自然観察会や渓流釣り・仕事などで山の中を歩いていると、動物の足跡や糞、木に残された爪痕や角とぎの痕、土を掘り起こした痕や泥浴びをした穴などを目にすることがあります。このような野生動物が残した痕跡のことをフィールドサインと呼んでいます。
(ホンドテンの足跡)
このフィールドサインを注意深く観察することで、実際にその動物を観察しなくても、どのような動物が、どのような行動をしたかとか、どのような生活をしているのかが、ある程度分かってきます。
(ホンドテンの足跡、ゆっくり歩いている時は前後に二つずつ・・・)
そして動物のフィールドサインを追いかけながら山の中を歩き回ることをアニマル・トレッキング(「アニマル=動物」+「トレッキング=山歩き」)と呼んでいます。
特に冬は・・・雪の積もった場所では雪上に残された動物の足跡は見つけやすく、スノーシュー・かんじき・スキーなどを履いて散策する自然観察会が増えてきましたね。
今日は仕事で山の中に入ったのですが林道工事中の場所に、まだ真新しい、とても急ぎ足で歩いたようなホンドテンの足跡がありました。
(少し慌てて歩き始めました)
そして途中で急にUターンして途中で真横にジャンプ・・・足跡が消えていました。
我々に気がついて慌てたのかな?
そう言えば、先日ネット上で「アニマル・トレッキングを見つけた」と書いてある記事を幾つか見かけたので、頸を傾げながら読んでみたらフィールドサインを見つけた記事でした。アニマル・トレッキングを「動物の散策」とでも勘違いしているようでした・・・
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今日、2月15日はこのブログの1歳の誕生日です。
意地だけで?・・・1年365日を1日も休まずに400以上の記事を書いてきました。でも随分と無理をしたため、内容の無いものなども沢山ありました。
今日からはあまり無理をしないで、休刊日も作ってボチボチと続けていこうと思っています。まあ、内容的には同じですが・・・。
これからも、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。