先日の群馬県農林業関係機関成果発表会の水産分科会で人気があったのがカワウ関係の発表です。本来なら他の分科会に参加しているであろう方たち(私も含め)の顔も多く見られました。発表は「カワウの採餌生態」と「かかしの効果を高めるには」の2課題です。
最初の「採餌生態」ですが、内容は(室内実験なのですが・・・)池にウグイとアユを別々に入れて食べさせてみると捕食の割合は変わらないのだそうです。
次にアユとウグイを同居させて捕食させると、逃げ足の遅いウグイの方が多く食べられてしまうそうです。そして水深は捕食数にはあまり関係ないようです。
笹(竹)を伏せるとカワウは笹の中まで入って捕食することは無く、障害物の中に潜る習性のあるウグイの捕食数は減ったそうです。
そこで私の質問です。「笹を縦に2段(水中にも笹が入っている)なので、アユは其処には逃げ込む習性はないのではないのか? 笹を表層に横2列に伏せた場合どうなるか研究して欲しい」と要望しました。現場ではわざわざ水中に竹を入れませんので・・・
次に、カワウの食害を防ぐためにかかしの効果を高める方法の研究です。
要は、ストレスを与えるとともにかかしを関連づける。パブロフの犬かぁ?
鉄砲で撃ったり、花火で脅かしたりしてストレスを与える時に常に同じ服装をしておいて、かかしに同じ服装をさせれば効果は上がるはずだと・・・
さらに、効果を上げるためには必要の無い時期にはかかしを片付けて置くことだそうです。慣れを無くすのですね!
そう言えば、まだ河原にかかしが放置されていた場所があったぞっ!
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自然観察会や渓流釣り・仕事などで山の中を歩いていると、動物の足跡や糞、木に残された爪痕や角とぎの痕、土を掘り起こした痕や泥浴びをした穴などを目にすることがあります。このような野生動物が残した痕跡のことをフィールドサインと呼んでいます。
(ホンドテンの足跡)
このフィールドサインを注意深く観察することで、実際にその動物を観察しなくても、どのような動物が、どのような行動をしたかとか、どのような生活をしているのかが、ある程度分かってきます。
(ホンドテンの足跡、ゆっくり歩いている時は前後に二つずつ・・・)
そして動物のフィールドサインを追いかけながら山の中を歩き回ることをアニマル・トレッキング(「アニマル=動物」+「トレッキング=山歩き」)と呼んでいます。
特に冬は・・・雪の積もった場所では雪上に残された動物の足跡は見つけやすく、スノーシュー・かんじき・スキーなどを履いて散策する自然観察会が増えてきましたね。
今日は仕事で山の中に入ったのですが林道工事中の場所に、まだ真新しい、とても急ぎ足で歩いたようなホンドテンの足跡がありました。
(少し慌てて歩き始めました)
そして途中で急にUターンして途中で真横にジャンプ・・・足跡が消えていました。
我々に気がついて慌てたのかな?
そう言えば、先日ネット上で「アニマル・トレッキングを見つけた」と書いてある記事を幾つか見かけたので、頸を傾げながら読んでみたらフィールドサインを見つけた記事でした。アニマル・トレッキングを「動物の散策」とでも勘違いしているようでした・・・
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今日、2月15日はこのブログの1歳の誕生日です。
意地だけで?・・・1年365日を1日も休まずに400以上の記事を書いてきました。でも随分と無理をしたため、内容の無いものなども沢山ありました。
今日からはあまり無理をしないで、休刊日も作ってボチボチと続けていこうと思っています。まあ、内容的には同じですが・・・。
これからも、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
朝、佐久ICを降りると併走している車で手を振る人が・・・邦ちゃんです。不案内の道なので後から付いて来るとのことです。しかし、道は圧雪が凍ってツルツルです。2度も尻を振ってスリップ、慎重に運転して何時もより時間が掛かって到着です。
立花屋さんに着いてみると10人以上のネット仲間が集まってきました。
受付を済ませ、暫く情報交換などをして湖上に立ちます。樹氷がキラキラとっても綺麗です
(中央から立花屋さん方面をパチリ)
(キラキラ光る樹氷・・・)
(葱坊主さんは、こんな文明の利器を使って簡単に穴を開けています。モデルは千釣さん)
下見をしてあった酔漢公魚会のOzuさんにくっついて邦ちゃんや千釣さんたちとタヌキ屋前に入ります。そこそこに当たりますが続きません。渋ってきても魚影が時々通過するので移動を決断出来ずにズルズル・・・
9時半に77尾で釣れなくなって、やっと見切って姥の中央に移動します。先に移動していた酔漢公魚会のNさんは結構上げているようです。
ここで37尾を追加して終了時間に・・・Nさんは191尾で優勝・・・私は77尾も差をつけられて8位でした。
優勝したNさん
(5位の源ちゃん) (6位の葱坊主さん)
(7位の邦ちゃん) (そして8位・・・)
(狂的コージさん、しっかりビールをゲット) (悩深さん)
(そして千釣さん、何と14位で合切箱・・・羨ましい) (タヌキ屋で最後まで頑張ったOzuさん)
(ノリさん・・・お久しぶり) (そしてフジノさん・・・30位で合切箱?)
表彰式が終わって、姥に戻り2時30分少し前まで釣って31尾を追加して145尾で終了しました。皆さんお世話になりました。また来シーズン宜しく・・・・
私は渓流モードに入っていきますね!
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昨日、どうにも膝と腰が痛く、更に胃と腸が具合が悪くなってキリキリ痛むため同級生がやっている医者へ行ってしまいました。膝は使いすぎとか、腸は動きが悪いとかで注射を両膝、腰にそれぞれ2本、血管注射を2本の計6本も打たれて、今日は安静にして明日の仕掛け作りでもしようかと思っていたのですが・・・・
友人のK君に電話すると「富岡のため池で釣れているよ」と言う話で、のこのこと付いていってしまいました。
たくさん釣れた時は4~5束、それも大型が釣れたそうですが、狭いため池なので資源が限られていたのでしょう。最近は釣れないとのことでガックリ!
それでも、1人2人と釣り人が増えてきて・・・10時頃には10人以上になっていました。
雪のちらつく寒い日だったので、早々に竿を仕舞って引き上げてきました。
さて、明日の準備を始めよう! 明日は松原湖の宮本屋さんの大会です。そして、これが私にとってはワカサギの穴釣りが最後になる予定です。
次週は新潟の山小屋の雪堀、フィッシングショー、その後は渓流モードに突入です。
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赤城大沼のボート釣り解禁前の試し釣りの釣獲魚の年齢と体長のグラフです。この時点で当歳魚が全然居なかったようです。考えられることは①釣れる大きさに達していなかった、②当歳魚が居なかった、③小さく数も少なかった などなどでしょう。
その後の追加調査で穴釣りの魚には当歳魚が確認できたそうですから②は無いということですね。
榛名は当歳魚も越年魚もバランスよく居るようです。問題は如何に氷を張らせるかでしょう!
氷を厚く張らせる方法を誰か研究してくれないかなぁ!!
ワカサギの年齢構成を見ただけでは釣果にどう響くかははっきりしませんが、次の年以降に資源が継続するかどうかは分かります。これにワカサギの総量が調査できれば釣れるか釣れないかが分かるのですが・・・。
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里雪になったと思ったら、気温が24度まで上がって、またもや雪と何ともコロコロ変わる天気が続いていますね。
昨夜から降り始めた雪は湿雪で、あまり積もりませんでしたが、大事をとって早めに出ました。私の車は四駆でスタッドレスだから良いのですが・・・
妙義山は何時見ても綺麗ですね。
たまには高田川からみた妙義山も・・・・
今日も、ノスリ君は何時もの場所に居ました。
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まずは、林業分科会の発表内容からです。私が興味を持ったのはクマの被害防止とコシアブラの栽培について・・・。
まずは、クマの皮剥ぎ被害についてです。なぜスギなどの皮を剥ぐのか不明だそうです。防除法としては被覆型の防除資材を幹に巻きつけることでかなりの効果があるようです。
そして、クマの出没状況は森林内の堅果類(ブナ、ミズナラ、コナラ、クリなどの実)の出来具合によって変わるようです。実が豊作のときは山に・・・「ごもっとも」ですよね!
下の写真は調査のためGPSを装着されたクマ達・・・。
興味ある結果は、オスとメスの行動範囲が違うこと・・・オスは行動範囲が広く、メスは狭い、さらにメスは行動範囲がダブルことがあり、同時に同じ場所で行動することもあるとか・・・。
そして、最近は山菜として人気のあるコシアブラの人工栽培の可能性です。
今まで、栽培技術が確立されていなくて山取りが中心なので乱獲が心配されています。でも、実生では初期成長が遅いので接木での繁殖を検討したそうですが・・・
台木に使ったのがヤマウコギとタラノキだそうです。ヤマウコギはあまり良くなかったようですが、タラノキは上長成長が良かったようです。
でも・・・タラノキの台木はモンパ病などの病気に弱い、肥大成長が少ないなどの心配があったので、ついついその点について質問してしまいました。
何とかコシアブラの大量生産が出来るような栽培技術が確立されるといいですね。
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池の石垣下に車を停め、坂道を上がります。ところが不用意に顔を出すとバサバサと他の水鳥たちが飛び立ってパニック状態になってしまいます。這うようにして近づいてシャッターをきりますが、鳥たちはだんだんと遠ざかっていってしまいます。
幸いにも今日のカワセミは撮影しやすい枝に止まっていてコガモとツーショットが撮れました。
他にはアオサギ、ダイサギ、カルガモ・・・
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2月1日に解禁となった霊仙寺湖ですが、本日の情報で営業中止となったようです。
急激に氷の状態が悪くなったようです。
明日は松原湖を予定していたのですが、急な用事ができて中止です・・・次回は14日の宮本屋さんの大会かな!
霊仙寺湖の詳しい情報はこちらでご覧ください。(クリックして下さい)
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前に2回ほど予告した「群馬県農林業関係成果発表会」に行ってきました。群馬会館で行なわれた開会式に参加したあと、皆さん目的の会場に散らばっていきました。
私は、まずは林業分科会の会場へ・・・内容の充実したもの、もう少し検討を要するもの、などなど様々でした。
そしてお昼休みには県民ホールで行なわれているパネル展示や即売会に・・・
水産試験場のの目玉はなんと言っても「ギンヒカリ」・・・燻製の試食は11時に終わっていました。次は13:30、これも発表中で試食できないかなぁ。
こちらは林業試験場のパネルです。
園芸関係では、冬アジサイの即売・・・。名前はスプリングエンジェルだそうです。
午後は、まず水産分科会に行ってカワウの発表2題を聞いて・・・その後は林業分科会に戻りました。
参考になった発表の詳しい内容は後日にポチポチと記事にしていきますね。
私がノスリを確認している場所はけっこう交通量が多いのですが、田畑が広がっていて餌のネズミやモグラがたくさん獲れるのでしょうか、毎朝のように見かけます。よっぽど居心地の良い場所なのでしょうね。
すぐ傍を車が通っていても、木の枝に止まったり、田んぼの給水装置に止まったりして、じっと餌探しをしています。
しかし車を止めて窓を開け、カメラを構えると直ぐに飛び立ってしまいます。カメラを構えなければ大丈夫なのですが、気配を敏感に感じているのですかね?
遠くからだと200mmでは上手く撮れません!
ところでノスリはトンビと同じくらいに軽く扱われることが多いような気がしませんか。
何故かと言うと・・・普通に見られる、ネズミなどが主食で鳥やウサギなどを狩しない、色が茶色で目立たないなどですかね・・・?
やはり好かれるのはオオタカやハヤブサなのでしょうか?
障害鳥で運び込まれたオオタカとハヤブサですけど、画像を・・・。
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今朝は早目に出てブログネタを探しに・・・早速、田畑の中の小川沿いの斜面に生えた木の枝にノスリが止まっています。手前で車を停めてカメラのセットを始めますが、なんとSDカードが入っていません。昨夜画像データを取り込んでパソコンに挿入したままでした。結局、撮影は諦めて職場に早目に着いてしまいました。
と言うことで、ノスリの記事は明日に期待して、今日は冬芽の記事にしました。今回は羽状複葉の樹木の冬芽です。羽状複葉と言っても冬芽には羽状複葉の共通の特徴は有りませんが・・・。
まずは、外来種のシンジュ、またの名をニワウルシと言います。中国原産の高木で野生化しています。枝には褐色の皮目が多く葉は奇数羽状複葉で互生します。葉痕は大きくハート型です。和名のシンジュ(神樹)は英名を直訳したものだそうです。
そして拡大すると、この曲線が何となく妖艶じゃないですか?
次は、ヌルデです。冬芽は互生して丸い形をしています。目は柔らかな毛にびっしりと覆われています。葉痕は馬蹄形やU字形、V字形になります。
拡大するとこんな感じ・・・鼻が大きくて口の大きい・・・何の顔だろう!
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昨日は法事で釣りは無し・・・でも強烈な冬型で嵐のようでしたので行かなくて良かったかなぁ。
そして、今日は解禁から一週間も経ってしまった霊仙寺湖へ向かいました。ところが朝は、まだまだ冬型が残っていて横川SAからチェーン規制です。除雪車が並んで低速で走っていてイライラ。その後も何度も除雪車の後を走らされて時間が掛かりすぎで、さらに更埴JCを過ぎると雪が深く低速走行で信州中野まで2時間以上掛かってしまいました。
下道に下りてからはナビが古すぎてルートが良く分かりません。迷人に電話すると幸いにも近くに居るとのことで待っていてもらって道案内をお願いし、開始時間前に何とか到着できました。(迷人殿、何時もいつも、お世話になって申し訳ありません。)
(この写真は帰りに撮った写真です。)
霊仙寺湖について早速カタツムリを引いて湖上に出ていきますが、雪が深く、一歩一歩が足を捕られてしまいます。やっと目的のポイントに着きますが、直ぐには穴を開けられないほど疲れてしまいました。(でも、迷人はさっさと開けて始めるのです。タフだなぁ!)
その後、片岡公魚倶楽部の面々も到着して並んで開始しました。
釣れたから撮り直せだって・・・
こちらも釣れて・・・
今日の天気は、朝の内は雪が降っていて・・・見る見る積もっていきます。
お昼前くらいから晴れて・・・カタツムリの中は暑いほどになりました。
朝は時速50くらいで結構いい滑り出しで、8時半には1束に・・・だんだん落ちて11時に2束とここまでは良かったのですが、その後はまるっきり渋くなってしまいました。
お昼を食べたり、写真を撮ったりしながら、何とか3束は釣りたいと頑張って2時半少し前に達成し納竿しました。
帰り道にロープの外に小屋が二つ・・・今日まで黄金伝説のロケが行なわれていたそうです。
そして車道に出ると丁度ロケの撤収中でした。何を思ったか片岡公魚倶楽部のはまとらさんがスタッフにおねだり・・・見事にコードリールをゲット、もうお一方はサラダ油を・・・何と言う連中でしょうね!
(後で聞いたら、おねだりしたのではなく、見ていたら必要の無いものは上げると言われたのだって・・・それなら私も呼んでくれたらよかったのに・・・)
今日の釣果・・・・・
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