二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
先日の関西出張調整会でも大好評だった西野の低音楽器、DODECAGON、
売れております！！
というか、まだ出来ていないんですけどー！（笑）
「西野さんが作るのなら信頼してますから」 という、
涙が出そうな（ 実際泣けた ） 事を言って下さる奇特なお客様が数人、
完成前に既にご注文を下さっているのです！！！
現在、いかにリーズナブルでありながら満足度が高いDODECAGONを作るか、で、
あれこれ実験をしているところです。
一枚板で作る楽器は材料取りが難しく、且つ、貴重なので高くなりますが、
やまと二胡タイプ（ ミックスに材料を接ぎ込んで作る ） は、普通の二胡には
サイズが足りなくて作れない部分を使えるので安いんだそうです。
ワタクシが他人事のように言うのは、
その接ぎ込み技術も高難度なのに技術料無視だからで、
その辺は、関西調整会でも皆様ワタクシと同意見。。。
まぁでも誰が言っても店主はコレに関しては聞く耳を持ちませんから放置です。
しかし皆様にとっては朗報ではないでしょうか（笑）
さて、この日曜日も遠いところからもお客様。
今回は先生と生徒さんがご一緒にいらっしゃいました。
ご予約は先生だけだったので生徒のＳさんは楽器を持たず。
しかし、先生の楽器の音色が良くなるのを目の当たりにしたＳさん、
「私も持って来れば良かったー！ 」と次週に早速ご予約をされました。
先生の方と言えば、
「皮が酷いので張り替えお願いします」 とのご予約だったのですが、
ご来店後に診てみると、台の溝も直す必要がある事が発覚しました。
「溝ですかー！！」と、お二人とも不思議そうにしていらっしゃるので
「こんな小さなことがどれほど変わるかお見せしましょう！」 と
店主は応急手当で溝を浮かせ、皮が緩いので松富士駒で仮調整。
すると、とってもとっても良い音色になってしまいました（笑）
「あはは、どうする？松富士駒で皮の問題も解決しちゃったよ」 と店主。
「本当ですね。。。」
「しばらくはこれで持ちますよ？このままにしますか？」
「いやぁーどうしよう。。。音、全然違いますね。。。」
迷うのも無理ありません、
誰の目にも判るくらいにへこんで柔らかく緩んでいた皮でしたから、
張替える気満々で遠くから来たのです。
それが、松富士駒一つで寿命は延びてしまいました！！
しかし悩んだ末に先生は
「いや、やっぱりお願いしたいです！」 と張替を決めました。
その後は西野二胡を弾きたい、とお二人で店の二胡をお試し。
（ と言っても、先週はほとんどリノベばかり残って西野二胡は僅かでしたが ）
お知り合いに西野二胡を使っている方がいらっしゃるそうで、
「前々からいいなーと思っていたんですよ！」 とおっしゃいましたが、
そのお知り合いの西野二胡は、現在の１２角形の『宇南タイプ』になる前の
かなり初期の物。
それが良い音色ということは、その持ち主さんが相当大事にたくさん弾き込んで
良い音色に育てて下さっているのでしょう。
さてそんなお二人は、DODECAGONもお試し。
「うわ、これは凄い！良い音ですねー！中胡ですか？」
「いいえ、これはDODECAGONです！（笑）」
構造が違うので、そこんとこの呼び名の区別には拘る我々（笑）
出たばかりの時は、店主が気に入って付けたこの名前は怪獣みたいなので
改名しようか、なんて話も持ち上がったのですが、
中胡とは違うと拘って主張するには、怪獣くらいの強い名前の方がいいね、ってことで、
今回晴れて、西野低音二胡DODECAGONは正式に（ って、前から正式のハズでしたが。。。）
名称が 『 DODECAGON 』 になりました！
今後ともよろしくお願いいたします。
話変わって、この日の後半は実に贅沢でした！！
『にこのがっこう』の宣伝動画の為にゼミ先生の桐子ちゃんと峠岡くんが
撮影しに来ていたのです。
最初、上を通る中央線の時間を計って、
合間の轟音がしない時間を狙って録音もしていたのですが、
そうすると失敗が許されない緊張がなんだか良くないと、音は別取りに。
轟音を気にしなくなった途端に伸び伸びと奏で出した二人の演者、
まぁ、美しい！！
重奏を２曲撮影したのですが、この素晴らしく美しい生演奏を聴いていたのが
店主とワタクシだけとは、なんとも贅沢な時間でした。
この動画は近日 『 にこのがっこう 』 のホームページにアップ予定です♪
どうぞお楽しみに☆
ご来店下さいました皆様、ありがとうございました！
先日の関西出張調整会でも大好評だった西野の低音楽器、DODECAGON、
売れております！！
というか、まだ出来ていないんですけどー！（笑）
「西野さんが作るのなら信頼してますから」 という、
涙が出そうな（ 実際泣けた ） 事を言って下さる奇特なお客様が数人、
完成前に既にご注文を下さっているのです！！！
現在、いかにリーズナブルでありながら満足度が高いDODECAGONを作るか、で、
あれこれ実験をしているところです。
一枚板で作る楽器は材料取りが難しく、且つ、貴重なので高くなりますが、
やまと二胡タイプ（ ミックスに材料を接ぎ込んで作る ） は、普通の二胡には
サイズが足りなくて作れない部分を使えるので安いんだそうです。
ワタクシが他人事のように言うのは、
その接ぎ込み技術も高難度なのに技術料無視だからで、
その辺は、関西調整会でも皆様ワタクシと同意見。。。
まぁでも誰が言っても店主はコレに関しては聞く耳を持ちませんから放置です。
しかし皆様にとっては朗報ではないでしょうか（笑）
さて、この日曜日も遠いところからもお客様。
今回は先生と生徒さんがご一緒にいらっしゃいました。
ご予約は先生だけだったので生徒のＳさんは楽器を持たず。
しかし、先生の楽器の音色が良くなるのを目の当たりにしたＳさん、
「私も持って来れば良かったー！ 」と次週に早速ご予約をされました。
先生の方と言えば、
「皮が酷いので張り替えお願いします」 とのご予約だったのですが、
ご来店後に診てみると、台の溝も直す必要がある事が発覚しました。
「溝ですかー！！」と、お二人とも不思議そうにしていらっしゃるので
「こんな小さなことがどれほど変わるかお見せしましょう！」 と
店主は応急手当で溝を浮かせ、皮が緩いので松富士駒で仮調整。
すると、とってもとっても良い音色になってしまいました（笑）
「あはは、どうする？松富士駒で皮の問題も解決しちゃったよ」 と店主。
「本当ですね。。。」
「しばらくはこれで持ちますよ？このままにしますか？」
「いやぁーどうしよう。。。音、全然違いますね。。。」
迷うのも無理ありません、
誰の目にも判るくらいにへこんで柔らかく緩んでいた皮でしたから、
張替える気満々で遠くから来たのです。
それが、松富士駒一つで寿命は延びてしまいました！！
しかし悩んだ末に先生は
「いや、やっぱりお願いしたいです！」 と張替を決めました。
その後は西野二胡を弾きたい、とお二人で店の二胡をお試し。
（ と言っても、先週はほとんどリノベばかり残って西野二胡は僅かでしたが ）
お知り合いに西野二胡を使っている方がいらっしゃるそうで、
「前々からいいなーと思っていたんですよ！」 とおっしゃいましたが、
そのお知り合いの西野二胡は、現在の１２角形の『宇南タイプ』になる前の
かなり初期の物。
それが良い音色ということは、その持ち主さんが相当大事にたくさん弾き込んで
良い音色に育てて下さっているのでしょう。
さてそんなお二人は、DODECAGONもお試し。
「うわ、これは凄い！良い音ですねー！中胡ですか？」
「いいえ、これはDODECAGONです！（笑）」
構造が違うので、そこんとこの呼び名の区別には拘る我々（笑）
出たばかりの時は、店主が気に入って付けたこの名前は怪獣みたいなので
改名しようか、なんて話も持ち上がったのですが、
中胡とは違うと拘って主張するには、怪獣くらいの強い名前の方がいいね、ってことで、
今回晴れて、西野低音二胡DODECAGONは正式に（ って、前から正式のハズでしたが。。。）
名称が 『 DODECAGON 』 になりました！
今後ともよろしくお願いいたします。
話変わって、この日の後半は実に贅沢でした！！
『にこのがっこう』の宣伝動画の為にゼミ先生の桐子ちゃんと峠岡くんが
撮影しに来ていたのです。
最初、上を通る中央線の時間を計って、
合間の轟音がしない時間を狙って録音もしていたのですが、
そうすると失敗が許されない緊張がなんだか良くないと、音は別取りに。
轟音を気にしなくなった途端に伸び伸びと奏で出した二人の演者、
まぁ、美しい！！
重奏を２曲撮影したのですが、この素晴らしく美しい生演奏を聴いていたのが
店主とワタクシだけとは、なんとも贅沢な時間でした。
この動画は近日 『 にこのがっこう 』 のホームページにアップ予定です♪
どうぞお楽しみに☆
ご来店下さいました皆様、ありがとうございました！
