ヒメシャラは群馬県には自生しない落葉性のツバキ科ナツツバキ属の高木・・・樹皮は赤褐色で滑らかですが薄く剥がれ落ちるので斑紋状になっていてナツツバキ(シャラノキ)やサルスベリ(百日紅)と似ていますが、赤味が強く繊細な感じです。
本年生枝は褐色もしくは赤褐色で最初は毛があり後に無毛となります。葉や芽は二列互生・・・
冬芽は長卵形で扁平、片側に反り返っています。4~6枚の芽鱗が重なり合っていますが、早期に2枚が落下して晩冬~初春には4枚の事が多くなります。
同じ属のナツツバキ(シャラノキ↓)は紡錘形で2~4枚の芽鱗に包まれ、晩冬~初春には2枚のことが多くなります。明らかにヒメシャラとナツツバキ(シャラノキ)の冬芽は違いますね!
葉痕は半円形で維管束痕は一つです。芽鱗が8枚の事もまれにあるようです(↓)。
(冬芽と葉痕:175種類目)
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冬芽でわかる落葉樹〔改訂版〕 |
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