しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

自殺率大国日本!

2010年02月10日 | Weblog
資料の表はWHOの2009年である。
自殺者数が3万人を超え、毎年その数を更新している状況は失業者数と自殺者数との関連で述べられる場合が多いがこのデータを見ても日本が欧米先進諸国の中では「世界一」の自殺率大国というありがたくない評価をいただく数値を見て取れる。

10万人あたりでは「24.4人」であり、ベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン、ハンガリーに次いで世界6位であるがこれらの国は国内の混乱から体制移行国の特徴として数字が高い訳で日本が民主党に政権が変わったから自殺率が高まった訳ではない。

ど~も日本の自殺率の高さはやはり「異常」といわざるを得ないようだ。
英国エコノミスト誌では「日本人の自殺ー死は誇らしいか」という論文で日本人の文化的な要因、あるいは社会的特性であり、「日本社会は失敗や破産の恥をさらすことから立ち直ることを滅多に容認しない。自殺は運命に直面して逃げない行為として承認されることもある。サムライは自殺を気高いものとみなすのだ」と論じている。

WHOの見解は「日本では自殺が文化の一部となっているように見える。
直接の原因は過労や失業、倒産、いじめによるものだが、自殺によって自身の名誉を守る、責任を取るといった倫理規範として自殺が捉えられている。」と指摘している。

尚、韓国は別ベータによれば2004年に日本を抜いたとの報道もあります。

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