二胡はどのくらい作るのに時間がかかるのですか?という質問かなり頻繁に頂きます。
そこで、二胡を作る工程を書いてみようと思います。
先ず、木の話でしょう。
とりあえず木を入手しなければいけません。
これは購入の仕方がいろいろあります。
一番まとまって入るのは、やはり木場でしょう。
ここには約400軒ぐらいの、木の卸し問屋と、製材所が有ります。
その中でも、二胡を作る、黒檀や紫檀といういわゆる銘木というのを売っているところは、約20軒位はあります。
普通の材木屋さんへ行っても、殆どこの銘木という唐木(紫檀黒檀)というのは置いてありません。
これらの中でも、製材が出来るところも有りますし出来ない所も有ります。
もう現地から製材された物を仕入れるところと、原木の丸太を仕入れてそれを製材して販売するところもあるのです。
不思議なことに、というか自分の事を考えると納得できるのですが、どうもやはり原木を扱っている材木屋さんは、皆さん好きで良い丸太を見ると、つい買ってしまうようなのです。
ですから売れもしないのにハカランダの丸太や、真黒(マグロ)の丸太、凄いのは、スネークウッドの丸太など持っているところも有ります。
30年前とか40年前に、その頃の景気の良さを反映してか、かなり良い物を持っているところもあるのです。
皆さん自慢そうに見せてくれます。
ただ、これらの木場の銘木屋さんに皆さんが行ったとしても、殆ど購入は出来ないのではないでしょうか。
付き合いというのが有りまして、最近では、少しは小売りもするようですが、今から20年ぐらい前には、全く、素人は相手にされない世界でした。
後は木場の中の競売に参加するというのも有ります。
これは業者間ですから、その権利の無い物は、競売には参加できません。
木場の中に一軒だけ、モクモク、という名前の、材木屋さんが有り、ここでは、一般にも販売しています。
二胡を作るための都合のよい大きさが有るかどうかは分かりませんが、ここでは相当いろいろな種類の物、それも端材が売っています。
30ミリ角の長さ40センチぐらいの黒檀などという大きさです。
金額は、その時その時でかなり変化しているようです。(因みに私はここでは購入しません)
他には大型のホームセンター、或いは、東急ハンズの様な素材店でしょうか。
こういう店で購入した場合、材料がそろわないという難点があります。
ホントに端材ですから。
それから高額であるということでしょうね。
高額という点では、ネットで端材を売ってはいますが、ホントに端材なので木のどの部分かは見てみないと解らない怖さが有ります。
たまに安いなと思う物も有りますが、、どうなのでしょうか?
まだ試してみたことはありません。
後は、骨董家具屋さんでしょうね。
この骨董の家具屋さん等には、たまに黒檀のテーブルなど出ます。
ただ、使えるほど良い物は、それこそ、100万円以上の金額がしてしまいます。
上手く競売にでも参加できれば良い物をかなりリーズナブルに仕入れることが出来るはずなのです。
それから、地方の、銘木屋さんにも未だ黒檀や紫檀ぐらいは残っているかもしれません。
ただ、それらは相当以前に、床柱として販売される為に置いておいたものですから、相当良い値段してしまいます。
当時は黒檀の15センチ角などの床柱は、300万円ぐらいはしていましたから。
それから、名古屋のあたりの材木屋さん、或いは大阪の、南港辺りには、東京の木場と同じような組織が有りますから、その辺でも二胡に作る木を見つけることは可能だとは思います。
その他には、そうですね、地方の大きな家には、戦前からの家具なども置いてあるかもしれません。それらはとても良い二胡の材料になる場合もあると思います。
皆さん一度ご自分の家探してみても良いのではないでしょうか。
箱モノよりも、テーブルなどが良いかもしれません。
また、古い家を解体しようという方は、床の間があったら、その床柱を見てみて下さい。
相当良い材が使われているはずです。
そこで、二胡を作る工程を書いてみようと思います。
先ず、木の話でしょう。
とりあえず木を入手しなければいけません。
これは購入の仕方がいろいろあります。
一番まとまって入るのは、やはり木場でしょう。
ここには約400軒ぐらいの、木の卸し問屋と、製材所が有ります。
その中でも、二胡を作る、黒檀や紫檀といういわゆる銘木というのを売っているところは、約20軒位はあります。
普通の材木屋さんへ行っても、殆どこの銘木という唐木(紫檀黒檀)というのは置いてありません。
これらの中でも、製材が出来るところも有りますし出来ない所も有ります。
もう現地から製材された物を仕入れるところと、原木の丸太を仕入れてそれを製材して販売するところもあるのです。
不思議なことに、というか自分の事を考えると納得できるのですが、どうもやはり原木を扱っている材木屋さんは、皆さん好きで良い丸太を見ると、つい買ってしまうようなのです。
ですから売れもしないのにハカランダの丸太や、真黒(マグロ)の丸太、凄いのは、スネークウッドの丸太など持っているところも有ります。
30年前とか40年前に、その頃の景気の良さを反映してか、かなり良い物を持っているところもあるのです。
皆さん自慢そうに見せてくれます。
ただ、これらの木場の銘木屋さんに皆さんが行ったとしても、殆ど購入は出来ないのではないでしょうか。
付き合いというのが有りまして、最近では、少しは小売りもするようですが、今から20年ぐらい前には、全く、素人は相手にされない世界でした。
後は木場の中の競売に参加するというのも有ります。
これは業者間ですから、その権利の無い物は、競売には参加できません。
木場の中に一軒だけ、モクモク、という名前の、材木屋さんが有り、ここでは、一般にも販売しています。
二胡を作るための都合のよい大きさが有るかどうかは分かりませんが、ここでは相当いろいろな種類の物、それも端材が売っています。
30ミリ角の長さ40センチぐらいの黒檀などという大きさです。
金額は、その時その時でかなり変化しているようです。(因みに私はここでは購入しません)
他には大型のホームセンター、或いは、東急ハンズの様な素材店でしょうか。
こういう店で購入した場合、材料がそろわないという難点があります。
ホントに端材ですから。
それから高額であるということでしょうね。
高額という点では、ネットで端材を売ってはいますが、ホントに端材なので木のどの部分かは見てみないと解らない怖さが有ります。
たまに安いなと思う物も有りますが、、どうなのでしょうか?
まだ試してみたことはありません。
後は、骨董家具屋さんでしょうね。
この骨董の家具屋さん等には、たまに黒檀のテーブルなど出ます。
ただ、使えるほど良い物は、それこそ、100万円以上の金額がしてしまいます。
上手く競売にでも参加できれば良い物をかなりリーズナブルに仕入れることが出来るはずなのです。
それから、地方の、銘木屋さんにも未だ黒檀や紫檀ぐらいは残っているかもしれません。
ただ、それらは相当以前に、床柱として販売される為に置いておいたものですから、相当良い値段してしまいます。
当時は黒檀の15センチ角などの床柱は、300万円ぐらいはしていましたから。
それから、名古屋のあたりの材木屋さん、或いは大阪の、南港辺りには、東京の木場と同じような組織が有りますから、その辺でも二胡に作る木を見つけることは可能だとは思います。
その他には、そうですね、地方の大きな家には、戦前からの家具なども置いてあるかもしれません。それらはとても良い二胡の材料になる場合もあると思います。
皆さん一度ご自分の家探してみても良いのではないでしょうか。
箱モノよりも、テーブルなどが良いかもしれません。
また、古い家を解体しようという方は、床の間があったら、その床柱を見てみて下さい。
相当良い材が使われているはずです。