楽器の修理というのは、確定した答えがありません。しかし大まかにはあるようです。例えば、胴のこの辺りを削ると音は大きくなる、この部分が薄いとウルフ音が出やすい。花窓を付けるこの部分は厚みが重要など、など、しかし、今回のように内弦は十分鳴るのに、外弦の開放弦はまったく音にもならない。そうなのです、音にもならない。そこで、色々胴の厚みを計測すると、ある部分だけが薄すぎ、そこでその部分に木をはぎ合わせて足 . . . Read more
昨日、早めに帰りましたら、家内が「見て見て」とめったに見ないはずのテレビで桐子ちゃんの笑顔と中国琵琶のさくらちゃん。そして新改造版の小葉紫檀の紅子ちゃんが、素敵な演奏をしていました。以前のお花がとても壊れやすく今度は枝を紫檀で作り直しました。ついでに、最新版のCDMに改造(これ今までのCDMにすぐ加工できますので、今までのCDMをお持ちの方も是非やってみてください)これはとても良く響き他の楽器の音 . . . Read more
光舜堂のHPの「お問合せ」からご連絡いただいて、私共が返信した時に、お客様のメールに届かないことがあるようです。特にAUの携帯電話の事が多いようです。殆ど、こちらからのメールが、「ゴミ箱」に入っていることもあるようです。お問い合わせをいただいた時、通常即日に返信しております。もし、1日経って、光舜堂からの返信がないようでしたら再度、お問い合わせにご連絡いただくか、あるいは、info.koshund . . . Read more
これは、天然の蛇皮だと業者のかたに言われました。養殖とこの天然?の比較です。20年以上前には、天然に育った蛇皮を二胡には使っていたようです。現在は捕獲禁止になっていますから、天然の蛇皮というのは入ってきません。天然だからと言って必ずしも良い二胡の皮になるとは限りません。天然の松脂というのが、戦前は使われていたのですが、いつの間にか使われなくなったのにはいろいろ理由があると思います。その一つが、安定 . . . Read more
増えるのは光舜堂の仕事のようです。この3年間二胡弾きのみなさん 家に閉じこもってお過ごしだったのでしょう。5月以来二胡系のライヴや、あるいは楽器の販売会や調整会など増えていますね。しっかり3年我慢してきたからでしょうか、かなり高級品の二胡なども売れ始めているようです。また、教室なども普通にコロナ以前のように再開されたところも多いと聞きます。(でも実際はコロナの患者は増えてい入るのですよね!!)そん . . . Read more
この一月ほど光舜松脂を作るのを、休んでいましたが、生産を再開しました。基本となるSというタイプを作るのにはこの暑さは大変役に立っていたのです。そこで多分一年分くらいにはなる量はSを作る事ができました。それ以後の生産過程となる、0やH、あるいはKなどは、かえってこの暑さで作りにくくなってしまいましてしばらく製作を取りやめていました。多摩川べりという事もあり、工房はいくらかは皆さんのお住まいよりは涼し . . . Read more
良い紫檀ですね。小葉紫檀です、でもほとんど黒いですね。多分、相当古い下手をすると100年前?の家具などから製材したものかもしれません。皮もかなり厚いものです、現在の無理やり伸ばしてしまった鱗の大きな皮と違って、かなり強い反発力を持っています。もしかすると20年くらい前に張られた皮かもしれません。最近、このようにかなり高級なというか、明らかに名人作と思われる二胡が続々と届いています。折ろ以外の様々な . . . Read more
小葉紫檀ですね。これは胴の中の部分です。そして、木の弱い部分でしょう。木が成長するときに何らかの外部から受けた傷が、成長するにしたがってその上に新しい細胞が出来上がって、隠れて見えなくなったところでしょう。製材している時に、こういうのが現れる時もあります。丸太を見ただけではわかりません。製材してみて初めて見えてきます。普通はこういうところを棹になどは使わないはずなのですが、、、まあ、使ってしまった . . . Read more