午前中は林業、水産業関係を中心に、午後は水産業、林業、農業を掛け持ちです❗
最近、冬芽と葉痕を見ながら樹名表の間違い探しをしている自分がいました。 「そんな細かいこと言わなくても・・・」と思うのだけど冬芽と葉痕のほうが違いが分かりやすかったりする場合も多々あるのですね。
と言うことで、今回は「ハゼノキ」と表示してあった「ヤマハゼ」です。ハゼノキやヤマハゼはウルシ科ウルシ属の落葉樹で共に奇数羽状複葉ですがハゼノキは表裏とも無毛、ヤマハゼは毛が散生します。冬芽もハゼノキは無毛の芽鱗に包まれますが、ヤマハゼは赤褐色の毛が密生した裸芽(↓)・・・
葉痕は少し盛り上がったハート形で維管束痕が多数みられます。葉痕の上に付いた側芽は頂芽よりも小さく卵形~球形で下に行くほど小さくなります・・・
円形の盛り上がりは花が落ちたあとの花軸痕(果軸痕)ですね・・・
髄は何となく多角形に見える白色でウルシと違ってウルシ液溝は確認できません。ウルシ液は出ないと言われているのですがこの木を弄ると何となく痒くなるのは気(木)のせい???
(冬芽と葉痕:177種類目)
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冬芽でわかる落葉樹〔改訂版〕 | |
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