かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

群馬県農林水産業関係機関成果発表会(林業)・・・

2015年02月06日 | 農林業

2月4日(水曜日)に行われた群馬県農林水産業関係機関成果発表会では水産部門で聞きたかった発表が押してしまい農業関係の有害鳥獣駆除の発表が聞けませんでした。そして林業部門では「原木自動選別機導入による原木集荷販売の取組」や「ツツジの衰退・枯死と開花不良について」「ツキノワグマの出没予測」「赤城南面におけるニホンジカ」などを聞いてきました。それにしても林業関係は参加者が多いですね・・・

2課題を紹介しておきます。まずは「8年間の堅果類豊凶モニタリングから得られたツキノワグマの出没との関係について」で、豊凶と出没の明確な相互関係が報告されました。

ブナは豊作から大凶作まで増減幅が大きく5~6年に1回くらいしか生り年が無いが、ミズナラ・コナラ・クリは極端な凶作も無く増減幅が小さく隔年で豊凶を繰り返して一定の餌資源として重要な役割を果たしているとのことでした。

そして全ての樹種が凶作となる年には有害捕獲数が増え負の相関関係が有ることが報告されました。(つまり堅果類が不作の年は9月以降の出没が多くなる・・・)

林業部門の最後は「ライトセンサスからみた赤城山南面におけるニホンジカの動向について」でした。最近はニホンジカが増えて林業・生態系被害が増大して対策が急がれているところですが、この調査によっていろいろんことが見えてきました。

GPS首輪を使った調査ではニホンジカの行動範囲が狭いことが分かってきたようです。

と言うことは狭い範囲での捕獲駆除では効果が低いことがかんがえられます。広範囲のエリアで繰り返し駆除を行っていかないと有効ではないのですね。(↓この装置で配合飼料を与えおびき寄せてくくり罠で捕獲すると効率が好いらしい・・・)

 

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