3)木の胴や棹は水拭きをしないこと
乾いた柔らかい布で拭いてください。
水気は厳禁です。
胴についた松脂は、もしキレイに取りたいときは、アルコールやベンジンを布に少し含ませ、
軽く拭いてください。
殆どの二胡は、何らかの仕上げがしてあります(光舜堂の二胡も木用のワックスが木の保護のために塗ってあります。)
どんな仕上げ方か、皆さんが、ご自身では判断しにくいと思います。
ですので、なるべく“カラ拭き”をお勧めいたします。
4)夏場に車の中に二胡を置きっぱなしにしないこと
言うまでもないことですが、夏場の車の中は80度くらいまで温度が上がります。
木は、基本的に温度がると乾きます。
木の人工乾燥する時の温度が、30度から35度です。
車の中で、強烈な人工乾燥をするのと同じことになります。
二胡を作る木は、人工乾燥をしてありません。
非常に良く乾かした材料を使って入ると思います。
しかし、人工乾燥をすると、自然状態で乾く限界より更に乾きます。
木が乾くと、縮んでしまいます。あるいは、反ったりもします。
また、胴の6枚(8枚)の板を接いでいる、ところが開いたりもします。
特に本物の、黒檀の場合は、木に亀裂の入ることもあります。
また、皮も木が縮むことにより、緩んでしまいます。
続く
西野和宏
乾いた柔らかい布で拭いてください。
水気は厳禁です。
胴についた松脂は、もしキレイに取りたいときは、アルコールやベンジンを布に少し含ませ、
軽く拭いてください。
殆どの二胡は、何らかの仕上げがしてあります(光舜堂の二胡も木用のワックスが木の保護のために塗ってあります。)
どんな仕上げ方か、皆さんが、ご自身では判断しにくいと思います。
ですので、なるべく“カラ拭き”をお勧めいたします。
4)夏場に車の中に二胡を置きっぱなしにしないこと
言うまでもないことですが、夏場の車の中は80度くらいまで温度が上がります。
木は、基本的に温度がると乾きます。
木の人工乾燥する時の温度が、30度から35度です。
車の中で、強烈な人工乾燥をするのと同じことになります。
二胡を作る木は、人工乾燥をしてありません。
非常に良く乾かした材料を使って入ると思います。
しかし、人工乾燥をすると、自然状態で乾く限界より更に乾きます。
木が乾くと、縮んでしまいます。あるいは、反ったりもします。
また、胴の6枚(8枚)の板を接いでいる、ところが開いたりもします。
特に本物の、黒檀の場合は、木に亀裂の入ることもあります。
また、皮も木が縮むことにより、緩んでしまいます。
続く
西野和宏