もちろん二胡の弓に使う毛は馬のしっぽの毛です。
一頭の馬から、約350gとれます。
その中で、二胡の弓に使える毛というのは、10%くらいです。
理由は、一頭の馬の尻尾(シリオ)の毛というのは、全部同じ長さではないからです。
一番多いのは、約50㎝位のもの、80センチを超えると大体20%くらいで、
これらは、ヴァイオリンの弓(64センチ)に使われますが、
弓全体の長さが80㎝を超える、二胡の弓毛をとるには、90㎝以上の長いものが必要です。
ですので、一頭の馬毛からとれる二胡の弓は、5本くらいです。
そしてさらに、洗浄や脱色などの工程を経た馬毛から、傷んでいるところを捨てますと、
一頭から3本くらいの弓毛きり、とれないのです。
現在馬のシリオの毛は、その大部分が、ブラシとして使われています。
それと、書道の筆です。
これらは、トン単位で取引されるくらいに日本に入ってきています。
流石に、弓毛のように長いものは、選別されて、洗浄されて、
更に用途によって、脱色されます。
この脱色のやり方次第で弓毛の寿命が決まってしまいます。
脱色は基本的には塩素系ですから、毛がずいぶん痛みます。
この馬毛にもさまざまな迷信がありまして、中でも強いのは、
『牡馬と雌馬の毛では質が違い、牡馬のほうが、傷んでいないので良い』というものです。
さてこれはどうなのかと、様々に調べてみて、もちろん馬毛の販売元などからも聞きまして、
どうやら馬毛に関しては、雌雄で違いは無いという事です。
更に筆屋さんなどに聞くと、はっきり雌雄で毛の質が違うという物もあります。
イタチの毛は見るからに雌雄で太さも長さも違うようです。
なんだか知れば知るほど最近、二胡には迷信というか、弓の持ち方、弦の抑え方、
確定したものがなく、ほとんどが、教える先生の知識や経験、
あるいは単にその人の感であったり癖であったり、
それらが光舜堂には、たくさん持ち込まれます。
もちろん私には答えの出せないものもあります。
とくに演奏上のことになると、まったくです。
せめて、私が自分で確認できて、なおかつ多くの方から支持を得られることを
一つずつ実現していこうと思います。
まず一番は弓でしょうね。
これはあまりにもひどい物が出回り過ぎていて、軽く曲げたら元に戻らない物まで、、、
福音弓はまだまだ進化はするかもしれませんが、
安定した良い弓つくりを勧めようと思います。
また今ひそかに、弓毛の張替えが出来そうなところといろいろ話していて、
いずれは私がいなくなっても、福音弓の弓がの張替えが可能なようにしていっています。
それにしても福音弓良く持ちますね、、、、、
この分では、長い人なら、7,8年は弓毛を交換しなくて済むのではないでしょうか。
一頭の馬から、約350gとれます。
その中で、二胡の弓に使える毛というのは、10%くらいです。
理由は、一頭の馬の尻尾(シリオ)の毛というのは、全部同じ長さではないからです。
一番多いのは、約50㎝位のもの、80センチを超えると大体20%くらいで、
これらは、ヴァイオリンの弓(64センチ)に使われますが、
弓全体の長さが80㎝を超える、二胡の弓毛をとるには、90㎝以上の長いものが必要です。
ですので、一頭の馬毛からとれる二胡の弓は、5本くらいです。
そしてさらに、洗浄や脱色などの工程を経た馬毛から、傷んでいるところを捨てますと、
一頭から3本くらいの弓毛きり、とれないのです。
現在馬のシリオの毛は、その大部分が、ブラシとして使われています。
それと、書道の筆です。
これらは、トン単位で取引されるくらいに日本に入ってきています。
流石に、弓毛のように長いものは、選別されて、洗浄されて、
更に用途によって、脱色されます。
この脱色のやり方次第で弓毛の寿命が決まってしまいます。
脱色は基本的には塩素系ですから、毛がずいぶん痛みます。
この馬毛にもさまざまな迷信がありまして、中でも強いのは、
『牡馬と雌馬の毛では質が違い、牡馬のほうが、傷んでいないので良い』というものです。
さてこれはどうなのかと、様々に調べてみて、もちろん馬毛の販売元などからも聞きまして、
どうやら馬毛に関しては、雌雄で違いは無いという事です。
更に筆屋さんなどに聞くと、はっきり雌雄で毛の質が違うという物もあります。
イタチの毛は見るからに雌雄で太さも長さも違うようです。
なんだか知れば知るほど最近、二胡には迷信というか、弓の持ち方、弦の抑え方、
確定したものがなく、ほとんどが、教える先生の知識や経験、
あるいは単にその人の感であったり癖であったり、
それらが光舜堂には、たくさん持ち込まれます。
もちろん私には答えの出せないものもあります。
とくに演奏上のことになると、まったくです。
せめて、私が自分で確認できて、なおかつ多くの方から支持を得られることを
一つずつ実現していこうと思います。
まず一番は弓でしょうね。
これはあまりにもひどい物が出回り過ぎていて、軽く曲げたら元に戻らない物まで、、、
福音弓はまだまだ進化はするかもしれませんが、
安定した良い弓つくりを勧めようと思います。
また今ひそかに、弓毛の張替えが出来そうなところといろいろ話していて、
いずれは私がいなくなっても、福音弓の弓がの張替えが可能なようにしていっています。
それにしても福音弓良く持ちますね、、、、、
この分では、長い人なら、7,8年は弓毛を交換しなくて済むのではないでしょうか。
肉体的には何時かは限りがあるものですが、こうやって、書いて残しておくとそれがいつかは人の役に立つと思うのです、私も、良いこと悪いこと、むしろさんざん人様に迷惑かけて生きてきています。ましてや木が好きだからといって、たくさんの木々を切り倒してきています、木工というのは、そういう子おtだと最近になって分かってきたような気がします。でもこうやって最後に自分の持てる力を、たくさんの人たちに役立てるならば、せめても、という感じですかね。今本も書いていますし、何が皆さん二胡愛好家の役に立つのか何が本当の知識なのか、書き続けて残せれば、、、