うのです。
ご自身の福音弓を持ってこられて、光舜堂においてる、新しい弓と比べてみてください。
その時に洗えば済むのか張り替えたほうが良いのかはっきりすると思います。