先日の特用林産実習は竹林管理でタケノコ掘り、ワラビの収穫、タラノキの管理実習でした。
タラノキは根挿し法で増やし、発芽1年目は軽度の剪定をしますが2年目以降は頂芽から第2側芽まで収穫したら当年枝の基の2芽くらいを残して剪定し翌春に背の高さで収穫できるようにします。
作業中に小さな虫が蠢いているのでよく見るとネジロカミキリでした。翅の根元付近(根)が白い6~8mmの小さなカミキリムシですがタラノキが大好きで食害も起きているのです。探してみると至る所にネジロカミキリがいて捕まえてみると数十頭に・・・
害虫として見なければ可愛いですよね・・・
この時期にペアリング中だから成虫越冬なのかな・・・
さらに食害されて枯死している株も数本見られたので・・・
掘り起こして割ってみるとカミキリの幼虫が入っていました。
中には蛹になりかけている個体もありました。
こちらはセンノキカミキリだと思うけど成虫で確認するため学生に飼育させることに・・・
そして今年は本格的に防除しなければ・・・食べ物だから安全を考えてボーベリア菌を使った微生物防除剤が良いのだけど高いなぁ!
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(2991話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらも応援よろしくお願いします。
おいしく食べる山菜・野草 (採り方・食べ方・効能がわかる) | |
クリエーター情報なし | |
世界文化社 |