勇気を出して、お友達と、楽器屋へ行ったとしましょう。
まず、「楽器弾かせてもらえますか」
店員「いらっしゃいませ、どんなのが良いですか」
お客「このくらいの金額の物で」
あるいはお客「紫檀の物が弾いてみたいのですが」
店員「ではこれなんかはどうですか」
店員が弓をつけてくれます。
お客「良い音ですね、でもここの音が少し気になりますね」
店員「二胡の音はこのような、音が普通です、雑音は出るのが当たり前ですから」
もしこのような会話だったら、この店は問題が有りそうですね。
何故雑音が普通なのでしょう。
確かに二胡は、弦が二本千金で合わさっていますから、調弦が狂っていたら雑音出やすい物です、(楽器の中には多少の調弦の狂いでも雑音の出やすい物も有ります)
その多少の雑音が二胡の音とも言えますが、それを消すのに、駒より高いような控制棉、あるいはフェルトがついているような楽器は、かなり雑音が大きく出ていると考えて良いと思います。
ですから楽器を見て最初に見るのは、控制棉の厚みです。
沢山つけてあると言うのはそれだけ雑音が出やすいのではないでしょうか。
(と思われてもしかたないのではないですかね~)
もちろん控制棉は単に雑音消しだけではありません。
種類を変えると音色も響きも変化します。それによって音色の変化を楽しむこともありますが。
取り外すのに弦を緩めなければ取り外せないほどの厚みが有るとしたら、雑音は消せても、高音も消してしまいます。
控制棉を薄くするだけで、高音も前より出やすくなりますがその時雑音も出やすくなります。折角の良く鳴る二胡にもこのような控制棉を使っているとしたら、楽器がかわいそうですね。
二胡は楽器の金額には関係なく、安い物でも、十分に高音も出るし雑音の出ない物もあります。
皮が多少薄くて木が多少軽い花梨のような素材だとしても、その音色に重厚感は無かったとしても、楽器としての性能は優れているものもあります。
そのように楽器は、1台1台性格が変わります。
それなのに一律に、分厚い控制棉をつけているとしたら、もったいないことではないでしょうか。
現実に光舜堂には50年前のものだろうと言われている、私の友人のお父さんが購入したものが置いてありますが、それの皮を見たら、皆さん驚かれるはずです。
今通販で売られている1万円台くらいの二胡に張ってあるような皮が張ってあります。
しかし鳴ります、音色もとても良いです。是非弾きに来て下さい、目から鱗ですよ。
まず、控制棉のチェックと言うのは一目見て分かりやすいと思います。
楽器屋さんの中には、その辺りのことかまわず、かなり鳴る楽器で雑音もないのに、その分厚い控制棉を全てに付けてしまっているところもあります。
折角の良い二胡にもです。
光舜堂にいらしたお客様の中にもそのような楽器が有りました、念のため控制棉を外して弾いたところ、全く雑音のない楽器でした。
控制棉が厚すぎて高音が出にくくなっていたのです。
とても本来は良くなっている楽器でした。ちなみにかなりお安く購入されたそうで、
お客様はお得でしたね。
次は皮を見て素人でもわかる、善し悪し。
西野和宏
まず、「楽器弾かせてもらえますか」
店員「いらっしゃいませ、どんなのが良いですか」
お客「このくらいの金額の物で」
あるいはお客「紫檀の物が弾いてみたいのですが」
店員「ではこれなんかはどうですか」
店員が弓をつけてくれます。
お客「良い音ですね、でもここの音が少し気になりますね」
店員「二胡の音はこのような、音が普通です、雑音は出るのが当たり前ですから」
もしこのような会話だったら、この店は問題が有りそうですね。
何故雑音が普通なのでしょう。
確かに二胡は、弦が二本千金で合わさっていますから、調弦が狂っていたら雑音出やすい物です、(楽器の中には多少の調弦の狂いでも雑音の出やすい物も有ります)
その多少の雑音が二胡の音とも言えますが、それを消すのに、駒より高いような控制棉、あるいはフェルトがついているような楽器は、かなり雑音が大きく出ていると考えて良いと思います。
ですから楽器を見て最初に見るのは、控制棉の厚みです。
沢山つけてあると言うのはそれだけ雑音が出やすいのではないでしょうか。
(と思われてもしかたないのではないですかね~)
もちろん控制棉は単に雑音消しだけではありません。
種類を変えると音色も響きも変化します。それによって音色の変化を楽しむこともありますが。
取り外すのに弦を緩めなければ取り外せないほどの厚みが有るとしたら、雑音は消せても、
控制棉を薄くするだけで、高音も前より出やすくなりますがその時雑音も出やすくなります。折角の良く鳴る二胡にもこのような控制棉を使っているとしたら、楽器がかわいそうですね。
二胡は楽器の金額には関係なく、安い物でも、十分に高音も出るし雑音の出ない物もあります。
皮が多少薄くて木が多少軽い花梨のような素材だとしても、その音色に重厚感は無かったとしても、楽器としての性能は優れているものもあります。
そのように楽器は、1台1台性格が変わります。
それなのに一律に、分厚い控制棉をつけているとしたら、もったいないことではないでしょうか。
現実に光舜堂には50年前のものだろうと言われている、私の友人のお父さんが購入したものが置いてありますが、それの皮を見たら、皆さん驚かれるはずです。
今通販で売られている1万円台くらいの二胡に張ってあるような皮が張ってあります。
しかし鳴ります、音色もとても良いです。是非弾きに来て下さい、目から鱗ですよ。
まず、控制棉のチェックと言うのは一目見て分かりやすいと思います。
楽器屋さんの中には、その辺りのことかまわず、かなり鳴る楽器で雑音もないのに、その分厚い控制棉を全てに付けてしまっているところもあります。
折角の良い二胡にもです。
光舜堂にいらしたお客様の中にもそのような楽器が有りました、念のため控制棉を外して弾いたところ、全く雑音のない楽器でした。
控制棉が厚すぎて高音が出にくくなっていたのです。
とても本来は良くなっている楽器でした。ちなみにかなりお安く購入されたそうで、
お客様はお得でしたね。
次は皮を見て素人でもわかる、善し悪し。
西野和宏
ワタクシの経験ではその取付位置によってはガラッと音が変わります。
ワタクシも最初は雑音を消したい一心で。フェルトを何度も折り返して分厚くしたり、
固めのスポンジを使ってみたりして、最後は
駒に押し当てるという荒業を採用しました。
高音は見事に落ちて丸くて甘い感じの音になります。
なので店頭で選ぶ場合はかなり注意しないといけませんですね。
自分が使いたいもの(駒も含む)を持って行って弾いてみるくらいの勢いが必要かもです。
てんとうでナルトのような控制棉を見たときは受けましたが。
せめて控制綿はずして、鳴らす位ですね、
お店の人が心配してるより、結構良くなったりもするんですが、なんであんなに厚い座布団しいてしまうのか分かりませんね。
それに弾きこめば、余程の物でなければ、そこそこ雑音も消えていくのに、
だから沢山弾きこんで育てて下さいと言えばよいのですが。
だって、駒でも音が変わるしって言い訳しながらですが。。。
昔オーディオなんかを評価するときはマスターレコードとかCDを持って行って聴かせたもらったりしてました。
じゃないと訳わからなくなるし。
岩崎宏美が良いんですよ、オーディオの評価には(笑)