二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

3月18日(日)か、皮が、皮がぁ。。。(T T)11:00~18:00

2012-03-20 20:26:59 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
まず、声をにして言わねばならないコトが。。。

二胡の皮に油(オイル、クリーム、ハンドクリーム、ワセリンも!!)
塗っちゃだめです!!


光舜堂では、ご来店の皆様にくり返しお伝えして、ブログでも再三注意を呼び掛けてきましたが、
先生が間違った事を教えるだけでなく、なんと、本にまで載っているらしいです(号泣)
ダメですったら、ダメです!!
大事にしてたら、ちゃんとした皮なら10年~15年はもつはずの物が、
皮に油類なんか塗ったら、1シーズンでダメになりますよ!!
お願いです、皮に油類を塗らないで下さい。
皮の張り替え代は安くないです。
まして、楽器の買い替えなんて、今、中国製の二胡はどんどん値上がりしています。
買い換える予定が無く、今持ってる楽器を大切にしたいなら、
油を塗ってはいけません!
(ぜーぜー、興奮したら息が切れました。。。)


息が整ったところで今週のご報告。


今週もたくさんのお客様に来ていただきました。
で、その中に、今週もいらしたのですよ、“皮に油”の方が。。。
ほぼ毎週1人か2人の割合で、初めてのご相談の方に、
この原因で音が出なくなる方がいらっしゃるのです。
本当に、皆さん、お気を付け下さいね!
※ 油脂タブーの皮については、近日、店主が再度書きますので、是非読んで下さい。

さて、来週の『二胡のお楽しみ会』に向けてJimmyさんは自宅で体力温存を図った(?)日でしたが、
ヌシが不在でも開店直後から賑やかに始まった日曜日でした。
結局TOTALで15人来て下さったのですが、
皆さん滞在時間長く居て下さるので、一時は「今日は何のイベントですか?」状態。
初めてのお客様も、3人もお越しいただきました。


そんな中、話題の中心は、光舜堂で今をときめく『グラン二胡』。
店主会心の出来のこの新タイプの二胡を、皆さんにお試しいただきました。
既に4人の方がこの二胡を所有して下さっているのですが、
そのうちの3人の方が、この日お渡しの日でした。
これまでの西野二胡や宇南二胡に比べ、よりいっそう樹種によって音色が大きく変わるので、
4人の方々の二胡は、同じ『グラン二胡』仕様でも、全く違う音色で、
弾き比べが今まで以上に面白かったと思います。


そんな賑やかな時間に、久々に会員Fさんがいらっしゃいました。
かねてから「いつか、絶対に買います」
と、西野の二胡を大層気に入って下さっている方なので、
「グラン二胡弾きにそろそろお見えになる時期かしら」と話していたところでした。
Fさんは長い時間弾いて下さって、お帰りになる時に、
「西野さんの二胡欲しいから、今回の新作弾いてますます本当に欲しくなっちゃったので、
前から中古で出そうか悩んでいた二胡を出したいんですよね。。。」
と、そっとワタクシに打ち明けて下さいました。
ところが、その二胡、もの凄く良い物でして、
一度調整をしたことのある店主は、ビックリ絶句!!
「あれは、、、ダメだよ、手放しちゃ!!あんなに良い二胡は、もう絶対に手に入らないよ!」
と、大反対です。
店主によると、Fさんの二胡は、店主がこれまで見て来た二胡の中で、
真の、高価な物として出来が見合っている楽器の、4本の指に入るそう!
「でも、私、西野さんの二胡がいいんです。。。もう、あの二胡ではないんです」
そうおっしゃっていただけるのは、本当に、本当に嬉しい事でしたが、
でも、、、Fさんの二胡は特別な二胡でした。
「ま、帰りがけの立ち話ではなんだから、メールでゆっくり相談しましょう」
ということに。
店主、嬉しい半面、「あんなに良いFさんの二胡。。。困ったよなぁーー。。。」と、
頭を悩ませ中です。
どうなりますでしょうか。。。


最後の最後にいらしたのは、西野二胡ユーザーのKさん。
この日店主は、某大学の名誉教授であるこの方から特別な特別な本をプレゼントしていただきました。
1000部限定で翻訳されたという、シリアルナンバー付きの、バイオリン製作に関する本。
巷ではほとんど存在すら知られていない、製作者垂涎の大変貴重な、高価な本でした。
バイオリン弾きでもあるK先生は、「これを読んで是非素晴らしいバイオリンを作って欲しい」と、
店主の為に長い間探し回って、わざわざ取り寄せて下さったのです!

ウチダ駒にしても、グラン二胡にしても、店主の最近のめざましい二胡の進化は、
バイオリン製作を始めて、バイオリンの構造から得たヒントで始まっています。
ですから、こんな素晴らしい本を手にしたら、、、また二胡が進化してしまうかも???


と、まぁ、こんな感じの日曜日でした。
ご来店の皆様、ありがとうございました!


さあ!来週は、
店主は単身出張、新神戸で臨時光舜堂を開きます。
ワタクシ渋谷店のお留守番なので、そちらの雑務系はグダグダになりそうですが、
細かく事務系の事、雑務系の事をあらかじめ準備しても、
たぶん、、、いえ絶対、店主には無理だと思うので諦めてます。
店主は、とにかく“診た二胡は健全に鳴らせるように調整する”だけに集中しますので、
代金のお釣りとか、二胡修理調整以外の細かい事にあまり気を配れないと思います(TT)
関西の皆様すみません、先に謝っておきます。
どうか、事務的な不備がありましたら、多めに見ていただけると幸いです。。。

そして渋谷店では、
調整一番弟子のJimmyさんが留守をしっかり守ります。
彼の調整力は1,2月の店主代理期間で既に実証済み。
皆さん、安心して任せられますよ~!
そして16時からは、
月末恒例の『二胡のお楽しみ会』です!!
今回はなんと、4月のアタマに『第3回ティータイムライブ(近日告知♪)を控えた
ぷーろんさん&Tomomiさんも参加してくれます!!
お二人の『グラン二胡』で奏でる美しき二重奏、、、必聴でしょう。
聴く側に回ってこそ実感する『グラン二胡』の艶あるのびやかな音色が、ダブルで聴けますよ!
お楽しみに!


では♪













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11 Comments

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Unknown (夾竹桃)
2012-03-25 11:26:30
他の老師の二胡の扱いを頭ごなしに否定する
貴方方は何者?
どの記事もそれとなく他社の二胡を貶し
我二胡は素晴らしいと自画自賛している。
二胡を扱う商売をする者には「本業」ではない貴方達に講釈たっぷりの記事は不快きわまりない。御配慮願いたい。
返信する
ありがとうございました (るつ)
2012-03-26 01:03:14
臨時光舜堂にお邪魔しました。たくさんの二胡の調整を近くで拝見することができ、とても勉強になりました。実際に音の変化を実感できて楽しかったです。

二胡のために善かれと思ってすることが、二胡の状態を悪化させたり、時には致命的な状態になってしまうこと、このブログを通して知りました。全ての二胡を健全に鳴らしたい、という西野さんの願いがたくさん詰まったブログだなあ、と思います。
たぶん、ブログだけでは伝えきれない部分も多いと思います。
お忙しいとは思いますが、たまには地方でも調整講座をしていただけると嬉しいです(^-^)/
今日はありがとうございました。
返信する
夾竹桃さん? (nishino)
2012-03-26 10:25:25
私のブログを読んでいただいているのですか。
ありがとうございます。でももう少し詳しく、例えば「良い二胡悪い二胡」などの事など全部読んでいただけると、解ると思うのですが、私は悪い二胡など無いと、はっきり書いているのが沢山見つかると思いますよ、いやしくも私も物作りのはしくれですので、人の作った二胡など貶しはしないですよ。良く読んでいただけると嬉しいのですが。例えばお医者さんに行ったとします、風邪ですね、或いは、怪我していますね、というようなことは言われますが、来た人の悪口を言うわけではありません。
それにこのブログ私のブログですから、もし御不快い(何が御不快なのか良く解りませんが)『二胡を扱う商売をする者には「本業」ではない貴方達に講釈たっぷりの記事は不快きわまりない。御配慮願いたい】このお言葉については、大変失礼しました。訂正します。二胡製作も、私の本業の一つです。バイオリン作りも、インテリアデザインも、化学の研究も、建築のデザインも、木工制作も(因みに社団法人日本クラフト協会に所属していたことも有りました。原稿書きも(本も出版しております)、鍛冶屋も陶芸も仏像彫りも全て本業です。あっそれからバーの経営もしております。何者とおっしゃるので少し説明させていただきました。二胡作りも既にプロの方が使ってくれている以上本業に入れます。
それから、竹桃さん?私なら、人様のこのようなブログに批判的な、否定的な?コメントする時には、本名でコメントしますが、いかがですか?
またもし、私の言っていることの二胡に関しての、たとえば皮にオイルを塗らない方が良いということなどなど、間違いがあるならば、ちゃんとご指摘ください。少なくともこのブログを読んで信じていただいて、光舜堂にお越しの方もいらっしゃいますので、間違いはきちっと訂正した方が良いと思います。勿論私の言っている事が全て、完ぺきであるということではありませんから。私なりに実験した上での、結果をここに書いています。また自画自賛がお聞き苦しいとのこと、すみませんね、良いのができると嬉しくてつい皆に良いの出来たよと言いたくなってしまう子供なのかもしれません。だって良いの出来ると嬉しいじゃないですか。ミクシーや、FBなど見ていると、皆さんご自分の演奏などや、ライヴなど或いは作品など、どうだと言わんばかりに書いていますね、良い事ではないですか。或いはいろいろな二胡屋さんのHP等、ご自分の所が一番い物扱っていると、説明していますね。口頭ではもっと凄いですよ、他社のを酷い言い方しているところも有ります。販売の仕方などに関しては、少しは批判もしていますが、これは事実ですから。もう一度言いますと私は他の人の作った二胡をけなしたような文章を書いたことは有りません。どんな胡も悪い二胡など無いと書いてあるはずです。弾きこむことこそ良い二胡にする一番の方法と書いてあるはずですが、これは間違いでしょうか。
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るつさん (nishino)
2012-03-26 10:29:09
昨日は久しぶりにお会いできて、それにお元気そうなの何よりでした。それとあの紫檀は随分良くなっていましたね、随分弾きこんだのがわかります。二胡はホントに微妙な楽器です。ほんの少しのていらで随分鳴るようになります。健全に鳴ってくれるとホントに嬉しいですね。
又今度行きます。
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選ぶのはエンドユーザー (やすぞ~)
2012-03-26 16:22:08
色んな方々が、ブログなり雑誌なりそれぞれの意見を発信されていると思います。

どれを読み、どれを信じるかは読者個人であり、強制するものでは無いと思います。

老師により、色々な考え方があると思いますが、老師を選ぶのも生徒である我々だと思います。

何か間違ってますかね?
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やすぞ~さん (nishino)
2012-03-26 17:07:51
おっしゃる通りですね。

このブログは、あくまでも私なりの意見です。
私がいくら実験してみた結果と言っても、皆さんが、その実験結果を見れるわけでもありません。

かろうじて、光舜堂にいらしていただいて、そこで西野の実験の結果の失敗作や、あるいは、私が凄いの出来たよーーと勝手に言っているのを皆さんが弾いてみて、判断出来るのだと思います。ブログは所詮言葉です。このブログもコメントはオープンにしてあります。さすがになんだか分からない商品の宣伝的なコメントは削除しますが、健全な皆さんの意見はいくら私の二胡に対する批判であろうと削除しません。批判であるなら、ちゃんとどこの誰と解るように御自分の本名で載せて欲しい物です。そうでないなら、それはただの嫌がらせとして今度から削除しようと思いますがどうでしょう。
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具体的なご意見なら… (るつ)
2012-03-26 17:57:05
夾竹桃さんは、もしかしたら二胡を販売される方なのかしら。だとしたら、このブログに書かれているような二胡の病状を目の当たりにされることも多いかと思います。
二胡を販売される方が正しい知識を伝えてくださるかどうかで、その後の二胡の運命が変わってしまうものだと思います。もし、記事の中に見解の違う点があれば、具体的に書いていただけると一読者としては興味深いのですが、漠然としたご批判をこの光舜堂さんのブログに書き込まれるのは筋違いだと思います。
自分のブログで自画自賛するのは当然のことだし、様々な二胡屋さんが様々な発信をされるのは、二胡界の活性化につながると思います。その上で、読者は自分の責任で情報を選ぶことが大事だと思います。

削除基準は、ブログ主さんがご自由に定められたら良いと思います。ここは光舜堂さんのブログなのですから、光舜堂さんの基準で運営なさってください(^^;;
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意味深な「夾竹桃」 (うっち~)
2012-03-26 20:27:37
あ、盛り上がってるところすみません。
「夾竹桃」って植物は、花もあれば毒もある。
毒性があって、中毒性もある、そして薬にもなる。
うーん、音楽そのものだ。。。
花言葉は「用心、危険、油断しない」か、、、
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嫌なら読まなくていいんじゃない? (常連の鈴木)
2012-03-26 21:47:27
夾竹桃さんとやら、不愉快ならブログ読まなくていいし、書いてある内容も陳腐。本当に読んで書いてるのかい?具体的にどの部分をさしているのか不明だよ。
これだけだと単なる誹謗中傷。某サイトの匿名書き込みじゃないんだから、それとも、こういう悪口書いて何かの不満晴らしかな?
いずれにしても、ここはそういう場じゃないし
言いたいことがあれば店舗のほうで直接に店主なり常連の我々に言えばいいんじゃない?
いつでもお待ちしてますよ。ただし、日曜の11時~18時までの営業なので、来る日と時間を伝えてね。
言いっぱなしはダメだよ。それこそ不愉快極まりないから。
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皆さんありがとうございます。 (nishino)
2012-03-27 09:07:04
でも今回良い勉強になりました、と、ほぉさんとも話しているのですよ、確かにほぉさんの書き方は過剰な気がしないでもありませんが、それを書いていいよと言ったのは私の責任です。
私が大阪に行っていて留守狙われたのかという気がしないでもありません。(そんなことは無いか)しかし、何らかの形でこの方(たぶんこの方と大体は文章で解るのですが)を御不快にさせてしまったのもホントでしょう、私としてはどなたか特定の人や、物を貶しでもいないつもりなのですが、多分この方も二胡業界の方でしょうから、現状の二胡に対してのご批判も多々あるのだと思います、勿論、ご自分の判断で良い物というのを売られているのでしょう。しかし、二胡の現在の販売というのもいろいろ問題はあると言うのも確かです、これホントなのというような凄い物も売られていたり、反対にこんな良いのが何故こんな安値でというのも有りますね。まあ私もこのようなご意見?感情というのもあるということが良く解りましたので、その点ではこの方に感謝申し上げます。
東京へお越しの際は、光舜堂にもいらして下さい、お互い、良い二胡なかま?二胡ライバル?
商売敵?ウチはあんまり売れてませんけど、うることにもあまり熱を入れてないですし。日本一の二胡修理屋になる。と関西へ行って余計そう思いました。
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