昨日、チェロの演奏会を聴きに行きました。
10人のチェリストたち。
最初に、3月11日ということもあって、追悼の為アリア、
ふと気が付くと一台だけ、音が抜けてきます。
流石に10人でのアンサンブルですしそれぞれ相当良い楽器を弾いていたと思います。
でもその中でひときわ抜けて来る楽器があります。
ましてやそれがどの楽器かはっきりとわかるのです。
以前はクラシックの、コンサートというのよ . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
六歌仙、小野小町の歌ですね。
この詠み人達の名のついた6把のコウキ紫檀の西野二胡『六歌仙』、
その内の『小町』が、この日曜日に初代の主の元へ旅立ちました。
『六歌仙』をご存知ない方の為に説明すると、
光舜堂の母体(有)イチ・マル・ハチが所有する超高級材のコウキ紫檀
で6把分だ . . . Read more
黒主さんと電話で話していて、
「西野さん、{にこのこま}も良いけどやはり音の鳴りは、彪駒が一番」
??彪駒、あれは確か調整した虎駒だったんではないかな。
何となく電話の下手な、女性の苦手な私としては、
その時、、すぐ反応できずに、あ「あれは虎駒ですよ」と言いそびれてしまったのです。
音の強さは虎駒。
但し楽器を選ぶし、その上、その皮に合わせていっぱいの高さに削り込んでいます。
黒彪駒 . . . Read more
木には、赤身とシラタと言う部分があります。
赤身というのは、木の真ん中あたりです、言ってみれば筋肉に当たる所です。
シラタと言うのは、木の皮のすぐ下にあって、木を外から守っている、脂肪という事も言えます。
針葉樹のシラタと言うのは比較的使われます。
多少赤身より柔らかいぐらいで、色が違うくらいの感じです。
広葉樹のシラタは、ほとんど使れるということが少ないです。
しかし希に、このシラタ . . . Read more
先日の、営業日、
幸いにも、というと変ですが、
比較的、お客様の少ない日、、、(但しこんなのは本当に希、来週はたぶん大混雑と思われますので、ご予約無しでのご来店の場合、大変お待たせすることになるかもしれません、ご了承下さい)
ところがこれが幸い??
桐子ちゃんと峠岡君が偶然にも、出会ったのです。
たまたま、桐子ちゃんが、ずいぶん前10年位前に使っていてなかなかに良い弓の竹に東風の毛を張っ . . . Read more
竹は、時間がたつと、硬くなります。(木もそうですが)
今はなんだか柔らかくて使いにくい弓だなと思っていても、空気にさらしているうちに、少しずつは硬くなります。
そうなるとしっかりした弾みも出て来て、意外と良い弓になったりもします。
良い弓の条件というのはそれだけではなく、
手元の力が先端まで素早く伝わる弾力と硬さという事も必要です。
柔らかい竹は、手元の力が、途中の柔らかさで吸収されてし . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
3月に入り、ますます春の光が溢れてきましたね!
今月からASSAさんのビューティLABOが開始したり、
5月頃から峠岡君や桐子ちゃんが運営する二胡の学校も開校予定で、
どんどんラジオガァデンに在るあの場所が活気づきますので
スペース共通の正式名称を決定しました!
移転当初、画廊をやろうとしていた時期に『ラジオガァデン画廊』
とつけていたのですが、なん . . . Read more
二胡の胴はよく割れます。
かなり多いのですが、二胡を立てておく方が、大変沢山。
光舜堂にいらした時も、何気に、壁に立てかける方もいらっしゃいます。
そういう私もやってしまいます。
確かに光舜堂は、下はコンクリート(昭和34年の)ですから、何となくケースを下に寝かせにくいですものね。
ですから光舜堂にいらしたt気には、その辺に空いている椅子にどうぞケースごと置いてください。
ただ、ご来客 . . . Read more
と言っても、私がすべてやってるわけではなく、
工房のサブスタッフの大工のタクチャンに、まあ半分以上作ってもらったようなわけです。
3月から新しく若手も加わり、、デスクも用意しなければ、なのです。
その上、もう40年以上手入れをしていなかった木工場も、床の張替えです。
とにかくたまりにたまっていた紫檀黒檀類
やっと専用の棚出来て落ち着きますね、眺めてニヤニヤしてしまいます。
これ . . . Read more
普通の弦楽器、ギターや、ヴァイオリンマンドリン三味線、などなど、
あらゆる弦楽器の調整という事で触ってはいけないところが多くあります。
まずは振動板、裏板のある物は裏板、これは、出来上がった後から触ることはできません。
いわゆる弦楽器の胴ですね。
仕上がって、楽器の形になってから、削ることも付け足すことも出来ません。
もし、手を入れたとすると、訳の分からない雑音が出てきたりもします。
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