一昨日、電話がありまして、
木場に行きました。
「紫檀、一番良いところ出てきたよ」
こういわれてはいかないわけには、行かないでしょう。
「どうしたんですか」と私、
「いや、ね、年末に、紫檀ばっかり買い付けに、銘木屋さんだけ回っていた人が人が、家にも来てね」
「えっ!売っちゃたんですか??」
「「だいぶ売った店もあるらしいんだけれど、組合で話していて、取ってあるよ。一番良いところ」
「それで、みんなはどのくらい売ったんですか」
「20フィートコンテナで、3台」
「それでは、3億円超えますね、楽器に作れば、一年分の消費量ですかね、また、また来るのですかね」
「年末にみんなお金詰まってるからね、仕方ないんだよ、今木場はどんどん流通屋さんに替わっていってるから、いま日本じゃ、紫檀黒檀なんか使う家立てないからね、、、」
「確かに、家も住宅メーカーさんの仕事してるけれど、ほんとムクの木使う家なんか見ないですね」
「でも、組合で話して、一番良いところはみんなに取っておくようにしてあるよ。西野さんのために。」
「ありがとうございます。必ず買いますから、とりあえず今日はこれだけ、、、」
「いいよ、持っていきなよ」
おかげで私も爆買い!
あるものですね、良いものは、市場に出てこないのです。
たぶんこれから、彼らは、地方を回るでしょうね、これは止めようもないですね!
私の作った六歌仙の二胡の材料に匹敵するものが出てきました。
といっても、やはりせいぜい10台分くらい。
そのほか、インドローズ、本紫檀、とにかく特級品ばかり、
さて、これから作ります。世界にももう少なくなった、小葉紫檀の特級品の二胡
これから中国産は価格が上がります。
なぜなら、もう一つ情報。
ワシントン条約で、紫檀の扱いがとっても厳しくなりました。
許可証のないものは、販売できなくなったのです。
当然、これは値段に跳ね返ります。
私は有利、なんといっても、国内にあった紫檀類ですから関係ないのです。ワシントン条約は輸出入に関係することですから。