紅葉が終わりに近づき、落ち葉が舞い始めるこの時期に微かな芳香を放って白い花を咲かせているヒイラギ・・・
冬に花を咲かせるから木編に冬と書いて柊(ひいらぎ)なのですね。
キンモクセイと同じ仲間だけど花の匂いが奥ゆかしいです・・・
ヒイラギの葉は常緑でクチクラ層が発達して肉厚、葉の縁には針状の鋭鋸歯があるのですが、老木になると棘が無くなり全縁になってしまいます。
冬芽は赤味を帯びた緑色~赤紫色で短毛があります。側芽には副芽があって二個並んでいるので面白い形に見えますね。
葉痕は半円形~馬蹄形で維管束痕が数個並んでいます。
(冬芽と葉痕:157種類目)
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