今日は大寒で「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」で寒さが一番厳しくなる頃なのですね。そして私の星座「みずがめ座」の始まりでもあるのですね。
ということで久しぶりに寒さに耐えて頑張っている「冬芽と葉痕」シリーズです。今回はカラスザンショウでサンショウと同じミカン科のサンショウ属ですが、低木のサンショウとは違って15m位の高さに育つ落葉高木です。樹皮は灰褐色でいぼ状のトゲが不規則に生えています。
幼木は特に刺状突起と呼ばれるトゲが多く素手で持つと痛くて大変です。可愛いなんて安易に触ってはダメですぞ・・・
葉痕はあまり盛り上がらずに心形~腎形で3個の維管束痕が見られます。
幼木の葉痕は幼い愛嬌のある顔に見え、下の写真の様に頂芽(裸芽)が残されていることが多々あります。
少し大きめの木の葉痕はそれなりに大人びた顔に見えてきますね。
冬芽は3枚の芽鱗に包まれた半球形で枝元の側芽は発達していません。
髄は太くフカフカ、空室が有ると図鑑に書いてありましたが幼木のため空室は見られませんでした。
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冬芽でわかる落葉樹〔改訂版〕 |
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